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歯磨きのコツ

今回は歯の上手な磨き方について紹介します。歯磨きの基本は、歯ブラシの毛先を歯面にきちんと当てる▽毛先が広がらない程度の軽い力で磨く▽5~10ミリメートルを目安に小刻みに動かして1~2歯ずつ磨く-の3つです。 特に注意したいのが、磨くときの力加減。力を入れ過ぎている人が多いようですが、力が強すぎると、歯ブラシの毛先が広がって歯面からそれてしまい、きちんと磨けないだけでなく、歯茎を傷つける可能性もあります。また、歯ブラシを大きく動かすと、毛先が歯と歯の間に入らず、歯垢が上手に落とせません。あらゆる面に毛先がきちんと当たるよう、歯ブラシを当てる角度を工夫しながら、1カ所あたり20回程度を目安に丁寧に磨きましょう。  歯ブラシの持ち方には主に、鉛筆を持つように握って持つ「ペングリップ」と、手のひらで握るように持つ「パームグリップ」があります。力が入り過ぎやすい人はペングリップがお勧めですが、磨く場所に合わせてやりやすい方法で持つと良いでしょう。どちらの持ち方でも、軽く持つことが重要です。 歯と歯の間、歯と歯茎の境目、歯のかみ合わせは、歯垢が残りやすい場所なので念入りに磨きましょう。また、利き腕側の犬歯(糸切り歯)と、隣り合った奥側の2本の小臼歯のあたりは磨き残しが多い場所の1つ。利き腕側の奥歯を磨くのにここで歯ブラシの向きを変える人が多く、歯ブラシが歯から離れるためです。ここは意識して磨くようにしましょう。 人によって磨き方にクセがあり、磨き残しの場所も違います。一度、歯垢の染め出し剤を使って磨き残しやすい場所を知っておくと良いでしょう。 どの歯から磨いてもいいですが、「磨き忘れ」を防ぐため、磨く順番を決めておくのも効果的です。磨き残しやすい場所や歯並びの悪い場所は最初に磨くなど、自分なりのルールを決めてみてください。 歯磨きは、毎日のオーラルケアの基本です。大事なことは歯垢を残さず落とすこと。「食べたら磨く」を習慣にして健康な歯を保ちましょう。
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正しい歯磨きで、健康な白い歯を保つ方法

はじめに 笑顔の奥にきらりと輝く白い歯。誰が見ても、魅力的ですね! でも、基本は歯磨き。あなたの歯磨きは本当に大丈夫? きれいな歯を保つための正しい歯磨き法をご紹介します。 STEP1 早い方がいい? 歯磨きは、「食べたらすぐ、できるだけ早く」がいいと思っていませんか? 確かに、にっこり笑った歯と歯の間に食べ物がはさまっていたら、ちょっと…… 気持ちはわかります。 でも、タイミングによっては、白い健康な歯を保つどころか傷つけているそうなんですよ。 実際、間違った磨き方で歯が削れてしまっている人もいるんです。 STEP2 食後の口の中 順天堂大学の教授によると、食べてすぐの口の中は、 食べ物の酸や糖分で酸性に傾いています。 この時、歯のエナメル質は弱い状態になっているので、 この状態で歯磨きをすると、歯の表面を傷つけてしまい虫歯のリスクを高めるそうなんです。 「えっ、虫歯ができないように一生懸命歯磨きしてたのに……」というあなた、 少しタイミングを考え直したほうがいいみたいですね。 STEP3 歯磨きのタイミング では、いつすればいいのでしょうか?超音波スケーラー 教授によると、口の中の状態が唾液の効力で元に戻るのは30-40分後。 酸性に傾いていた状態が元に戻ってからした方がいいそうです。 白い健康的な歯は、正しい歯磨きから。 正しい歯磨きで、長く健康な歯を保ちましょう!
