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歯科検診で虫歯 を防ごう!

歯科検診で虫歯 や歯周病を早く見つければ、歯を残せる可能性が高くなります。6月4日は虫歯の日です。日本歯科医師会は国民の健康増進に寄与するため、6月4~10日を「歯と口の健康週間」と定め、歯と口の健康に関する正しい知識を啓発し、歯科疾患を予防する習慣づくりに取り組んでいます。私たちにとっても、口腔ケアを見直すよい機会になるでしょう。 歯科検診で虫歯 や歯周病の早期発見を 健康意識の高まりと歯科医療の進歩によって、日本人の口腔環境は年々向上しています。これをさらに進めるにあたり、厚生労働省は「歯科口腔保健の推進に関する基本的事項」をまとめ、平成34年度に向けた具体的な目標を掲げました。その中には虫歯、歯周病、歯の喪失等の防止に関する目標のほか、定期的な歯科検診に関する目標も含まれています。 過去1年間に歯科検診を受診した人の割合は、平成21年の時点で%(20歳以上)でした。これを平成34年度までに65%まで引き上げることが目標とされています。定期的な検診が大切な理由としては、「成人期の歯周病予防に有効なものであり、その結果として中高年期の歯の早期喪失も抑制できることが期待される」「20歳代からの歯科検診の受診は、成人期以降の口腔管理の基盤的行動である」ことが挙げられています。定期的な歯科検診を習慣づければ、歯科医師から正しいセルフケアを学ぶことができます。また、歯科医院では、自分では行えない検査やケアを受けることもできます。 毎日のセルフケア セルフケアの基本は毎日の歯みがきです。虫歯や歯周病の原因になるプラーク(歯垢)を丁寧に取り除きましょう。軽度の歯周病であれば、根気よくブラッシングするだけで改善する場合もあります。歯みがきだけでは落としにくい、歯と歯の間のプラークにはデンタルフロスを使います。虫歯の進行を抑えるものとして期待されているのが、フッ素配合ハミガキです。フッ素には、歯の表面のエナメル質を修復(再石灰化)するとともに、酸がつくられるのを抑制して歯を溶けにくくする働きがあります。 プロフェッショナルケアとは? 歯科医院では、まず口腔内診査で歯や歯ぐきの状態をプロの目で確認し、虫歯や歯周病が見つかれば適切に治療を進めます。 歯石の除去は代表的なプロフェッショナルケアといえます。歯石の表面はざらざらしており、プラークが付きやすくなっています。ところが、歯石を歯みがきで取り除くことはできません。そこで、歯科衛生士がスケーラーという機械を用いて歯石を取り除くのです。歯科用高圧蒸気滅菌器 これをスケーリングといいます。 また、PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)は、歯石の除去だけでなく、お口の中全体をきれいにし、フッ素入り研磨ペーストで歯の表面を磨いてつるつるにします。こちらは、疾患の治療と直接関係のないクリーニングになるので保健診療ではなく、患者が全額負担する自費診療になります。PMTCを終えたつるつるの歯はプラークが付きにくく、たとえ付いても落としやすいので、セルフケアの向上も期待できます。 口腔ケアの基本は毎日自分で行うセルフケアです。これに加え、定期的な歯科検診を習慣にし、プロの力をかりたプロフェッショナルケアを上手に取り入れるのが理想的といえるでしょう。
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虫歯予防

