こまめな水分補給

寝起きや空腹時、ストレスを感じたときに口臭が気になるのは、唾液の分泌量が減って口の中が乾燥するためです。
このような生理的口臭には、こまめな水分補給が効果的です。
水分補給にはカフェインを含むお茶やコーヒーなどは向いていません。
カフェインには利尿作用があるため、余計に体から水分が出ていってしまいますし、交感神経が活発になるので唾液の分泌量がさらに減ってしまいます。
ただの「水」で水分補給するようにしましょう。

空腹になるのを避ける

空腹になるとネバネバした唾液が分泌され、口臭がきつくなりがちです。
できるだけ空腹を感じることのないよう、1日3食の食事をしっかりとるように心がけましょう。
唾液を出すことは自律神経を整えることにもつながります。
よく噛んで食べ、唾液の分泌を促してください。
空腹を感じたときはできるだけ水を飲むようにして、口の中が乾燥するのを防ぎましょう。

食後の口の中のケア

食後は口の中が酸性の状態になっているので、これを中性に戻すことで口臭をなくすことができます。
食後の口の中のケアとしておすすめの方法は、「水で軽く歯をみがいてすすいだ後、水を含んだまま舌の表面を口内天井部分にこすり合わせて洗い、含んだ水を飲み込む」というものです。
食後、口の中が酸性のときに歯みがきをすると歯が薄くなる可能性があるので、歯みがきは避けるべきです。
また、歯みがきをすることで口臭を防ぐ役割を持つ唾液を洗い流してしまうため、逆効果になってしまいます。