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歯科医師が教える「正しい歯磨き方法」のポイント5つと、意外なうがい法

誰しも、幼いころに一度は親から「歯をちゃんと磨きなさい」と怒られたことだろう。ところがこの歯磨き、正しい磨き方が明確化されているわけではないため、人によって磨き方は異なるのが実情だ。また、仮に小中学校で正しい磨き方を学んでいたとしても、その方法通りに今も磨いている人は少数だろう。 ならば、きちんとした歯磨きはと一体どのようなやり方なのか。歯周病や口臭など、歯が招くトラブルの深刻さが理解できる大人になった今だからこそ、歯磨きを学びなおす必要があるのではないだろうか。 今回は「歯科医師がお勧めする正しい歯の磨き方」というテーマで、矯正歯科クリニック院長の今村美穂先生に話を伺った。 自分の歯に合った歯磨き粉を選ぼう まず、歯磨きをするうえで重要な歯磨き粉の選び方をしっかりと理解することが大切だ。歯磨き粉を選ぶ際、「一番安いから」「ずっとこの製品(シリーズ)を使用しているから」などの理由で購入している人も少なくないだろう。 ただ、市販されている歯磨き粉の多くには薬用成分が配合されており、その成分の効能はそれぞれ異なる。すなわち、「自分の歯に見合った1本」を知ることが、健康な歯へとつながるというわけだ。具体例をまとめたので、参考にしてほしい。超音波クリーナー 激安 ■虫歯を予防したい場合……フッ化物や消炎成分配合製品がお勧め ■歯肉炎・歯周炎を予防したい場合……殺菌成分や消炎成分配合製品がお勧め ■歯がしみる場合……知覚過敏抑制成分配合製品がお勧め うがいはできるだけしない! そして、歯磨き粉をより効果的に使う方法として、今村先生は「うがい」をあげた。歯磨き粉を使用して歯を磨き終えた後、口の中に残っている歯磨き粉を吐き出すことなく、約10~15mlの水を含んで数十秒間のうがいをする。それ以外にうがいはせず、その後2時間ほどは飲食を控えることが、歯の健康に良いという。 「市販されている歯磨き粉の9割以上にはフッ素が入っているなど、歯磨き粉の中には多くの成分が含まれています。それをうがいで出してしまっては意味がないんですね。アメリカでは、歯磨き時に『うがいをするな』と言われているぐらいです。日本人の習慣には合わないかもしれませんが、さまざまな有効成分を口の中に停滞させずに出してしまうのはもったいないです」。 この「歯磨き粉を吐き出さず、不必要なうがいは避ける」という概念を意外に感じる人や、「口の中に歯磨き粉が残ったままでは気持ち悪い気がする」と感じる人も多いことだろう。 ただ、いざ実践してみるとそこまで思ったほどの違和感は覚えない。そして、確かに言われてみれば有効成分が入った歯磨き粉を、わずか数分の歯磨きで"処分"してしまうのは無駄があるように思える。気になった人は一度試してみよう。 健康な歯でいるための5つのポイント 自分に最適な歯磨き粉を手に入れたら、いよいよ肝心の歯磨きだ。今村先生は、健康な歯をキープするためには、5つの大切なポイントがあると話す。 歯ブラシは鉛筆を持つときと同じ握り方にする グリップをギュっと握るような、いわゆる「グリップ握り」は、全体をざっくりとブラッシングする際は便利だが、歯肉を痛める恐れも出てくる。「鉛筆握り」にすることでそのリスクを避けられるし、細かなブラッシングもしやすくなるメリットも生まれる。 歯の表面は歯ブラシを直角に当てる 歯ブラシは歯に軽く圧力をかけるように押し当て、左右に1~2ミリ細かく振動させて磨く。1本につき20回以上が目標。