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虫歯予防

虫歯予防するために

間食をやめる 定期的な食事を心がけましょう。ちょこちょことる食事や、ダラダラ食べる食事を避け、時間を決めて食事をとることで、やはり酸性環境の時間が短くなり、しっかり再石灰化も行われます。(エアースケーラー) 噛む回数を増やす 柔らかいものだけを食べずに、しっかりと咀嚼するような食材を食べるように心がけましょう。そうすることで唾液の分泌量が増え、お口の中の自浄作用が良くなる。唾液が多くなるため、唾液の緩衝能や再石灰化も行われやすくなる。 噛み合わせの悪い治療した虫歯を治す 噛み合わせが悪い不適合な詰め物や被せ物といった修復物を、噛み合わせの良いものに治しましょう。噛み合わせの悪い不適合な修復物があると、不適合部位にプラークが溜まりやすかったり、細菌も溜まりやすい状態を自ら作っているようなものです。噛み合わせの良い修復物に変えることで、プラークも細菌も溜まりにくくなり、清掃性も良くなります。  
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虫歯の進行度ごとの治療

要観察歯の治療 まだ歯に穴は開いていない、虫歯になりかけの状態です。痛みはないものの、放っておけば確実に進行してしまいますが、まだ自然修復できる段階です。 初期の虫歯の治療 歯のエナメル質に小さな穴が空いてしまった状態です。虫歯になってしまった部分を取り除き、型取りをして金属の詰め物をします。麻酔はしますが、治療中、治療後の痛みはほとんどありません。 象牙質まで進行した虫歯の治療 虫歯がエナメル質の奥の象牙質にまで進行した状態です。熱いもの、冷たいものがしみる症状が出ています。虫歯に侵食された部分が少ない場合には、C1と同じ治療で済みますが、奥まで侵されていた時は歯全体を覆う被せ物を作らなくてはなりません。   歯髄(歯の神経)まで進行した虫歯の治療 虫歯が象牙質の奥の歯髄にまで達すると、何も食べていなくても常に激しい痛みが続きます。麻酔も効きにくい状態で、神経を取る処置をしなければいけません。 歯髄の中が細菌に感染すると膿がたまってしまうので、完全に消毒して防腐剤をつめてから被せ物を作ります。最短でも5週間という長い治療期間が必要です。(虫歯診断装置) 歯質が失われた歯の治療 歯冠部がほとんど溶かされてしまい歯質がほんの少ししか残っていない状態です。ここまで来ると歯髄が死んでいるので痛みは感じませんが、歯の状態は悪化を続けています。 残存している歯の一部に被せ物をしたり、入れ歯の土台にしたりすることもできますが、ほとんどの場合、抜歯をしてその部分を入れ歯やブリッジで補う治療になります。
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虫歯予防について

歯磨き やはり何と言っても歯磨き!ミュータンス菌のエサとなるプラークをしっかり除去することで、ミュータンス菌の繁殖を防ぎ、酸性環境にいる時間を短くします。 間食をやめる 定期的な食事を心がけましょう。ちょこちょことる食事や、ダラダラ食べる食事を避け、時間を決めて食事をとることで、やはり酸性環境の時間が短くなり、しっかり再石灰化も行われます。(歯科用歯髄診断器) 噛む回数を増やす 柔らかいものだけを食べずに、しっかりと咀嚼するような食材を食べるように心がけましょう。そうすることで唾液の分泌量が増え、お口の中の自浄作用(唾液によりお口の中を洗い流す作用)が良くなる。唾液が多くなるため、唾液の緩衝能や再石灰化も行われやすくなる。 噛み合わせの悪い治療した虫歯を治す 噛み合わせが悪い不適合な詰め物や被せ物といった修復物を、噛み合わせの良いものに治しましょう。噛み合わせの悪い不適合な修復物があると、不適合部位にプラークが溜まりやすかったり、細菌も溜まりやすい状態を自ら作っているようなものです。噛み合わせの良い修復物に変えることで、プラークも細菌も溜まりにくくなり、清掃性も良くなります。  
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虫歯の進行速度が加速する原因