歯がしみる!これは知覚過敏?と思ったら

最近歯が歯磨きやうがいでしみる・・なんてことありませんか?もしかしたらそれは知覚過敏かもしれません。知覚過敏とは、虫歯でもないのに歯に痛みやしみるような症状を感じる現象のことをいいます。それでは、どういった場合に虫歯でもないのにしみる症状が起きるのでしょうか?歯科医師・岸本 佐智先生による監修記事で見てみましょう。 知覚過敏ってどんな症状? 知覚過敏とは、虫歯などの病変が起こっていないにも関わらず起こる歯の痛みのことです。たとえば、冷たい水を口に含んだ時に「ピリッ」と痛んだことがありませんか?それが知覚過敏です。 知覚過敏では、歯が痛むのはとても短い時間です。ほとんどは数秒、長くても1分以内には痛みが治まります。歯に刺激が加わった時にだけ痛みを感じるため、何も刺激が加わっていない時には痛みません。 また、知覚過敏で歯が痛むのは、冷たいものを口にした時だけではありません。 歯ブラシの毛先が触れた 冷たい飲食物を口にした 熱い飲食物を口にした 甘い物を食べた 冷たい風にあたった  など 以上のように、知覚過敏では様々な刺激が歯の痛みの原因となるのです。 虫歯じゃないのになんでしみるの? まず基礎知識として歯は外側からエナメル質、象牙質、歯髄(神経)という構造になっています。 健康な歯の通常見えている部分はエナメル質という硬い層で覆われているため、刺激を与えても痛みを起こすことはありません。しかし、通常歯茎の下に隠れている歯根の表面にはエナメル質が存在せず、象牙質が露出していることがほとんどです。 この象牙質は無数の細い管の集合体で成り立っており、歯が刺激を受けるとその管の中を刺激伝達物質が外部からの刺激を神経まで直接伝えることによって痛みとして感じてしまいます。つまり刺激をうけると痛みを感じる象牙質が外部に露出すると、ふとした刺激でしみるような痛みを感じるようになるのです。 虫歯の場合、虫歯菌によって歯が溶かされて象牙質が露出することによって痛みを感じます。 では、虫歯以外で象牙質が露出する場合、一体どういった原因が考えられるでしょうか? 知覚過敏を起こす原因は? 1.歯茎が下がって歯根が出てきた 歯周病や加齢により歯茎が下がってくると歯根が露出してきてしみるようになります。 これまでしみていなかったのに歯石を取った後しみるようになった場合もこれに当たります。 2.歯ぎしりや食いしばり 歯ぎしりや食いしばりをすると、歯茎との境目付近の歯がくさび状にえぐれることがあります。かつては歯磨きの力が強すぎて削れてできる、と言われていましたが、現在は歯ぎしりや食いしばりなどの過剰なかみ合わせの負担が原因になっていることが分かっています。 かみ合わせの異常を正すには、矯正治療が有効です。詳しくは、「歯がしみてつらい・・知覚過敏から解放される10の方法」をご覧ください。 3.歯磨きの力が強すぎる 歯磨きの力が強すぎると、歯茎が下がりやすくなり歯根が露出してきます。また、歯の表面のエナメル質を削り取る原因にもなってしまいます。 4.歯がすり減ってきたことによるもの 毎日噛んで擦り合わせていることにより、噛む面はすり減ってきます。それにより中の象牙質が露出すると、しみることがあります。 5.酸により歯が溶かされた…
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その歯の痛みの原因は虫歯じゃないかも!こんなにある虫歯以外の原因

ある日突然起こる歯の痛み、憂鬱になりますよね。痛みの種類は鈍いものからずきずき鋭いもの、刺激した時のみ痛い場合や常に痛い場合と様々ですが原因も虫歯にとどまらず全く違うところからきている場合もあります。ここでは歯の痛みとして考えられる原因、病気、またそれぞれの痛みの特徴について、歯科医師・岸本 佐智先生による監修記事でご説明します。 歯が痛くなる原因、病気はこんなにある ① 虫歯 一番真っ先に考えるのが虫歯でしょう。歯に穴が開いていたり欠けていたり、黒くなっている、または詰め物が取れている場合は自分で判断がつきやすいですが、歯と歯の間の虫歯、詰め物の下で進行している場合はなかなか自分では分かりません。 ② 歯髄炎 ① の虫歯が進行して中の神経が炎症を起こした場合です。 ③ 根尖性歯周炎 根っこの先端に炎症を起こして膿をもった状態です。根っこの管の中の感染が原因で起こります。 ④ 歯の破折 歯が割れてしまった状態です。必ずしも真っ二つに割れている訳ではなく、ヒビが入った状態で多く確認されます。初期の頃はヒビも非常に見えにくくレントゲンにも写ってこないことが多い為、判断が難しい傾向があります。 ⑤ 歯茎の急性炎症による痛み 歯周病における急性発作、また親知らずの周りの歯茎の炎症などにおける痛みです。 ⑥ 噛み合わせの負担によっておこる痛み 虫歯の治療で詰め物やかぶせ物をした後など、噛み合わせが高いと噛むと痛いという症状がおこることがあります。また強い歯ぎしりなどによって異常な力が加わった場合も噛むと痛い症状が出る場合があります。 ⑦ 歯に物がはさまって起こる痛み 歯の間に物がぐっと詰まると歯の周りの組織が押されて痛みが出ることがあります。 ⑧ 歯が生えるのに伴う痛み 歯自体が生える時に歯茎をつきやぶって出てくる時の痛みはもちろんですが、たとえば親知らずが生えてくる場合に手前の歯にぶつかっていると、手前の歯が押されて痛みを出すことがよくあります。 ⑨ 矯正治療に伴う痛み…
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今すぐはじめたい!虫歯予防