また、利き腕によって重点的に磨ける場所とそうでない場所も発生するため、要注意だ。「例えば右利きの人は、自分の左側の歯を磨く際は磨きやすいですが、右側を磨く際は手のひらが上側を向く『返し手』状態となります。すると、右側のやや前よりの位置、いわゆる犬歯がある付近があまり磨けなくなりますので、注意しましょう」(今村先生)。 歯周ポケットは45度の角度で磨く 歯と歯肉の境目が歯周ポケット。その歯周ポケットに歯ブラシの毛先を当てて、細かく圧迫振動させながら汚れをかきだすとよい。「ブラシの毛先は常に意識して磨くようにしましょう。ただ、せっかくそのように磨いていても、毛先が広がってしまっていては汚れを落とせないので意味がありません」。 毎食後、3分以上磨く 食べたら、その都度歯を磨くのが本当は好ましい。ただ、それが無理なようならば毎日1回でもいいので、必ず夜に約5分間磨くようにしよう。口の中が乾燥しやすい睡眠中は、口腔内に細菌が繁殖しやすいからだ。「たまった歯垢は、一日でいきなり虫歯や歯周病になることはありません。例え磨くのが1回でも、汚れをしっかりと落として翌日に持ち越さなければ疾病にはつながりませんよ」(今村先生)。あまり時間をかけられないときにささっと3回磨くよりも、丁寧に夜に1回磨く方がいいと覚えておこう。 歯ブラシは、毛が密で平らなものを選ぶ 歯と歯の間の細かい部分までブラッシングできるように、毛の硬さが普通もしくは柔らかめのタイプを使用するとよい。「特に歯並びの悪い方は、大きく固い歯ブラシでざっと磨くより小さくやわらかめの歯ブラシで丁寧に磨く方が良いですよね」(今村先生)。 これらのポイントは、どれも特別な技術を必要とせず、歯磨き時のちょっとした意識や心がけで対応が可能となるものばかりだ。誰しもがおいしい物を食べれば幸せを感じるだろうが、それも丈夫な歯があってこそ。歯は一生涯、自分と付き合うことになるだけに、毎日の積み重ねが大切だということを覚えておこう。
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歯磨き後に水ですすぎ過ぎると「歯が丈夫にならない」と判明

磨きをした後、歯磨き剤の泡をキレイ取り除こうとして、口の中を何度も水ですすいでしまうという方はいませんか? しかし実は、口の中を入念に水で洗い流してしまうと、虫歯予防としては”逆効果”だという事実が明らかになりました。 そこで今回は、富山県の小矢部市でクリニックを開業している歯周病専門医・渡辺智良先生の協力の下、歯磨き後の正しい口のすすぎ方をまとめてみました。 ■歯磨き剤の主要な成分”フッ素” 歯磨き剤の中でも最もポピュラーな歯磨き粉には、いろいろな成分が入っています。歯を白くするための研磨剤、プラーク(歯垢)を除去するための酵素デキストラナーゼや、歯肉の収れん効果がある塩化ナトリウムなどいろいろですが、中でも多くの歯磨き剤に含まれているのが、歯を丈夫にし虫歯予防に効果があるとされる”フッ素”です。 このフッ素を口の中にの濃度で残すと、健康な歯からミネラルが失われる”脱灰”を防げるだけでなく、再石灰化によって歯を丈夫にすることが期待できると考えられています。歯科ホワイトニング機器 ですから、歯磨き後のすすぎは、このフッ素を適量残す程度に行うのがよいのです。だいたい1センチメートル分のフッ素入り歯磨き粉で磨いた後に、うがいをおちょこ2杯の水で行なうと、この理想的な濃度に近づけることができるのだそうです。 ■歯磨き剤はすすぎ過ぎると効果減少 「歯磨き剤が口の中に残っていると気持ち悪い」と感じる人もいるかもしれませんが、すすぎ過ぎるとフッ素濃度が薄くなって、せっかくの効果が弱まってしまうのです。