歯列矯正やインプラントは数千年前からあった!?

古代ローマの基礎となったエルトリア文化、それはイタリア半島中部の先住民族であるエトルリア人が築いた文化です。 その古代エトルリア人の少女の歯にゴールドのバンドが小臼歯から反対側の小臼歯まで連なっていたようで、それは下顎を歯列矯正する為に装着された装置ではないかと言われています。 もしエトルリア文化の時代に歯列矯正が行われていたとしたら、もちろん古代ローマでも行われていたでしょう。 その他にも古代ローマ時代の人骨から鉄製のインプラントが上顎骨に埋め込まれたというのが発見されています。エトルリアや古代ローマはとても高度な文化だったとして有名なのですが、紀元2世紀頃から歯列矯正やインプラントがされていたというのは驚きですね。

古代ローマ人が歯を白くしようと使用した物とは?

古代ローマでは『歯を白くしよう』という意識が高まっていたようで、なんとこの時代から歯のホワイトニングは行なわれていたようです。しかも使用されていたのは『人の尿』しかも『ポルトガル人の尿』は高級品とされており、富裕層は多額のお金をつぎ込んでいたようです。 これは自分達ローマ人の尿だと流石に抵抗があった為という背景があるようですが、何故ポルトガルだったんでしょう。しかし、ポルトガル人は自分の尿が売買されていてどんな気分だったんでしょうね。 ちなみに尿の中に含まれている尿素(約2%ですけど)ですが、現代は過酸化尿素にして歯磨き粉だったりホワイトニング剤に使われていたりしているので意外に根拠があったりします。流石は古代ローマ人と言ったところでしょうかね。