はじめに 虫歯にならないために歯磨き以外にしていることありますか? 歯は永久もの!大事にしていきたいですよね!そこで虫歯にならりにくいコツが書かれたQAをあつめました! 自分にあう方法を試してみくてください♪ 虫歯予防についてアドバイスください 予防歯科の先生の話によると、 寝る前に甘いものや、アルコールなどの糖分を摂ると、 就寝中は唾液の分泌が少なくなるため、 口の中の酸性度が高くなり、虫歯になりやすくなります。 歯磨きや、水による口すすぎをしても、その酸性度は落ちないため、 寝る前に甘いものや、アルコールを摂ることが多い場合は、控えたほうがよろしいかと思います。 また、フッ素で口をすすぐことで、酸性は緩和されるそうです。 虫歯予防用のフッ素が、歯科医院などで販売されていると思うので、 それらを利用するのも効果的ではないでしょうか。 チベットの奥地には虫歯がない民族が住んでいるそうですが、 彼らの口にしている水にはフッ素が多く含まれているそうです。 他の先進諸国では水道水にフッ素が添加されていることが多いため 虫歯はほとんどありません。 投稿日時: 2003-02-04 16:14:21 質問疑問に答えるQ&Aサイト 虫歯予防についてアドバイスください 寝る直前に食べるのは控えましょう! 虫歯予防にキシリトールガムは効果的ですか? キシリトールの効果 1.) 虫歯の原因となるミュータンス菌の活動が弱まり数が減ります。 2.) プラークの量が減ります。…
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見た目でジャッジ!歯の【白斑】は虫歯になりかけサイン!

歯に白斑を見つけたら…… 口の中に存在するむし歯の原因菌「ミュータンス菌」がつくる酸によって、歯のエナメル質のミネラル成分が溶けてしまうことがあります。その溶けた部分は透明感を失って白濁して見え、その白斑が「初期むし歯」といわれるものです。 この段階ではまだむし歯の穴はなく、痛みなどの自覚症状もありません。 大切なのは、歯の再石灰化! この初期むし歯が進行するか改善されるかは、「脱灰」と「再石灰化」のバランスに左右されます。 歯の再石灰化とは、唾液の成分が酸を中和したり、酸により溶かされた歯のミネラル成分を元に戻すことをいいます。もし、このまま脱灰が進めばむし歯が大きくなりますが、 再石灰化がより促進されれば、脱灰された状態が回復されるようになるのです。 初期むし歯を進めないためにすべき4つのコト 初期むし歯を進めないためには、以下の4つのポイントを意識するとよいでしょう。 1. 歯垢をブラッシングなどできれいに落とすこと フッ素や薬用ハイドロキシアパタイトを配合した歯みがき剤の使用も効果が期待できます。 2. 唾液の分泌を促進し、再石灰化を促す 3. 唾液を多く出すためにガムを咬む 4. 食生活を見直す 食事の回数が多くなったり、だらだらと長時間食べたり飲んだりしていると、歯は脱灰しやすい環境になります。 歯の白濁、ほかに考えられる原因は……? 初期むし歯意外に考えられる白濁の原因は、以下が考えられます。 ● フッ素症 歯の形成期や永久歯では、出生から満8歳までの間に高濃度のフッ化物を含む飲料水を継続的に飲用すると、歯のエナメル質が白く濁る「フッ素症 (斑状歯)」 が発生することがあります。 ● エナメル質形成不全 何らかの障害により歯の形成が阻害された部位に発生します。乳歯の大きいむし歯や外傷で永久歯に影響することもあります。 歯科用無影灯…
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みんな誤解しすぎ!? 実はキシリトールでも虫歯の危険!