大人であればフッ素を口の中に残しても問題はなく、またフッ素は胎盤を通過しないので、妊婦でも問題はないそうです。 ただし子どもには上述のうがいを実践させないでください。なぜなら、永久歯の完成していない子ども(7歳まで)の歯にフッ素が取り込まれ過ぎると、”フッ素症”と呼ばれる病気になるリスクが高まるからです。子どもの歯磨きについては、たっぷりとうがいをさせてください。 以上、歯磨き後の正しい口のすすぎ方についてお伝えしましたが、いかがでしたか? 多くの方が、歯磨き後は念入りに口の中を水で流していると思いますが、すすぎ過ぎるとせっかくの歯磨き剤の効果が薄れてしまうのですね。次の歯磨きからは、”おちょこうがい”を実践してみるといいかもしれませんよ。
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【歯の衛生週間】意外と知らない!正しい歯磨きが10年後の美に影響する

歳を重ねても衰えない美しさを持つ女性たちがやっている美容法……それって何だか知っていますか?アンチエイジングエステ?お風呂上りの念入りな保湿?ホットヨガ?確かにそういった“外側の自分磨き”も効果的! しかし、真の美人は体の内側から自分磨きをしているのです。 美人を作る基本は【正しい歯磨き】だった! 歯は全ての健康の土台であり、女性の美しさの基本なんです。つまり、モテる女性は歯を大事にし、歯磨きが上手ということです。 歯磨きを怠ると、とんでもない未来が待っています。口臭が気になる……というあなたにはイエローカード。それはお口からの警告です!適当な歯磨きをしていると、歯周病が進行し、なんと顎の骨が溶けてしまう事も。そして、最終的には歯の根の部分まで病が進行し、歯は抜けてしまいます。 怖いのは、顎の骨が溶けても痛みを感じないため、ほとんど自覚症状が無いということ。歯科医師にとっても、歯周病は最も見つけにくい病気なのだそうです。 美人になれる歯磨きの仕方 ・表は横磨き、裏は縦磨き この磨き方、意外と知らない人が多いんです。歯の表はブラシを横に動かして、裏は縦に動かしましょう。裏を磨く時は、毛の先のほうではなくカカト部分で磨くと◎。 ・持ち方は鉛筆と同じ 「ぐー」で歯ブラシを握っていませんか?正しい持ち方は鉛筆の握り方。これをすることで、より細かいところまで、適切な強さでブラッシングすることができます。 ・歯茎を磨く 歯磨きなんだから歯を磨けば良いと思っていたら大間違い。正しい歯磨きは、「歯と歯茎の間」を磨くことがポイント。ここにプラーク(汚れ)がたまりやすいんです。 ・ブラッシングは往復10回 歯磨きは3分間、と小さい頃に教わったかもしれませんが、「トータル3分間」を目安に磨いていたのでは、あまり意味がありません。1本の歯をブラシで10往復磨くと、プラークが落ちると言われています。 ・歯間ブラシを併用する 歯ブラシだけでは取れない汚れがあります。その際は、歯間ブラシを使うことをおすすめします。歯と歯の間を除去することで、歯周病が改善されたという人も多数!タービンハンドピース 綺麗な歯は自信に繋がる 歯のコンディションが悪いと、お口のコンディションも悪くなります。デートで彼とキスをする時、いちいち自分の口臭を気にするのは大きなストレスになりますよね。ガムやスプレーで一時的にクリーンなお口に変えることはできても、その場しのぎでは意味がありません。いつでも綺麗な歯、綺麗なお口でいることは、女性としての自信にも繋がるはず。 10年後にも体の内側からキレイな女性でいられるように、毎日の正しい歯磨きを心がけましょう!!
