Archives for November, 2015

甘いものが原因じゃない!歯科医が警告「虫歯を招く」NG食習慣3つ

毎日きちんと歯磨きしているのに、なぜかむし歯ができてしまった……という経験はないでしょうか? もちろん、歯磨きのやり方がまちがっていたせいとも考えられますが、実は日々の食習慣によってむし歯ができやすくなるおそれもあるようです。 そこで今回は、クラジ歯科医院院長・倉治ななえ先生監修の書籍『図解 むし歯 歯周病の最新知識と予防法』を参考に、歯にとってよくないNG食習慣3つをお届けしたいと思います。 ■NG1:食事と食事の間にお菓子をだらだら食べる “甘いものは歯によくない”といわれますが、砂糖などの甘いもの自体がむし歯の直接の原因になるわけではありません。 歯にとってもっともNGなのは、1日に何度も砂糖入りコーヒーやジュースを飲んだり、お菓子をちょこちょこ食べたりすること。 水やノンシュガーのお茶以外のものを口にすれば、多くの場合、口のなかは酸性に傾き、歯からミネラル分が溶け出す“脱灰(だっかい)”が始まります。 むし歯予防のためにはこの脱灰の時間をなるべく減らし、歯が修復する“再石灰化”の時間をまとめて長くとることが重要なのですが、“だらだら食い”の習慣があると口内がいつまでたっても酸性の状態で、むし歯のリスクが高くなってしまうのです。 甘いものやジュースなどは食後のデザートとして食事のあとに続けて食べて、そのあとにしっかり歯磨きするようにしましょう。超音波洗浄器 ■NG2:酸の強い飲み物をよく飲む 酸の強い飲み物とは、ビネガードリンク、コーラやクエン酸入りの清涼飲料水、スポーツドリンク、果実ジュース、果実酒など。 こうした飲み物をよく飲んでいると、酸によって歯が溶ける“酸蝕(さんしょく)”が起こって歯のエナメル質が薄くなり、歯がしみたり、むし歯になりやすくなったりするおそれがあるとのことです。 特に前項でもお伝えしたように、食事と食事の間にチビチビだらだら飲むのは歯にとってもっともよくありません。 酸の強いドリンク類は単独では飲まず、食事中に飲むようにしましょう。他の食品と一緒にとれば、酸が歯にダイレクトに作用しにくく、また唾液の力で酸が洗い流されるそうです。 ■NG3:よく噛まずに早食いする ランチの時間が十分にとれないときなどに、つい早食いしてしまう人も多いことでしょう。ところが、あまり噛まずにものを食べていると、むし歯や歯周病のリスクを高めてしまうおそれがあります。 というのも、食べ物を噛むことで分泌される唾液は、口のなかの健康を保つための重要な役割を担っているからです。むし歯菌や歯周病菌の繁殖を抑える作用や、食後に口の中の酸を中和する作用、再石灰化による歯の修復作用といった効果があるといいます。 しっかりと噛むことで満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防ぐこともできますし、健康のためにも美容のためにもできるだけひと口で30回噛むように心がけましょう。 以上、歯にとってよくないNG食習慣3つをお届けしましたがいかがでしたか? 食後にしっかり歯磨きするだけでなく、食習慣も改善することでむし歯をはじめとする口内トラブルを予防しましょう。
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口内炎が出来てしまったときに食べると良いもの

はじめに 口内炎は、身体の疲れや精神的ストレス、ビタミンB2やB6、ビタミンCの不足により、できやすくなるそうです。 筆者も口の中をよく噛んでしまうので、それが原因で口内炎が続くことがあります。そこで、口内炎におすすめの食べ物をご紹介します。 おすすめなビタミン類3選 1:ビタミンB2を多く含む食べ物 イワシ、サンマなどの青魚 レバー 卵 牛乳やチーズなどの乳製品 干し椎茸、シメジなどのきのこ類 わかめやひじきなどの海藻類 2:ビタミンB6を多く含む食べ物 キャベツ バナナ レバー 大豆や、大豆加工食品 卵 鶏のササミ 3:ビタミンCを多く含む食べ物 レモン、みかんなどの柑橘類、カシス、アセロラ、イチゴ、キウイフルーツ パプリカ、ピーマン ブロッコリー ビタミンCは、熱や水にさらされてしまう性質があるため、生で食べられるフルーツや、加熱時間を短くするなど工夫して食べるのがおすすめです。 ビタミンや口内炎に効くサプリメントと併用する 上記の食べ物を毎食バランス良く摂取できれば一番いいのですが、そうも言っていられないときには、ビタミン系のサプリメントを飲むのもおすすめです。マイクロモーター歯科 こちらは口内炎を治りやすくする他に、予防する効果も期待できます。 睡眠不足や疲れが溜まっていると感じるときに、飲むといいと思います。 バランスの良い食事を心がける 筆者は口内炎が出来てしまったとき、比較的取り入れやすい乳製品や大豆食品を摂るようにしています。 他にも、キャベツや卵などは毎日の料理に使いやすいのでおすすめです。…
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歯科で違法薬物の検査も?