外出先で歯みがきができない時に、ついつい砂糖不使用のガムを歯みがき代わりにすることはありませんか? でも、この“砂糖不使用ガム歯みがき”、実は歯をむしばむ危険があるようですよ。 イギリスのニュースサイトdailymailから、最新の研究に関するニュースをお伝えいたします。 イギリスの歯科雑誌に掲載された研究論文によると、歯に優しいとされている砂糖不使用製品には“隠れた危険”があるとのこと。 ボストン大学、ヘルシンキ大学などから構成された研究チームが、虫歯対策に使われている砂糖の代用品の調査をしたところ、砂糖不使用の菓子や飲料に含まれる酸味料の“認識されていなかったリスク”が判明しました。 そのリスクとは、キシリトールやソルビトールが、口内の酸度を高める働きがあるという点です。(このふたつだけでなく、糖アルコールの代用品や多価アルコールに酸度を高める働きがあるとか) 口内の酸度が高まると、歯の表面のエナメル質をむしばみます。特にフルーツの風味がついていると、そうなりやすいことが明らかになりました。 糖アルコールの代用品や、多価アルコール(キシリトールやソルビトールなど)は、虫歯リスクを減らす効果があるのですが、同時にこんなリスクも存在していたというわけです……。 では、砂糖不使用のお菓子は実際に歯にとってよいものなのでしょうか? 研究チームは、ソルビトールやキシリトールを含む商品が増えている昨今、消費者は口内酸度アップという隠れた危険についても知るべきだと警告しています。 ボストン大学のソック・ジャ博士は、「砂糖不使用の製品は歯に安全だと思いこんでしまい、安全性を過信しがちです」と警告しています。口腔洗浄器 メーカーはどのように考えているのでしょうか? チューイングガム会社スポークスマンのリグリー氏は、下記のように答えています。「過度に大量な砂糖不使用ガムを毎日噛まない限り、この研究にある問題はさほど心配する必要がないものと考えます」 当然かもしれませんが、研究者vs.メーカーで、意見が対立してしまいました。そこで最後に、この研究についてdailymailにコメントを寄稿した英国歯科医師会科学顧問のダミアン・ウォルムスレー教授の意見で締めくくりましょう。 「砂糖不使用であっても、酸味のフルーツ風味の食品を使用することには注意が必要だということですね。外食時などに多用すると、虫歯リスクを高める可能性があります。 食後に砂糖不使用ガムを噛むことで、虫歯のリスクを下げることは可能ですが、そこでフルーツ風味以外のものを選ぶことが必要です。そして一日に2回、食後に歯をみがくことや、定期的に歯科検診を受けることも大切です」 間をとった感のあるコメントですが、やっぱり歯みがきが大切なんですね。とは言え、最近は食後すぐの歯みがきは良くないとの意見もあるので、念の為ちょっと時間を空けてからするようにした方がいいかもしれません。 これを読まれたみなさん、どうか面倒がらずに歯みがき&歯科検診で、歯の健康をしっかり守ってくださいね。
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妊婦が虫歯になりやすいってホント!? プレママが気をつけたい「むし歯対策」5つのポイント

「一子生むと一歯失う」という言葉を聞いたことがありますか? 「女性は妊娠すると、お腹の赤ちゃんに歯のカルシウムを取られるから歯がもろくなる……。」と言われてきました。 でも実はこれ、迷信なのです! ではどうして妊婦さんは「むし歯になりやすい」、と言われるのでしょうか? 今回はママ歯科医師である筆者が、プレママのむし歯の真相と対策について解説します。 ■ 「妊娠中、むし歯になりやすい」3つの理由 妊婦さんがむし歯になりやすい理由は、いくつか考えられます。 (1)「胃が圧迫されるから少量ずつたべたい…」食事の回数が増える 妊娠中は食べづわりでちょこちょこ食べたり、妊娠後期は胃が圧迫されて少量ずつ食べたりと、食事スタイルが変化します。 食事の回数が増えると、口の中は酸性から中性に戻る暇がなく、歯が溶けやすい環境にさらされます。 (2)「口に入れるだけで吐き気…」つわりで歯みがきできない つわりで起き上がるのも辛い時期は、歯みがきが不十分になります。 筆者も、口の中に歯ブラシを入れただけで吐き気を感じた経験があります。 (3)ホルモンバランスの変化 妊娠中は、ホルモンバランスの関係で免疫力が低下しています。そのため、口の中で細菌が増えやすい状態なのです。 妊娠出産すると歯のカルシウムが減って歯が弱くなる、という事実はありません。そうではなく、上記のような妊娠中の特徴によって、むし歯や歯周病になりやすくなるのです。 ■今日からできる!プレママのむし歯対策 (1)歯磨きがつらい時はうがいを!つわりの期間を乗り切る工夫 つわりで歯みがきが辛い時期は、食べた後はうがいをしましょう。こまめに水を飲むのもよいでしょう。 筆者は朝と夜につわりがひどかったので、お昼の比較的吐き気の弱い時間帯に歯みがきするようにしていました。 歯磨き粉の味やフレーバーも刺激の少ないものを使ったり、辛いときは歯磨き粉を付けずに磨くのもよいでしょう。体調のよいタイミングを見つけて、うがいや歯みがきができるといいですね。 (2)歯の再石灰化を防ぐ!ガムでリフレッシュ 何か口に入れたいときは、砂糖を含まないガムを噛むとよいでしょう。キシリトール配合のものがオススメです。噛むことによって唾液の分泌を促し、歯の再石灰化に役立ちます。 気分もリフレッシュしますし、体重管理の面でも、ガムはお役立ちアイテムです。 (3)歯科健診票を活用して 母子健康手帳をもらったときに、歯科健診票(割引券)も配布されたら、ぜひ利用しましょう。 つわりで辛い時期は受診しづらいですが、体調が落ち着いたら、なるべく早めに健診を受けるとよいでしょう。 (4)むし歯は早めに治療 妊娠後期はお腹が大きくなり、歯の治療も難しくなります。妊娠中は歯が痛んでも服用できる薬が限られています。…
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香取慎吾の顔変形、歯のトラブル放置が原因…!? 「 乳歯の時期にケアが必要」な理由3つ