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歯磨きが命を左右する! 虫歯や歯周病によるリスクを知ろう

長寿の秘訣はデンタルケアにあり! 歯磨きを3日さぼると歯石になる!? 愛犬の口の中を見てみてください。 歯の根元が赤く腫れていたり黄色くなっていませんか? それはお口のトラブルが既に発生している状態です。 近頃は様々な種類のドッグフードが販売されていて、ドライタイプのドッグフード以外にも、水分量が多く柔らかい半生タイプ、缶詰やレトルトといったウェットタイプがあり、そちらの方が人気です。 また、おやつの種類も豊富で、クッキーやパン、ドライフルーツ、肉と小麦粉などを混ぜた柔らかいスティックタイプなどがあり、ついついあげ過ぎてしまうケースも少なくありません。 比較的柔らかい食べ物を頻繁に口にするようになった結果、口の中に食べかすがたまり易くなってしまいました。 そして、食べかすは雑菌のエサになります。 増殖した雑菌の塊を歯垢と呼び、これが石灰化して石のようになったものが歯石です。 犬の場合、歯石は3~5日でできると言われています。最低でも2~3日に1回は歯磨きをして除去してあげなければ、すぐに歯石ができてしまいます。歯科用無影灯 歯石がたまるとこんなことに! 歯肉炎を発症する 歯と歯の根元(歯肉)の間にはわずかな隙間があります。 この隙間に食べかすが溜まると、そこで雑菌が繁殖し、雑菌が増えると歯肉が炎症を起こして腫れます。 これが歯肉炎と言われる状態です。 歯肉炎になると痛みが起こり、吠えたり、イライラした様子を見せたり、硬い食べ物を嫌がったりします。 また、歯肉が腫れると歯と歯肉の隙間が広がります。 一旦隙間ができると、より深い場所まで隙間ができてしまい、食べかすが溜まり易くなってしまいます。 この深い隙間を歯周ポケットと言います。 歯周ポケットができるとさらに食べかすが溜まり易くなり、悪循環になってしまいます。 口臭がきつくなる 歯周ポケットができるとその中で雑菌が繁殖し、膿が溜まります。 このため口臭がきつくなります。 また、歯肉が赤黒くなり出血するケースもあります。 こうなると食事が苦痛になったり、触れられることを極端に嫌うようになり、お口のケアがとても難しくなってしまいます。 歯周病を発症する 歯周病が進行すると膿の量が増え、歯がぐらつき始めます。 また、炎症が鼻腔まで広がると鼻水やくしゃみなどの症状が出ます。 増殖した雑菌が出す毒素で歯が溶け、歯の中心部(歯髄)まで溶かされると歯髄や神経が侵され、血管の中まで雑菌が入り込んで全身に広がる危険性があります。…
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正しい歯磨きの仕方

歯周病予防の基本は『正しい歯磨き(ブラッシング)』です。歯磨きによってプラークコントロールがある程度可能となりますので、1にも2にも正しい歯磨きが何よりも大切なのです! 歯磨きの最も大きな目的は、歯周病の原因である歯や歯の周りに付着した細菌、歯垢(プラーク)を取り除く事です。歯垢(プラーク)が歯、歯の周りに付着する事は仕方ない事なのですが、正しい歯磨きで歯垢(プラーク)を取り除く事は可能なので、歯周病を予防するためにも正しい歯磨きの仕方をマスターしましょう!  正しい歯磨きの仕方(方法) 歯周病の根本的な原因は歯垢(プラーク)ですので、歯磨きで歯垢(プラーク)を除去すれば歯周病を予防する事が出来るのですが、単に強く磨いたり、長く磨いただけでは歯や歯の周りに強力に付着した歯垢(プラーク)を完全に除去する事はできず、歯垢(プラーク)を除去しようと強く磨いた結果、逆に歯や歯肉(歯茎)を傷つけてしまうこともありますので注意が必要です。歯科ホワイトニング機器 ではどのような歯磨き(ブラッシング)をすれば歯垢(プラーク)を確実に除去し、歯周病を予防できるのでしょうか? これは歯医者さんに直接、指導してもらう事が1番です。 口の中、歯並びは1人1人違いますので、その人に適した歯磨きの仕方も1人1人異なるからです。 特に毎日、または毎食後に歯磨きをしているにもかかわらず虫歯になりやすかったり、歯周病になってしまった方は歯磨きの仕方に問題がある可能性が高いので、1度、歯医者で正しい歯磨きの仕方を指導してもらい、実践するようにしましょう! 