歯科医による診療では、歯を調べるのみならず、違法薬物の検査もできるという報告が出ている。 米国の歯科医を対象に検証 米国コロンビア大学のメールマン公衆衛生学部のリサ・メッチュ氏らの研究グループが、アディクション誌において2015年8月に報告。同大学も紹介している。 研究グループは、2010年2011年にかけて行われた全国調査によって歯科開業医1802人を抽出して検証。71%から回答を得て分析している。 女医が積極的 調べたところ、業務の一環として薬物使用検査を実施している歯科医の86%。責任とまで捉えているのは68%とやや低かった。 年齢の高い歯科医は、若い歯科医と比べて消極的となっていた。卒業が最近であるほど積極的という結果。 さらに、男女差も関連していた。女性の歯科医61%は歯科医の役割と考え、男性の歯科医の52%よりも多かった。 歯科医が薬物を止められる 薬物使用は、歯の健康だけでなく、健康全般を損なう可能性があると説明。歯科ユニット 覚せい剤のメタンフェタミンを原因とする症状には、ひどい虫歯、歯質表層の損失増加、進行した原因不明の歯周病、複数の欠損歯などがあるという。このような症状がある人は、かぶせ物やホワイトニングのような審美的な治療を求めることが多いと解説する。 歯科医は薬物使用についてさらに尋ねたり、薬物を止める治療を勧めたりする機会があるということだ。 日本でも薬物問題は起こっており、関心を集めるところはあるかもしれない。
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猫や犬は虫歯にならないって本当?

唾液がアルカリ性だと虫歯にならない? 人間の唾液は弱酸性か中性なのですが、犬や猫は人間よりもphが高く、アルカリ性であるようです。虫歯になる原因というのは、細菌の酸の排出によりpHが低下して酸性に傾くとエナメル質が脱灰してしまうことでなってしまいます。 ですので『犬や猫の唾液がアルカリ性傾向にある』ということは『人間より犬は虫歯になりにくい』と言えるでしょう。歯科機器通販 ※細かく調べていると『犬や猫はアルカリ性じゃなく中性だ』とか『犬はアルカリ性だが猫は中性だ』とか書いてある記事もですが『人間よりはphが高く、人間よりはアルカリ性寄りである』というのは事実だと思います。 虫歯菌がいないから虫歯にならない? 人間の口の中で悪さをする虫歯菌。この虫歯菌が酸を排出してしまうが為に虫歯になってしまうのですが、犬や猫の口の中には基本的には虫歯菌がいません。しかしペットとして飼われている犬は猫は、人間と同じようなお菓子や食事を与えられてしまった場合には虫歯菌が住み着いてしまうようです。 他の動物達にも同様な事が言えるようで、砂糖を含んでいる食事を与えられている動物には虫歯菌はいますが、野生の動物の口の中にはあまり虫歯菌がいないようです。 やっぱり猫や犬でも虫歯になっちゃう 上記の理由の他にも人間の口腔内の環境の相違点としては『歯の作りが尖っているので食物が咬合面などに付着しにくい』など等ありますが、実際には犬や猫でも虫歯になってしまいます。 『犬や猫は虫歯にならない!!』と言い切っている人もいますが、実際に虫歯になっている症例とか多くありますから、それはガセネタです。 野生のままで糖質類や炭水化物なども食べなかったら虫歯になる可能性というのは極めて稀なのですが、ペットとして飼われて人間と同じような食事を与えられてしまったとしたら、人間と同じように虫歯になってしまいます。 飼い主はペットの口腔内のケアもしっかりしてあげないと、虫歯になって可哀想な想いをさせてしまうことになってしまうので気をつけましょう!! 動物の虫歯に治療法 もし飼っている犬や猫が虫歯になってしまったら、動物病院に連れて行って下さい。動物病院は口の中まで診てくれます。動物は人間と同じように大人しく口を開くなんて事はありませんから、全身麻酔して治療をする場合が多くあるようです。 全身麻酔というのはリスクがあり、必ずしも安全だとは言い切れません。人間より体が小さいので薬の量の調整とかはかなりシビアなようです。
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病院で口臭の治療をしたい!何科に行くべき?

