Archives for June, 2017

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根管治療の流れについて

治療の前の準備 歯や詰め物などを切削し、歯髄、または根管部分を露出させ、歯髄がある場合にだいたいの歯髄を取り除きます。過去に根管治療をし、歯髄を取り除いていた場合は、根管内に詰めている薬剤をできる限り取り除いておきます。 清掃 根管治療用の小さな器具を使って、感染している歯質や残存している歯髄、薬剤などをこそぎ取り、清掃を行います。   洗浄・消毒 薬剤を使用して洗浄・消毒をし、症状に応じた薬を詰めます。(電気的根管長測定器) 場合によっては歯科用レーザーを併用し、根管内の殺菌や消毒を行うこともあります。 治療の後に 根管治療後に、痛みや炎症などの症状が落ち着いたら、根管内への細菌の侵入を防ぐために、専用の薬剤で根管を埋める「根管充填」という治療を受けることになります。根管充填後に症状が無ければ、被せ物や詰め物をいれるために、歯を削って整えた後に型取りへと進みます。
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ホワイトニング

ホームホワイトニングの注意すべきこと

オフィスホワイトニングでは、歯科医師や歯科衛生士が全ての処置を行ってくれます。 ホワイトニング剤の濃度もきちんと管理されていますので、安全性については十分配慮が成されています。 ですので、もしもホワイトニングによるトラブルが起こるとしたら、ホームホワイトニングです。 ホームホワイトニングは、マウスピースにホワイトニング剤を塗布し、それをお口にはめることで歯を白くします。 マウスピースを作成するのも、ホワイトニング剤を処方するのも歯科医師ですので、本来であれば、ホームホワイトニングでもトラブルは生じません。(ホワイトニング機器) ただし、事故などで歯の表面に傷が出来たり、欠けたりしているにも関わらず、ホワイトニング処置を続けていると、歯そのものを傷めることもあります。 これは、歯の亀裂から、ホワイトニング剤が染み込んでいってしまうからです。 あるいは、必要以上にホワイトニング処置を行ったりすると、歯が白くなり過ぎてしまうこともあります。 ですので、ホームホワイトニングといえども、何か気になることが出てきたら、すぐにサロン・クリニックで診てもらいましょう。 最も危険なのは、勝手な思い込みで、ホワイトニング処置を継続してしまうことです。 このようにホワイトニングは、歯科医師の指導のもと、適切に処置している上では、安全な治療法であると言えるのです。
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歯科健康

どんな場合、親知らずを抜く必要ある?

まっすぐ生えていない場合 生えるスペースが小さく、斜めや横に生えてしまった親知らずは、歯ブラシをきちんとあてることが難しくなります。磨き残しは、虫歯や歯周病の原因となります。そのまま放置しておくと、身体の抵抗力が落ちたときに突発的に親知らず周辺の歯ぐきが腫れて痛みを伴い、ときには口を開けることができなくなることがあります。 噛み合う歯が無い場合 まっすぐに生えた親知らずでも、噛み合う歯が無ければ、対する歯ぐきにあたるまで伸びてしまい、痛みを引き起こすことがあります。(超音波スケーラー) 他の歯に悪影響がでる場合 親知らずがまっすぐ生えないために、手前にある第2大臼歯のブラッシングが難しくなり、虫歯や歯周病の可能性が高くなったり、第2大臼歯を押す力が働き、歯並びを悪くするなどの悪影響をもたらすことが考えられます。 治療に悪影響がある場合 矯正治療やインプラント治療をおこなう際に、親知らずがあることで、歯並びや噛み合わせに悪影響がでることが考えられます。
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歯科健康

第一印象を付けよう

人の第一印象は、出会った最初の約5~15秒ほどで決まるそうです。その数秒間に顔はもちろん、姿勢や服装など、全体を無意識にチェックしている・されているのです。 特に、顔の中でもその口元は自分が思っているよりも見られているのを知っていますか? ある調査では、「異性の第一印象で重視するポイント」について 「口元(歯を含む)がきれいじゃないとがっかりする」 と回答した人が40%以上、女性に限っていえば50%以上との結果が出たそうです。 なんとなくのケアではもったいない! ステキな第一印象を残すために、不可欠とも言える口元のケア。毎日の習慣としてなんとなく歯磨きをしていませんか?美しさを意識してデンタルケアをしてみると、あなたが人に与える印象は大きく変わってくるかもしれません。 まずは、毎日の歯磨きにホワイトニング歯磨き粉やデンタルリンスを取り入れてみては。そしてデンタルフロスを使って歯の汚れを取って、隅々までピカピカにしましょう。ピカピカの白い歯に似合うのは、プルプルの唇です。リップクリームで唇の保湿ケア忘れずに。 自分の歯磨きだけでは限界を感じている方、さらに魅力アップしたい方は、歯医者さんでのホワイトニングや歯並びの矯正にトライしてみるのもひとつの方法です。(ホワイトニング機械) 安心安全にきれいな口元 ホワイトニング効果をうたった歯磨き粉もたくさん出回っていますが、歯を白くするのに即効性や安全性を求めるなら、やっぱり歯医者さんでのホワイトニングがおススメです。 歯医者さんでホワイトニングをすれば、もし虫歯や歯周病があっても治療してもらえます。美しい白い歯になるだけでなく、健康も手に入れることができます。 歯並びの矯正治療に興味はあるけど、あのギラギラした金属の矯正装置をつけるの?と思っている方もいるかもしれませんが、今の矯正治療は変わってきています。歯の裏側に装置をつける見えない矯正や、マウスピースを使った目立たない矯正などの治療法も開発され、人知れずこっそり矯正している人も増えているそうです。 あなたの第一印象アップのためには、まずは歯医者さんに行ってみるのが近道かもしれません。
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歯科健康