〜一般的に言われている正しい歯磨きの仕方〜 ◎全体的に何となく磨くのではなく、1本1本、確実に磨いていく。 ◎歯ブラシの毛先部分を歯、または歯と歯肉の境目に直角(90度)に軽くあてて、力を入れすぎず、大きく動かすのではなく小刻みに、軽く振動させるように磨く(力を入れて磨くと歯ブラシの先が開いてしまい逆にきちんと磨けません)。 ◎横だけでなく上下にも歯ブラシを動かし、歯ブラシも横向きだけでなく、マイクを持つように縦に持って磨く(常に一定方向に磨くと確実に磨けていない部分ができますので、上下左右、またグルグル回すように磨く)。 ◎毛先が開いた歯ブラシでは歯磨きの効果が激減するので早めに交換する。 以上が一般的に言われている正しい歯磨きの仕方で、何となく磨いていては歯垢(プラーク)を除去する事が出来ませんので自分の磨き方を見直し、当然、歯医者で自分に合った歯磨きの仕方を指導してもらう事も必要だと思いますよ。 ※いくら自分では完璧な歯磨きが出来ていると思っても実際に歯垢(プラーク)を完全に除去できていない場合のほうが圧倒的に多いので、客観的に歯垢(プラーク)を除去できているのか?を確認するためにも『プラーク染色剤(歯垢染色液)』などを使う事も必要かもしれません。  電動歯ブラシについて 普通の歯ブラシで歯を磨くだけでも十分、歯垢(プラーク)を除去する事は出来るのですが、どうしても手で磨くと磨き残しが多くなる場合がありますので、そのような場合は『電動歯ブラシ』を利用するのも1つの手です。 最近の電動歯ブラシの性能は素晴らしく、多くの場合、手で磨くよりも歯垢(プラーク)を除去できる確率が高いので、積極的に電動歯ブラシを使用してみることも良いかもしれません。 特に最近人気があるのが、歯垢(プラーク)除去性能が高いといわれている『音波電動(振動)歯ブラシ』です。手では不可能なほどの高速振動で、手の歯磨きでは届かないような歯と歯の間の歯垢(プラーク)までも高速振動で除去できるといわれていますので、虫歯になりやすい人、歯周病になってしまった人は試してみてはいかがですか?  歯磨き粉について 正しい歯磨きの仕方をすれば十分、歯垢(プラーク)を除去する事が出来るので特に磨き粉は必要ありませんが、やはり歯磨き粉を使用すればスッキリすると思いますし、最近では歯周病菌の殺菌作用があるような?成分を配合した歯磨き粉も販売されていますので、自分好みの歯磨き粉、または歯医者さんにすすめられた歯磨き粉を使用するのも良いでしょう。  歯間ブラシ・デンタルフロス 歯磨きだけで歯垢(プラーク)を完全に除去する事は実は結構大変で、どうしても歯磨きだけでは歯と歯の間などに付着した歯垢(プラーク)を完全に除去できていない場合が多いので、『歯間ブラシ・デンタルフロス』などの補助用具を使用することも必要かもしれません。 ただ歯間ブラシ、デンタルフロスを間違った方法で使用すると歯、歯肉(歯茎)を傷つけてしまうこともありますので、歯医者さんに適切な使用法を指導してもらいましょう!  歯磨きはいつ行う? 可能であれば毎食後に歯磨きをする事が理想ですが、実際問題それは難しいと思いますので、最低でも朝食後と夜寝る前の2回は時間をかけて歯磨きをしたいものです。 また食後は唾液が多く分泌され、唾液が多く分泌されているときは細菌を洗い流してくれますので、食後すぐに歯磨きを行うのではなく、できれば食後1時間ほど経過してから歯磨きを行うのが理想かもしれません。 以上のように正しい歯磨きや歯間ブラシ、デンタルフロスを使用すれば歯垢(プラーク)を除去することは十分可能なのですが、それでも実際には歯、歯の周りに付着した歯垢(プラーク)を完全に除去できていない場合が多く、歯垢(プラーク)を除去できず時間が経過するといずれ歯磨きでは除去できない歯石となり、歯石は細菌の格好の棲家になってしまいますので、できれば2,3ヶ月に1回、最低でも半年に1度は歯医者で定期健診を受けて正しい歯磨きが出来ているか?歯石は付着していないか?をチェックしてもらう事が非常に大切なのです。
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歯科医が指南。歯磨きは3分以上しないと意味が無い!?