口臭の原因のほとんどは口の中にあります。歯みがき、舌みがき、水分補給などで生理的な口臭をケアしても改善しない場合は、病院で診察を受け、その原因を調べたほうが良いでしょう。超音波洗浄器 口臭治療のために病院へ行く場合には、口の中の病気の有無から調べることをオススメします。 口の中の病気を治療する場合 (1)歯科 最初に受診したいのは歯科です。日本臨床歯周病学会や日本口臭学会によれば、口臭の原因は歯周病か虫歯といった口の中のトラブルが、全体の90%を占めるとも言われています。 歯周病や虫歯が見つかったら、まずはこれらの治療に専念しましょう。それでも口臭が治らない場合には、「口臭外来」という専門診療科を受診してみましょう。 (2)口臭外来 歯周病や虫歯が原因でない場合は、詳しい検査が受けられる口臭外来へ行くことをオススメします。 『病院での口臭の検査方法』に詳しく解説していますが、口臭外来では、唾液の検査をはじめ、口臭測定器を使った検査、尿検査などを受けることができます。さまざまな角度から調べることで隠れた口臭の原因を見つけることができるでしょう。 口の中の病気ではなく、他の病的原因が見つかった場合にはそれぞれの病気にあった専門の診療科を受診します。 口の中の病気以外の病的原因による口臭を治療する場合 (1)耳鼻咽喉科 蓄膿症、扁桃炎、膿栓(臭い玉)などが原因とみられる口臭は、耳鼻咽喉科を受診します。改善がみられると特徴的な「肉の腐った臭い」や「膿の臭い」が、気にならなくなるでしょう。 (2)内科 肝機能や腎機能の低下が疑われる口臭は、内科を受診しましょう。肝臓や腎臓の機能が正常に戻ると、「タマネギが腐ったような臭い」や「アンモニア臭」が解消されるようになります。 (3)内分泌科 糖尿病による口臭は、内分泌化を受診しましょう。糖尿病が原因となる唾液の減少が改善されると、「リンゴの腐ったような甘酸っぱい臭い」の口臭も解消されていきます。 病気によっては、治療期間が長期に渡る可能性もあります。その場合はすぐに効果を期待することはせず、根気よく病気の完治を目指しましょう。 また、具体的な病的原因が見つからないのに口臭が気になる方は、「自臭症」という精神的な原因も考えられます。その場合は、口臭外来や心療内科のドクターに相談することをオススメします。
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知らない間にリスク4倍!? 歯科医が教える「歯科検診」の重要性とは