6月4日は“虫歯の日”ということをご存じでしたか? また、6月4日から10日は、“歯と口の健康週間”と言われています! この時期、幼稚園や保育園では“歯科健診”が行われる時期で、検診で虫歯が見つかり、歯医者さんへ行く機会も増えると思います。 ところでつい最近、SMAPの香取慎吾さんが、歯のトラブルを放置したために、顔が変形してしまったのでは?という衝撃的なニュースがありましたよね。ママならば、わが子の顔や歯並びはとても心配なことだと思います。 今回はママ歯科医師である筆者が、小さな子どもでも気をつけたい“歯と口の健康”について解説します。 ■歯と口の健康週間に見直すべきは「食事の時間」だった まず、今の習慣を見直しましょう。毎日当たり前のように行っていることが、実は危険な習慣であったりします。 1歳頃になると、赤ちゃん用のおやつなどを食べる機会も増えてくると思います。甘いものを覚え始める時期でもありますよね。 しかし、そんな時期に危険なのは、“ダラダラ食べ・飲み”です。 子どもや家族が、時間を決めず、ダラダラずっと食べているなら、今すぐ改善しましょう。 おやつは10時や15時など時間を決め、1日1~2回にしましょう。水分補給は、水や麦茶などにしましょう。 子どもが大好きな甘いジュースは、食後や、おやつの時に一緒に口にするのがオススメです。 ■ 大人の歯が生えてこなくなる!?「 乳歯の時期にケアが必要」な理由3つ なぜ、小さな子どもの頃からのケアが必要なのでしょうか? 最近は、子どもの歯並びや虫歯への関心が高まり、赤ちゃんの頃から大切にケアされているママが増えているようです。 けれど、「乳歯ならどうせ抜けてしまうから……」というママは、危険です! ちゃんと“乳歯の時期”に、お口の中や癖などをケアしておかないと、後々トラブルが発生しやすいのです。 (1)永久歯が生えるスペースがなくなるから 虫歯や怪我などで、乳歯を早くに失うと、その下に控えている永久歯が、“将来生えるスペース”がなくなり、歯並びが悪くなってしまいます。 大人の歯は、一生もの。歯並びが悪いと、矯正をしたりもできますが、できれば避けたいですよね……。 もし、乳歯を抜歯することになったら、そのスペースを保つための装置がありますので、必要かどうか小児歯科で、早めに相談してみるのをオススメします。 (2)バランスよく噛めなくなるから 歯が痛いと、噛むことができませんよね。さらに、虫歯などで抜歯すると、その部分では噛めなくなってしまいます。 片方の顎でばかり噛んでいると、片方で噛む癖がついてしまい、いつも噛む側の歯ばかりがすり減ってしまったり、噛むときに働く筋肉のバランスが悪くなってしまいます。超音波スケーラー 家庭用 (3)「指しゃぶり」などの癖が歯並び・咬み合わせへ影響を与えるから “指しゃぶり”をずっとしている、“おしゃぶり”をいつも使っている、舌を出す癖、口呼吸……のような要因で、歯並びや咬み合わせは、影響を受けると言われています。 そのまま様子を見ていていいのか、何かしらサポートが必要なのか、1度、小児歯科で相談すると安心ですよ。 癖は注意するよりも、子どもの好きな遊びに誘うというように、気持ちを別のところにそらすのがポイントです。 (4)「言葉の発音」が悪くなるから…
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あなたの歯の状態、大丈夫?「虫歯」になってるか1分でかんたんチェック!