間食や糖分の摂取 虫歯は、虫歯菌が砂糖などの糖分を栄養として活動し、酸を出すことで悪化します。虫歯菌の出す酸が、歯のミネラルを溶かしてしまうのです。(虫歯診断装置) 唾液の働きで口内が酸性から中性に戻れば問題ありませんが、間食ばかりしていたり、糖分を過剰摂取したりする人は唾液の働きが追いつかず、どうしても虫歯が悪化しがちです。 長時間にわたる飲食 ダラダラといつまでも食事を続けることも虫歯の進行を早めます。もちろん、家族で会話をしながら食事をすることも大事ですが、必ず水やお茶などを食卓に添えて、口内をいつでもリフレッシュできるようにしておきましょう。 磨き残し 頻繁に間食をしても、甘いものばかり食べても、長時間にわたる食事の頻度が多くても、歯磨きさえすれば虫歯になりにくいという説もあります。 確かにその通りですが、せっかく歯磨きをしても、磨き残しがあっては効果は半減です。一部でも糖分が残っていれば、そこから虫歯菌が活性化してたちまち口内は酸性に傾いてしまうのです。
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虫歯を放置する悪影響

どんどん虫歯が進行し、激しい痛みが出る 理科の授業で、金属に塩酸や硫酸を漬けると、ブクブクと泡を出して溶けてしまう実験をしたことありませんか。このような現象が、お口の中でも起きています。(歯髄電気診)   頭痛を引き起こす 虫歯ができると痛みを恐れて、虫歯のない方ばかりを優先的に使います。次第に、噛み合わせが悪くなり、顎や他の筋肉が緊張状態となるため、頭痛を引き起こします。 顎の骨に影響する 虫歯を放置し虫歯菌が神経から顎の骨に侵入すると、激しい痛みや発熱などの症状とともに、顎の骨が溶け、膿が出るなどの炎症を起こします。症状が悪化すると、歯茎を切り、顎の骨の治療が必要になる場合もあります。    
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虫歯の進行度

C1 エナメル質齲蝕 歯の表面―エナメル質にわずかに虫歯ができた状態で、痛みはまったくありません。 C2 象牙質齲蝕 虫歯が象牙質に及んだ状態で、冷たいもの・甘いものがしみることがあります。何もしていないときには、痛みません。つまり、虫歯が原因で冷たいものがしみる場合、この段階である確率が高いです。(虫歯診断装置)   C3 歯髄の仮性露出 とうとう象牙質を突破され、歯髄(神経)が虫歯菌に感染した状態です。歯髄炎という炎症を起こしているため、何もなくてもズキズキと痛みます。このように、外部からの刺激がなくても痛むことを「自発痛」と呼びます。この段階になると「抜髄」といって神経を抜く処置が必要になることが多いです。抜髄した歯は10年ほど寿命が縮むと言われているので、なるべくなら、この段階に至る前に治療をおこなうべきです。 C4 残根 歯髄炎の果てに歯髄が死んでしまい、すでに痛みを感じることもなくなった状態です。歯を救うことは難しく、多くは抜歯になります。
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歯間ブラシの使い方

歯と歯の間の歯垢は、歯ブラシでは完全に取り除くことは出来ません。 歯間の清掃には、歯間ブラシという専用のブラシを使います。 歯間の広さによって歯間ブラシのサイズを選んで下さい。 歯間ブラシの目的 1.虫歯、歯周病の原因になる歯垢を取る。 2.歯肉をマッサージすることで血行を良くし、ばい菌に対する抵抗力を強め、歯周病を予防する。 歯間ブラシの使い方 1.歯と歯の間のサイズにあった歯間ブラシを選びます。 2.歯と歯の間にブラシ部の先端から挿入し前後にゆっくりと動かして清掃します。 デンタルフロスの使い方 歯と歯の間の歯垢は、歯ブラシでは完全に取り除くことは出来ません。 歯間の清掃には、デンタルフロスというという糸状のものを使います。 歯間を清掃する物には歯間ブラシなどがありますが、歯間ブラシでは歯間部が狭くて入らない部分などにデンタルフロスを使用します(歯面清掃用ハンドピース)。 デンタルフロスの目的 1.虫歯、歯周病の原因になる歯垢を取る。 2.歯肉をマッサージすることにより血行を良くし、ばい菌に対する抵抗力を強め、歯周病を予防する。 デンタルフロスの使い方 デンタルフロス使用上の注意点 1.デンタルフロスは、歯科衛生士の指導のもとご使用下さい。 2.デンタルフロスを歯肉に強くあてすぎると出血や、炎症を起こす原因になりますので歯肉周辺は、やさしく動かして下さい。
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銀歯マイクロモーター 歯科