1年に1回は健康診断を受けている方も多いと思います。そこで質問ですが、同じように“歯の健康診断”、つまり歯科検診は受けていますか? 歯科検診を受ける人と受けない人との間では、将来的に歯を何本残せるか、その数が大きく変わってくるとか……。 そこで今回は、富山県の小矢部市で『渡辺歯科医院』の院長を務める歯周病専門医の渡辺智良先生に、歯科検診の重要性を聞きました。 ■歯科検診を受けないと歯周病に気付きにくい そもそも、歯科検診とは何をするのでしょうか? 渡辺先生に尋ねたところ、「歯周病の検査(歯に動揺がないか、歯周ポケットの深さ、歯茎からの出血の有無など)、ブラッシングのチェックと指導、回転器具と歯磨剤による細菌の除去、歯石の除去、かみ合わせのチェック、虫歯のチェック、レントゲン診査など」を、必要に応じてやってくれるとのこと。 これだけ入念に調べてもらえれば、虫歯や歯周病の早期発見につながりますし、デンタルケアのスキルも上達しますね。 「自分で気付くから大丈夫」と考える人もいるかもしれませんが、歯と歯のすき間などに虫歯ができていたら、見た目には気付きにくく、知らず知らずのうちに悪化を許してしまいます。 しかも渡辺先生によれば、歯を失う最大の原因である歯周病は、別名で“サイレントディジーズ(静かな病気)”と呼ばれ、痛みもなく見た目にも分からず悪化が進む恐ろしい病気だとか。 厚生労働省の情報でも、日本人が歯を失う理由の80%はこの歯周病もしくは虫歯によるもので、年齢とともに罹患(りかん)者数が右肩上がりとなっています。糖尿病などと一緒で、歯周病も自分では気付きにくいため、歯の定期的な健康診断が何よりも重要になってくるのですね。歯科ユニット ■5年間で約4倍も歯を失うリスクが違ってくる では、実際に歯の定期的な健康診断を受けると、どれほど歯を失うリスクが軽減するのでしょうか? 渡辺先生によれば、「歯周病治療とメンテナンス(定期健診)をきちんと行えば、歯周病治療を行わなかった人の1/4、歯周病治療は行ってもメンテナンスをしない人の半分しか、歯を失わないという報告もあります」とのこと。 言い換えれば、定期的な健康診断を受けないと“歯を失うリスクが4倍近く高くなる”のですね。 実際、渡辺先生の紹介する米国の論文によれば、歯周病の治療と再発予防の定期健診(メンテナンス)を受けている人が5年間に失った歯の数は本なのに対し、歯周病を放置し、定期的な健診&メンテナンスも受けなかった人は、5年間で本も歯を失ったという調査結果があるとか。 「深い歯周ポケットが残っている人、ブラッシングが上手にできない方、歯周病専門治療を受けた人は1~3か月毎、歯周病のリスクの少ない方は6カ月~1年に1度は歯医者さんでメンテナンスを受けることをお勧めします」 1年に1度くらいなら、無理なく通えますよね。 以上、歯科検診の重要性を渡辺先生に教えていただきましたが、いかがでしたか? 歯を1本でも失うと生活の質は大きく下がるといいます。会社員の方も自営業の方も専業主婦も、まずは近くの歯科医院に足を運んでみてくださいね。
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【半年以上は危うい?】みんなの「歯ブラシ交換頻度」を調査してみたら…

どんな人も毎日お世話になっているであろう「歯ブラシ」。汚れを落とし、健康な歯を保つために欠かせないもの。 そんな歯ブラシの、硬さや大きさなどの好みは人それぞれだろうが、使っているうちにブラシの部分がボロボロになってきてしまう。そんなとき、交換する頻度にも個人差があるのだろうか? 20~60代の男女597人に、歯ブラシの交換頻度について聞いてみた。 ■もっとも多かったのは「月1回」 以上のように、もっとも多かった回答は「1ヶ月」となり、実に4割近く。1~3ヶ月の範囲で交換する人は%と、ほとんどの人がこの期間で交換していると考えられる。 ■交換頻度は磨く長さによる? では、それぞれの交換頻度の理由について見ていこう。 【2週間】 1日1回寝る前のみだが、1回当たり30分磨くので、すぐに開いてしまう。毛先が開くとすぐにうまく磨けなくなるので、2週間程度で交換しないといけない(20代男性/大学生) 【1ヶ月】 毛先が開かなくても、1ヶ月で替えるようにしている(60代女性/自営業) 【3カ月】 1回当たり5分程度で1日2回磨くが、毛先が開き始めるのがちょうど3ヶ月くらいだから(20代男性/会社員) ■適切な交換頻度は〇ヶ月! 適切な交換頻度はどのくらいなのか、実際に歯科医師に聞いてみた。 「毛先が開いてきたら替える、というのが基本です。 ただ、個人差はあるが目安は1カ月程度で、それよりも毛先が開くのが早すぎたり遅すぎたりする人は磨き方に問題があるかも。 また、衛生面からも、1ヶ月に1回程度交換することが望ましい」 アンケートの結果から、同じ歯ブラシを半年以上使う人は%存在している。今一度、歯磨きのやり方を見直してみたほうがいいかもしれない。
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古代ローマに歯科矯正・ホワイトニング・インプラントがあった【歯科情報】