突然ですが皆さん、歯磨きは得意ですか? 「得意も何も、毎日歯を磨くのは当たり前でしょ」なんて声も聞こえてきそうだが、実は筆者は歯磨きが大の苦手。理由は奥歯を磨いているときや口の中に泡が溜まったときに軽く吐き気を催すからなのだが、歯磨きにあまり時間を掛けたくないのが本音だ。 一体皆はどれくらい時間を掛けているのか疑問に思い、「おしトピ by 教えて!goo」の「歯磨き、1回何分ぐらいしてますか?」という質問を覗いてみた。 多かったのは「3~5分」という回答だが、かなり個人差が大きく、「何秒とかの世界」(デメタンさん)という人から、「朝晩録りためた映画を観ながら1回30分かけて念入りに歯磨きしています」(chika1o22さん)なんていう人も! また、「10分以上。テレビを見ながら一本ずつしっかり磨きます」(biscotteさん)のように「ながら磨き」や、「微量な電気が流れる歯ブラシとかで磨いています。たまに重曹などでうがいなどもしています。たまに音波ブラシで寝る前に磨くと明け方の口のネバつきがすごく少ないですねぇ」(パンプさん)など、さまざまなグッズを用いて歯を磨いているというコメントも多数寄せられた。 ■歯磨きに必要な時間は最低3分! 最低でも、歯磨きは何分以上する必要があるのだろうか。歯科医師の小谷田先生にお話を伺った。 「お口の中の状態や歯列、生活習慣によってブラッシングする時間は異なりますが、一般的に最低でも3分は必要だと思われます」(小谷田先生)歯科診療ユニット あまり短すぎると歯の汚れをしっかり落とせないので、3分という時間は守りたいもの。しかし、長ければ長いほど良いのかといえばそういうわけでもなく、 「長時間磨いても、しっかり汚れが落ちていなければ意味がありません」(小谷田先生) と話す。一回一回の歯磨きを疎かにしたり、きちんと磨いているつもりでも正しい方法で磨けていなければ時間が無駄になることに。それどころか、落としきれなかった歯垢(プラーク)が虫歯や歯周病、口臭を悪化させるので注意が必要だ。 「一人一人に合ったブラッシング方法や歯ブラシの種類がありますので、ドクターや衛生士さんにブラッシング指導を受けてみてはいかがでしょうか」(小谷田先生) 子どもの頃は学校などで正しいブラッシング方法を習うものの、いつのまにか自己流になっている人が多いのでは? 大事なのは、量より質。定期的に歯科医院でクリーニングをしてもらえば、戒めにもなり良いのではないだろうか。 ●専門家プロフィール:小谷田 仁(こやた ひとし) 医療法人社団審美会 青山審美会歯科矯正クリニック院長。日本歯科大学卒業後、アメリカのハワード大学・矯正科大学院に入学。矯正の専門医の資格取得後、同大学大学病院歯科矯正科での勤務を経て帰国。舌側矯正を日本で初めて臨床に取り入れ、症例数は4000件を超える。
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その汚れが口臭や虫歯の原因に!?磨き残しを防ぐ歯磨きテクニック3つ