亡くなった方の銀歯をアクセサリーにマイクロモーター 歯科 銀歯をアクセサリーにして形見にする 亡くなった方が、亡くなる直前まで使用していた入れ歯のクラスプだったり、銀歯などの金属は、溶かして再利用する事が可能です。使用されている金属の量が少ない場合があるので、その金属だけというのは難しいですが、 新しい金属を混ぜて指輪やネックレスのトップにするというサービスを行っている技工所があるそうですマイクロモーター 歯科。 はっきり言いますと、この記事を読んで驚きました。一度口腔内の中でセットされた銀歯を溶かすというと、かなりのあまり気分の良くない匂いが漂います。 その前に亡くなった方の物なので、少し抵抗があるかと思います。しかし遺族の気持ちを考えると、そんな事は言ってられないですよね。 このサービスを行っている技工士は素晴らしい方だと思います。 記事によりますと、製作を依頼された遺族の反応はとても良く、大変喜んでいただけるようです。 やはり人が喜んでくれる仕事って素晴らしいですねマイクロモーター 歯科。
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6歳臼歯が深い虫歯に…神経を抜いたらどうなるの?

できれば避けたい子どもの虫歯。今回は6歳臼歯の虫歯についての相談です。次に痛みが出たら、神経を抜かなければならないと歯医者さんに言われましたが、これ以上進行しないようにするにはどうしたらよいのでしょうか。また神経を抜くことで歯はどうなるのでしょうか。専門家に聞いてみました。 ママからの相談:「また痛んだら神経を抜かなければいけないといわれました」 『8歳の子どもは年長の頃から虫歯になり、6歳臼歯が深い虫歯になってしまいました。これまで神経を抜かずに殺菌する治療を続けてきましたが、もしまた痛くなるようなら、神経を抜かなくてはならないと言われ、とても心配です。殺菌しても、虫歯が進行してしまうことがあるようですが、どうしたら防げるでしょうか。また、神経を抜くと、どのようなデメリットがありますか。(40代・女性)』 神経を抜いた歯は短命に。褐色に変化することも 悪化した虫歯の痛みがひどいときは神経を抜くことになりますが、歯がもろくなったり、デメリットがあるようです。色が褐色になるとの声もありました。 『神経を抜くと、歯は実質上死んでしまうため、もろくなったり変色してしまい、歯の寿命は短くなります。極力神経を残そうとするよい治療を受けておられますから、主治医と協力して進めてください。(歯科衛生士)』 『神経を抜くと、痛みや冷たい水がしみることはなくなりますが、神経を抜く際に小さな血管もとるため、栄養が行き渡りにくくなり歯の寿命が短くなる場合があります。また、褐色が目立つようになり、ホワイトニングのケアが必要になる場合もあります。デメリットの方が多い気がしますが、痛みをとるためには神経を抜くことが優先されます。(産科・婦人科医師)』 虫歯は細菌との戦い。栄養をとって日々のケアを心がけて 虫歯の原因となる細菌と戦うためには抵抗力をあげることが大切です。日々のケアを心がけ、磨き残しがないよう、お母さんが仕上げ磨き残しをしてあげましょう。 『生えたばかりの6歳臼歯の虫歯は進行しやすいものです。神経を残せるかどうか、ギリギリのところのようですが、結局は身体と細菌の戦いなので、元気な人のほうが有利に戦えます。お子さんの栄養や睡眠に注意し、抵抗力を上げましょう。(歯科衛生士)』 『神経を刺激しないよう、舌や指で患部をいじったり、硬いもの、暑いもの、冷たいものを噛まないようにしましょう。また、口腔内は一つの環境です。1本の6歳臼歯が深い虫歯になっていると、ほかの3本の6歳臼歯も危険です。歯磨きやフッ素、シーラントなどで適切な処置をしましょう。(歯科衛生士)』 『虫歯の進行を防ぐには、食後の歯磨きが基本です。小さいお子さんの歯磨きでは、磨き残しが多いので、お母さんが仕上げ磨きをしてあげましょう。毎回は必要ありませんが、歯間ブラシやデンタルフロスなどで歯の間の歯垢も取り除いてください(マイクロモーター歯科)。(産科・婦人科医師)』 『虫歯菌は寝ている間に繁殖しやすいため、寝る前の歯磨きはしっかり行ない、フッ素でコーテイングすると、より効果的です。フッ素は、家庭用で低濃度のものを使用しましょう。(産科・婦人科医師)』 歯の神経を抜くとデメリットは少なくないようです。虫歯の進行を防ぐには日々の口腔ケアが大切です。磨き残しがないようにお母さんが仕上げ磨き残しをしてあげましょう。
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銀歯の下で虫歯進行 予防できる2つの選択肢とは?