歯の痛みを下げる応急処置方法

患部を頬から冷やす まずは患部を頬から冷やして下さい。氷枕や濡れタオルで、患部を冷やし、血の巡りを抑える事により、歯痛を和らげることができます。温度調整が面倒な場合は、おでこに貼る冷湿布等を頬に張って冷やすと楽に冷やせます。冷やしても痛みが止まらない場合は、下記の応急処置を試してみましょう。 口の中を清潔にする 食後などに歯が痛くなった場合は、食べカスが歯や神経を圧迫して、歯痛を引き起こしている可能性があります。つまようじや糸ようじ、口を水でゆすぐなどして、痛みの原因を取り除きましょう。ただ、患部を刺激しないように気をつけて下さい。神経を刺激して、応急処置が逆効果になってしまうことがあります。うがい薬があれば、うがい薬で口をゆすぐのも効果的です。 飲み薬で歯痛を抑える どうしても痛みが止まらない場合は、痛み止めを使うのも一つの手です。一時的に歯痛を抑えることができます。ただ、痛みが引いても薬で止めているだけなので、患部が治癒することはありません。状態がひどくなる前に歯医者さんで診てもらいましょう。あくまでも、痛み止めは応急処置だということを忘れないようして下さい。 患部に直接、薬を塗りましょう 痛み止めでも、歯痛が抑えられない場合は、患部に直接塗るタイプの薬を使ってみるのも良いと思います。患部に直接塗るので、飲み薬よりも即効性が期待できます。虫歯に塗布した時の有効率は高く、さらに数分で効き目があらわれることが期待できます。 とは言え、あくまでも応急処置です。根本の原因が治っているわけではないので、気をつけて下さい。状態が悪化する前に歯医者に行くことをおすすめします。
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口臭予防

歯石が臭いが原因で考えらる病気

舌苔について 舌苔は舌に細菌や食べカス、粘膜のカスが付着した状態を言います。ストレスなどが原因になる他、疫力が低下したり、消化器系の疾患によっても見られるようになるので、病気というよりも病気の指標だといえます。これは歯石には関係ありません。 歯周病について 歯周病は、歯磨きの不足で歯垢が溜まった状態が続き、歯垢が発酵していることや、重度になると常に口臭が続きます。歯石に溜まった歯垢が原因となり歯周病が進行し、歯肉が炎症などを起こし、口臭がどんどんきつくなっていきます。 糖尿病について 糖尿病はエネルギー代謝に、糖ではなく脂質が使われることでケトン体(肝臓で脂肪を分解した際に発生する老廃物)がケトン臭を起こし、口臭に現れます。糖尿病は口渇もあり、歯磨きがしづらくなり歯周病や歯垢の蓄積にも関係してくるので、歯石もできやすい口腔環境になります。なので身体だけでなく口腔環境、口臭に大きく関係しています。
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歯科健康