毎日の歯磨き、自分ではきちんと磨けていると思っていても、多くの人が完璧には磨けていないようなんです。口臭やむし歯の原因になる磨き残しを防ぐためには、歯ブラシを正しく持って、一歯ずつ磨き、タフトブラシで仕上げをすることがポイントのようですよ! ■意外と多い歯の磨き残し ライオン株式会社の調査によると、普段からむし歯ケアの意識が高いと自信のある人でも、思っているほど歯磨きが十分でなく、むし歯のリスクを抱えていることが明らかになりました。また磨き残しは20~30代に多く、約9割もの人がしっかりと磨けていないのが実情のよう。 ■磨き残しを防ぐ歯磨きテクニック3つ (1)歯ブラシを正しく持つ 前歯や下の歯の噛み合わせを磨くときは「毛先を自分の方に向けた磨き方」を意識しましょう。また、上の歯の裏側や、上の歯の噛み合わせを磨くときは「毛先を外側に向けた磨き方」を。歯の場所によって持ち方を変えることで、ブラシを歯にフィットさせることができます。(音波電動歯ブラシ) (2)「一歯ずつ磨く」ことを意識 豪快にゴシゴシ歯を磨けば、「磨いた気分」にはなりますが、細かい部分は磨けていないことも多々。鏡を見ながら一歯ずつ磨き、歯や歯茎の境目なども小刻みに動かして汚れを落とすようにしましょう。 (3)「タフトブラシ」が便利 歯並びが悪い部分や奥歯の奥などはどうしても磨きにくく、無理やり磨こうとすると歯ぐきを傷つけて血が出てしまったりもします。磨きにくいところには、毛先が届きやすいコンパクトな「タフトブラシ」を使って、ピンポイントで磨くのがおすすめ。磨き残しが一気に減り、口臭などのストレスも軽減されるので、使ったことがない人はぜひ一度お試しを。 ちょっとした歯磨きテクニックを意識すれば、自己流では磨き残してしまっていた部分も、ピカピカになりそうですね。(ホワイトニング機器)
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ワインを飲んだ直後は歯磨きやめよう、ワインの酸が歯の「天敵」、数分でエナメル質を弱く

ワインに含まれる酸が歯の表面になるエナメル質にとって「天敵」になると分かった。 数分で歯を弱くする可能性。歯磨きは避けた方が良さそうだ。 ワイン試飲のプロが危ない!歯科ホワイトニング機器 オーストラリア、アデレード大学歯学部の研究グループが、歯科の専門誌であるオーストラリアン・デンタル・ジャーナル誌で2015年3月24日に報告した。 研究グループは、ワインテイスター(ワインを試飲して味を確かめる人)のようにワインを短時間口に含んで、それを複数回繰り返してもらう実験を行った。ワインに含まれる酸にさらされると、どのような影響がでてくるか歯の変化を調べた。 10回の試飲でエナメル質が軟質化 その結果、ワインの1分の試飲を10回繰り返しただけで一般的に酸に弱いとされる歯のエナメル質が軟らかくなると分かった。「酸蝕(さんしょく)と呼ばれる現象が起こったもの。影響を受けた歯はワインに含まれる酸に数分だけさらされただけですり減りやすくなってしまった。 「1日に20回から150回はワインの味見をするプロのワインテイスターやワイン製造担当者、ワインの品評会の評価者など、口腔衛生にとって大きなリスク」と研究グループは指摘する。 ミネラル補給を 試飲する前に、カルシウムをはじめ、ミネラルを補給するのが良いようだ。試飲後は歯が軟らかくなっている可能性があり、水で口をゆすぎ、歯磨きをする際には、練り歯磨き粉を指に乗せて指で歯を磨くのが必要という。 軟らかくなっている歯のブラッシングはエナメル質を損傷する恐れがあると注意を促す。 注意したいところだ。
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