「これ、外れたヤツなんですが、もう一度奥歯に被せられますかね?」──。鈍く黒ずんだ銀歯を手にした60代の男性が7月上旬、埼玉県行田市の坂詰歯科医院を訪ねてきた。 外れた銀歯はクラウンと呼ばれる、歯にすっぽりと被せるタイプ。男性は以前、別のクリニックで治療を受けていた。坂詰和彦院長が診察すると、銀歯が外れた下あごの奥歯の土台部分は、すっかり黒ずんでいた。 「治療した後にできた『二次カリエス』と呼ばれる虫歯が広がっています。銀歯を接着するセメントが溶け出して隙間が空き、虫歯菌が入り込んでしまったのでしょう。外れた銀歯は形が合わなくなっているので使えませんが、歯は抜かずに治療できます」 その言葉を聞いて、男性から不安な表情が消えた。 「歯を抜かなきゃいけないんじゃないかと心配だったんです」──。 明海大学歯学部の客員講師を長年務めてきた坂詰院長のもとには、この男性と同様の患者が頻繁に訪れる。常に唾液に触れる下あご奥の銀歯は、特にセメントが溶け出しやすく、二次カリエスになりやすいという。 「銀歯の下で虫歯が進行していても見えないので痛みなどの自覚症状がない限り、まず気付かない。場合によっては、神経がダメになり、抜歯になってしまうケースもある」(坂詰院長) そうなる前に、打つ手はあるのだろうか? 「二つの選択肢があります。まず、昔に治療した銀歯を外して、セラミック等の二次カリエスになりにくい材質に変える方法。ただし、セラミックは自費診療なので、クラウンだと10万~15万円(一歯あたり)と費用がかかりますし、いま特に問題がない歯をいじるのはお勧めできません。歯科用高圧蒸気滅菌器 もう一つは、定期的に虫歯がないか歯科クリニックでチェックする方法です。部分的に銀歯を詰めている状態なら、ドイツ製のレーザーを使った虫歯検知器で虫歯を早期発見することができます。ただし、銀歯のクラウン内部には虫歯検知器を使えないので、レントゲン撮影と組み合わせて総合的に診る必要があります」 日本では、虫歯を定期的にチェックする検診は原則として保険適用外だ。そのため、坂詰歯科医院では「虫歯検知器」を使ったチェックを無料の患者サービスとして実施している。 悪徳的な歯科診療を行なうクリニックは多いが、利益を最優先せず、地域住民の歯を守るために努力を惜しまない歯科医もいる。そうした歯科医のチェックを受けることが肝要だ。
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