ホワイトニングによっての痛み

ホワイトニングの施術中やホワイトニングを行った後に、ズキッとした鋭い痛みが起こることがあります。ホワイトニングを行った際に起こる痛みは、知覚過敏という症状です。歯は表面の薄いペリクル層という膜とその内側にエナメル層、さらに象牙質、そして歯の中心にある神経でできています。象牙質には刺激にとても敏感な神経があり、この神経が刺激を受けてしまうと知覚過敏の症状が出てしまいます。 神経は熱い、冷たいなどの刺激をすべて痛いと感じてしまいます。冷たいアイスなどを食べたときに歯がしみるような感覚はこれと同じ症状です。このような知覚は象牙質にもあり、虫歯や歯周病など何かしらの原因で象牙質が表面に出てしまっていると、冷たいものや熱いものなどにしみるような痛みが起こります。その象牙質を守る役割をしているのがエナメル層なのです。 本来なら、象牙質を守る役割をしているエナメル層が象牙質への刺激をバリアしていますが、ペリクル層が剥がれてしまってエナメル層に傷や欠け(クラック)ていると、その部分は象牙質触れることができる状態になってしまいます。この状態だと、象牙質へ直接刺激が伝わってしまい、痛みが発生してしまうのです。   ホワイトニングで歯が痛む原因は、歯に塗るホワイトニング薬剤にあります。ホワイトニング薬剤は一般的に高濃度の過酸化尿素や過酸化水素(消毒液などに利用されている成分)を配合した薬剤を使用しています。過酸化水素は消毒液として薬局などでも販売されていますが、濃度の薄い消毒液でも傷口に触れると痛みを感じてしまいますよね。ホワイトニングで痛みが出る原理はこれと同じなのです。濃度の高いホワイトニング薬剤が歯から浸透し、神経に触れると強い痛みを感じてしまいます。健康な歯の人でも痛みを感じてしまうことはあるのです。 また、ホワイトニング薬剤は歯の表面にあるペリクル層という薄い膜を剥がしてしまう効果があるのです。ペリクル層が剥がれてしまうと、痛みや知覚過敏の原因にもなってしまいます。さらに、歯科医院でホワイトニングを行う場合、歯にホワイトニング薬剤を塗ったあとに特殊な光を当てることによって熱を発生させ、ホワイトニング薬剤の効果を高める方法があります。この熱によっても痛みを感じてしまうことがあるのです。
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根管治療

根管治療の豆知識

根管治療は、もちろん歯を抜いてしまえば行う必要はありません。 しかし、歯を抜くことは、一時しのぎの治療でしかなく、歯は一本でもなくなると残存歯の歯列に影響を与えるため、安易に抜歯はおすすめできません。 (残念ながら、抜歯が必要な場合もあります。) また、抜いたままにしておくわけにはいかないので、費用と時間をかけて欠損歯の治療(インプラントやブリッジ、入れ歯など)をする必要性が出てきます。 一方、根管治療は、治療に時間がかかりますが、大切な歯の寿命を延ばすことができるとても重要な治療です。さらに根管治療は、再治療が困難と言われている上に、歯の構造上、何度も再治療ができるわけではありません。 虫歯で神経の治療(根管治療)が必要になった場合、はじめにどういった治療をするかが、歯の寿命に大きく影響してくるのです。(歯科 根管長測定器) 誰でも出来る限り歯を失いたくはないと思います。根管治療は時間がかかり複雑で難しい治療ですが、歯を守るためには必要なのです。
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虫歯治療

虫歯の初期に痛みが出やすい

1.初期の時 虫歯の初期症状はほとんど自覚できません。初期に痛みは感じず、歯の表面やみぞなど狭い範囲が黄褐色、黒褐色に変化します。素人では歯の変化に気づくことはできません。しかし、歯医者の専門医師なら初期症状にすぐ気づきます。 2.初期のメカニズム 虫歯の初期はミュータント菌が歯の表面を溶かし始めている状態です。ミュータント菌が歯を溶かす酸を生産している途中だと思ってください。初期の段階では、まだ歯に穴はあいていません。 3.初期に対する治療法 初期の治療法は毎日の歯磨きです。ただし、歯磨きといっても正しいやり方が大切なポイントになります。自分のやり方に不安を抱いている人は、歯科医院で正しいブラッシングのやり方を教えてもらってください。初期の治療において歯医者での専門的な治療は必要ありません。歯磨きをしながらフッ素塗布をして対策をほどこします。  
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歯科健康

口臭の改善方法

こまめな水分補給 寝起きや空腹時、ストレスを感じたときに口臭が気になるのは、唾液の分泌量が減って口の中が乾燥するためです。 このような生理的口臭には、こまめな水分補給が効果的です。 水分補給にはカフェインを含むお茶やコーヒーなどは向いていません。 カフェインには利尿作用があるため、余計に体から水分が出ていってしまいますし、交感神経が活発になるので唾液の分泌量がさらに減ってしまいます。 ただの「水」で水分補給するようにしましょう。 空腹になるのを避ける 空腹になるとネバネバした唾液が分泌され、口臭がきつくなりがちです。 できるだけ空腹を感じることのないよう、1日3食の食事をしっかりとるように心がけましょう。 唾液を出すことは自律神経を整えることにもつながります。 よく噛んで食べ、唾液の分泌を促してください。 空腹を感じたときはできるだけ水を飲むようにして、口の中が乾燥するのを防ぎましょう。 食後の口の中のケア 食後は口の中が酸性の状態になっているので、これを中性に戻すことで口臭をなくすことができます。 食後の口の中のケアとしておすすめの方法は、「水で軽く歯をみがいてすすいだ後、水を含んだまま舌の表面を口内天井部分にこすり合わせて洗い、含んだ水を飲み込む」というものです。 食後、口の中が酸性のときに歯みがきをすると歯が薄くなる可能性があるので、歯みがきは避けるべきです。 また、歯みがきをすることで口臭を防ぐ役割を持つ唾液を洗い流してしまうため、逆効果になってしまいます。
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