はじめに


当記事では、むし歯の症状のバリエーションを知りたい方に向けて、著者が経験した症状についてご紹介します。

著者は36歳の女性で、むし歯の経験歴は子どものころから数回あります。一番最近のむし歯の治療は、3年前の11月の終わりから約9か月間にわたるものでした。

むし歯は、一度その状態になってしまうと自然には治りません。しかも、治療をしても、自分でしっかりと歯磨きをしないとまたむし歯になってしまう恐れがあります。どうぞ皆さんも、ご自分の歯を大切になさってください。

最近経験したことのあるむし歯の症状

3年前の9月

職場でパソコンに向かって仕事をしながら、ペットボトルに入った冷たいお茶を口に含んだ時に、前歯にしみるような感じがしました。この時はまだ、あたたかい飲み物を口にした時にはしみませんでした。

歯科医院に行きたくなかったこともあり、冷たいものを飲まないようにすることでしのいでいました。

10月

職場の昼休みの時にお弁当を食べていた時や、自宅で食事を取っていた時に、揚げ物などの少し硬いものを奥歯で噛んだ時に痛みが走るようになっていました。この頃になるとドラッグストアで鎮痛剤を買い、毎食後に飲んで痛みをごまかしていました。

11月から受診直前

夜寝ている時も歯が疼くようになっていました。特に、下の歯のうちの、左側の奥から数えて2番目の歯の痛みが始終気になっていました。鎮痛剤があまり効かないと感じていたこともあり、仕事も気になっていましたが、インターネットや電話帳で歯科医院を探し始めました。そして、自宅近くの医院に電話をかけ、受診の予約を取りました。

どんな症状段階で歯医者に行ったか

下の歯のうちの、左側の奥から数えて2番目の歯が1日中疼くようになり、仕事はもちろん、食事時にテレビを見ている時にも気になるようになっていました。この段階で、自宅近くの歯科医院に行きました。

どんな検査をしたか

1.直接目で歯を診てもらう

歯の表面の様子や歯並びなどを診てもらえます。むし歯が進んでいると、歯の表面が黒ずんでくるようです。

2.レントゲン検査

衛生士の方に案内して頂き、検査室に入り、指示通りに検査を行います。スタッフの方が案内してくださいますので、その指示に従ってください。

3.口の中を直接ポラロイドカメラで撮影

診察台の上で口を開けた状態で、衛生士や助手の方に、口の中を直接ポラロイドカメラで撮影されます。大きく口を開けるように促される上に数枚撮影されるので、撮影後、人によっては少し顎が疲れたように感じるかもしれません。

4.顎の動きを見る検査

顎の動きを感知する機械をつけ、早口言葉を読んだり、ガムをかんで、顎の動きを検査しました。衛生士の方にパソコン画面に映し出された自分の顎の動きを描いたグラフを見せてもらいながら、噛み合わせについていろいろと説明をしていただきました。

これは保険外の検査です。著者の場合は、先生に噛み合わせを疑われたために受けるように言われて受けました。詳しくは担当の先生のご指示に従ってください。
5.歯周病の検査

診察台の上で口を開けると、衛生士(または医師)の方に、歯と歯肉の境目に器具を差し込まれます。歯の1本1本を調べていきます。著者の場合はかなり痛い思いをしました。歯周病がひどいと歯肉から血が出ます。検査をする人によってはまったく痛くないようにしてくださる方もいます。

歯医者からのアドバイス

むし歯と歯周病があり、噛み合わせも痛みの原因の1つとしてあると告げられました。治療計画の紙を渡していただき、むし歯はつめること、そして歯周病の治療、さらに歯磨きの仕方の指導も受けるという治療を勧められました。

治療の痛みについて

むし歯の部分を削る時に少し痛みを感じた程度でした。

その後どのように回復に向かったか

途中まで仕事をしながら通っていたため、すべての治療が終わるまで約9か月間かかりました。その間の回復の様子は以下の通りです。

受診初日

歯が痛み、歯ぐきが少し赤くなって腫れています。この日は検査を受けて治療計画書を頂き、痛み止めの薬を頂きました。

2回目の受診~5か月後

この間は、仕事をしながら月1回の間隔で通院していました。5本のむし歯のうち3本を削って詰めたり、1本は冠を被せてもらいました。一方、歯周病は受診のたびに検査を受け、そのたびに血がにじんでいました。

歯ぐきが少し赤く腫れていたため、歯磨きの後フロスを使ってよりきちんと歯垢をとるよう指導を受けました。使い始めてしばらくは歯と歯ぐきの間から血がにじんでいましたが、1か月もすると出なくなりました。そして、歯ぐきは薄いピンク色に変わり、引き締まってきました。

フロスとはナイロンなどで出来た糸です。歯ブラシで歯を磨いた後、歯と歯の間や歯と歯茎のすき間に通して、表面の歯垢をとります。スーパーやドラッグストアで300~400円ほどで売っています。歯科診療ユニット
それから最終日までの4か月間

歯と歯ぐきのすき間が小さくなって、歯周病はひとまず落ち着きました。4本のむし歯の治療も終了です。残る1本は、根幹治療という歯を残すための治療を受けました。

簡単に言うと、歯に穴を開け、そこに器具を差し込み、古い薬剤をかき出して、新しい薬を入れるという治療です。治療中はまったく痛みがありません。

「2日か3日おきに来院してもらわないと歯を残せない(※下記参照)」という先生のお言葉を受け、途中で仕事を休み、この4か月間は治療に専念しました。その後、再びレントゲン検査を受け、冠を被せて治療が終了しました。

※保険診療は1回の治療時間が限られているためです。著者は歯を残す選択をしたために根幹治療を受けましたが、保険で受ける場合は、かなりの時間と費用を必要とします。

おわりに

いかがでしたか。むし歯対策には毎食後の丁寧な歯磨きが1番です。皆さんが健康な歯を保たれますように。