冷たいものがしみるけど痛いというほどではないし…仕事が忙しくてなかなかクリニックにいく暇がないんだよな…そんな風に思って、歯科検診を怠っていませんか? 虫歯になりやすい生活を送ってしまっていませんか? 歯は食事をするだけのものではなく、あなたの笑顔や印象にも大きく影響する大事なものです。白くて綺麗な歯を維持して虫歯に悩みたくない方は、早速虫歯リスクをチェックしてみましょう! 以下の【注意すべき症状パート(全3問)】と【虫歯リスクパート(全13問)】から、当てはまるものをチェックしていきましょう。 チェックスタート! 【注意すべき症状パート(全3問)】 □ 冷たいものや甘いものを食べるとしみる □ 現在何もしなくても痛みのある歯がある □ 現在変色のある歯がある 3つのうちでも当てはまったら結果の「1. 【注意すべき症状パート】に当てはまるものがあった方」へお進みください。 当てはまらなかった場合は、続けて下の【虫歯リスクパート(全12問)】へ進んでください。 【虫歯リスクパート(全12問)】 □ 1日に4回以上食事をする □ 甘いものを好んでよく食べる □ キシリトール配合のシュガーレスガムはあまり噛まない □ フッ素配合のはみがき粉を使用していない □ 食後に歯磨きをしないことがある □ デンタルフロスや歯間ブラシは使っていない □ 歯ブラシを1ヶ月以上交換していない…
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1歳2カ月で虫歯発覚!押さえつけて治療するのが本当にベストなの?

娘は生後5ヵ月で最初の歯が生え始め、1歳になった時点で8本生えていました。 歯が生えるのが早いと歯磨きが大変だと聞いていましたが、本当にきつかった! 抵抗が激しいのなんの。 毎晩、押さえつけたりなだめすかしたりして、どうにか磨いていました。 歯の根本の部分が白いのに気づいたのは、1歳になったばかりの頃。 乳歯は柔らかく虫歯の進行が早いらしいので、とにかく確かめようと近所の小児歯科へ。 やはり初期虫歯でした……しかも歯の根本だけでなく、前歯の間も含めて4本も。 歯磨きはもちろんのこと、虫歯になりやすいものは与えず、大人からの虫歯菌の感染にも気をつけていたので、それはそれはショックでした。 虫歯の原因として考えられるのは母乳。 当時はまだ授乳中でしたし、娘は夜中でも2~3時間ごとに目を覚ましては泣いてはそのたびに授乳していました。 母乳は虫歯の原因にならないという説もありますが、娘の場合、それ以外の原因が考えられませんでした。 歯科医師の話では、なるべく早めに初期虫歯の部分を削ったほうがいい、と。 娘の体をバスタオルでくるみ、さらにその上からネットで包んで、子どもが暴れられない状態に固定して削るべきだ、と……。 まだ1歳なのに? 虫歯になりきっていない状態なのに? 無理やり体を押さえつけて? 5分程度で終わりますよ、と言われましたが、診察ですら一苦労だったのに体を固定するなんて。 押さえつけられることを嫌がって無我夢中で抵抗するだろうし、無理やり口を明けられて恐怖を覚えるはず。 だって1歳ですよ! そのせいで娘が歯医者を大嫌いになるであろうことも予想できるし、1歳の娘にその恐怖を味あわせることに納得できず、病院を変えました。 2軒目の小児歯科は駅前のクリニック。 規模が大きくて、歯科医師がたくさん所属しています。 そこでも初回診療時に光照射器 歯科 「次回来院時に、お子さんの体を固定して虫歯を削りましょう」 と言われました。 やっぱり削るしかないのか……と半ばあきらめ、次回覚悟して来院したら、初回対応した医師とは別の方でした。 その先生いわく、 「こんなに小さい子だと暴れて事故が起きやすいので、危なくて削れません。大きくなるまで待ちましょう」 だって。…
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