歯列矯正やインプラントは数千年前からあった!? 古代ローマの基礎となったエルトリア文化、それはイタリア半島中部の先住民族であるエトルリア人が築いた文化です。 その古代エトルリア人の少女の歯にゴールドのバンドが小臼歯から反対側の小臼歯まで連なっていたようで、それは下顎を歯列矯正する為に装着された装置ではないかと言われています。 もしエトルリア文化の時代に歯列矯正が行われていたとしたら、もちろん古代ローマでも行われていたでしょう。 その他にも古代ローマ時代の人骨から鉄製のインプラントが上顎骨に埋め込まれたというのが発見されています。エトルリアや古代ローマはとても高度な文化だったとして有名なのですが、紀元2世紀頃から歯列矯正やインプラントがされていたというのは驚きですね。 古代ローマ人が歯を白くしようと使用した物とは? 古代ローマでは『歯を白くしよう』という意識が高まっていたようで、なんとこの時代から歯のホワイトニングは行なわれていたようです。しかも使用されていたのは『人の尿』しかも『ポルトガル人の尿』は高級品とされており、富裕層は多額のお金をつぎ込んでいたようです。 これは自分達ローマ人の尿だと流石に抵抗があった為という背景があるようですが、何故ポルトガルだったんでしょう。しかし、ポルトガル人は自分の尿が売買されていてどんな気分だったんでしょうね。 ちなみに尿の中に含まれている尿素(約2%ですけど)ですが、現代は過酸化尿素にして歯磨き粉だったりホワイトニング剤に使われていたりしているので意外に根拠があったりします。流石は古代ローマ人と言ったところでしょうかね。
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歯ブラシを濡らしてから磨くのはNG?【歯科情報】

貴方は間違ってる?歯ブラシを濡らしてはいけないのは何故? 『歯ブラシを濡らしてから歯磨き粉を付けて磨く』大半の方は、このように磨いているかと思います。勿論、私もそうです。 ですが『その磨き方は間違っているのではないか?』と指摘する歯科医師がいるようです。では何で歯ブラシを濡らしてから歯磨きをしてはいけないのか? 実は歯ブラシを濡らしてから磨くと、歯磨き粉が素早く泡立ちます。そうすると、磨き方が足りないのに綺麗に磨いた気分になってしまうというのです。それだけでなく、泡立ちが良すぎると磨きにくいし配合されている有効成分もうまく作用しず、汚れや細菌がうまく取れません。 歯磨き粉の量も多すぎると能率よく磨く事が困難になってしまいます。歯磨き粉は歯ブラシの毛先の3分の1位の量で充分です。
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口呼吸は虫歯と歯周病の原因になるのか?【歯科情報】

口呼吸だと口腔トラブルが起こりやすい 口呼吸よりも鼻呼吸の方が「歯を守る」という点で良いと言われている事を皆さんは知っていましたか? 何故「口呼吸」が良くないとされているのか?それは唾液の作用に大きく関係しています。 唾液は歯の再石灰化にも大きく関係してきますが、それだけでなく口腔内の汚れを流してくれるという自浄作用をしたり細菌を減らしてくれす効果までもあります。 今までも何度も書いてきましたが、唾液というのは「歯を守る」うえでとっても重要なんです。 そんな重要な唾液ですが、口呼吸だと乾燥してしまい唾液による自浄作用が低下して虫歯や歯周病になりやすくなってしまいます。それだけでなく唾液が乾燥すると口臭がきつくなってしまいますし、さらにはいつも口を開けている為に歯を唇で抑える筋肉まで衰えてしまいます。 鼻呼吸にすると風邪になりにくくなる? では口呼吸ではなく「鼻呼吸」に変えるだけで、何が変わるのでしょうか?まず、上記で述べたように口呼吸だと唾液が乾燥してしまうのですが鼻呼吸だと乾燥しません(当たり前ですが)。 充分に分泌されると再石灰化や細菌の活動などを抑制したりして大いに活躍してくれます。 それだけでなく、鼻は吸い込んだ空気を浄化するしくみが備わっているので細菌が扁桃腺に直接的に付着&繁殖し炎症するのを防ぎます歯科医療機器。 この「扁桃腺」は免疫に係わる重要な器官。炎症を起こして免疫力が衰えるとあらゆる病気にかかる可能性が出てきます。 息を吐く時には息が鼻腔を通る事によって鼻腔を適度に乾燥させて病原菌の繁殖を抑える事に繋がると言います。 これらの事を簡単にまとめると、口呼吸の人は鼻呼吸の人と比べて虫歯や歯周病になりやすく、口臭もきつくなって風邪にもひきやすくなるということです。口呼吸は悪い事ばかりのようですね。
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