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キシリトール100%のタブレットは虫歯予防にも最適!

■ 口の中で溶かすだけの簡単オーラルケア キシリトールガムは有名ですが、最近話題の「キシリトールタブレット」をご存知ですか? 歯の主成分であるリン酸カルシウムを配合しているキシリトール100%のタブレットには、歯を強くする効果(歯の再石灰化)があり、虫歯予防にもなります。 ガムを食べる習慣のない方や歯科の治療中超音波クリーナー 激安でガムを噛めない方にも最適です。 また、小さなお子さんの生活にも取り入れやすいといえるでしょう。 ■ そもそも「キシリトール」って何? その効果とは? キシリトールとは、シラカバやカシなどの植物から作られる天然由来の甘味料で、虫歯の原因となる酸をつくらないと言われています。 また、以下のような効果があります。 ○スッとする甘さにより、唾液を出す 唾液が増えることで酸を中和する能力が高まり、歯の再石灰化が促進されます。 ○歯垢(プラーク)中のミュータンス菌などを減少させ、虫歯の原因となる酸を抑制する ミュ-タンス菌は通常、糖を取り込んでエネルギー源として酸を生成し、その酸により虫歯が始まります。しかしミュータンス菌はキシリトールを取り込めず、酸を生成できません。よって、キシリトールを使い続けると、口腔内の歯垢のむし歯菌の数が少なくなります。毎日の習慣になると、虫歯になりにくい歯垢に変わっていきます。 ○歯垢の性状の変化によって歯磨きがしやすくなり、歯肉炎も起きにくくなる ■ キシリトールタブレットの効果的なとり方 タブレットなので、ゆっくり溶かすだけで口の中にキシリトールが広がります。以下の3点を踏まえて、効果的に取り入れましょう。 [1]1日の摂取目安量は、1回に3粒を噛まずに5分ほど舐めます。 [2]1日5~7回を目安に、1週間続けるとよいでしょう。 [3]キシリトールを摂取してプラークが減り始めるのは約1~2週間。さらに3カ月間摂取すると、虫歯になりにくい状態になります。 その後3カ月くらい摂取をやめても、効果は持続するといわれています。 ■ 医師からのアドバイス きちんと歯磨きをしているにもかかわらず虫歯になりやすいという方は、このキシリトール100%タブレットを生活習慣に取り入れてみることをお勧めします。
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意外と知らない? 虫歯の常識にはこんなに個人差が!

ズキズキと痛くなったその時は「すぐ歯医者さんに行こう」と思うのだが、しばらくして痛みが治まると「今度でいいや」と後回し。でも、放っておくと歯が抜けたり、死に至る病気になることも…。 実は、最新の虫歯&歯周病治療はちょっと前とは大違い。「歯の病気」の最前線を知って、今年からは虫歯知らずの人生を送ろう! 甘いもので虫歯になるわけではない!? 意外と知らない虫歯の基礎知識を「つじむら歯科医院」の辻村傑理事長に聞いた! Q. 甘いものを食べると虫歯になりやすいのはなぜ? A チョコレートやおまんじゅうを食べたからといって、虫歯になりやすいわけではないんです。 ―えっ、そうなんですか? もう少し虫歯になるプロセスを説明しましょう。食事をすると口の中は酸性になります。永久歯の場合、口腔(こうくう)内のpH値が5.5を下回り酸性に傾くと、歯の表面からミネラル分(カルシウムやリン)が溶け出して、脱灰(だっかい)という虫歯の初期状態になります。 しかし、しばらくするとpH値が5.5を上回ってアルカリ性に戻って、歯の再石灰化が始まり、溶け出したカルシウムやリンが歯質に取り込まれ、健康な状態に戻します。 ―戻るんですか! はい。それで、朝・昼・晩と食事をすると、これが3回繰り返される。しかし、間食をしたり、砂糖入り飲料を飲み続けていると口の中が長時間酸性になり、再石灰化が起こらず虫歯が進行するんです(図参照)。 ですから、正確には「甘いもの=虫歯」ではなくて、「間食の多さ」が虫歯リスクを高めます。 Q.口の中の虫歯菌の量は個人差が? A 我々は、唾液(だえき)1mℓの中に虫歯菌(ミュータンス菌)が10万個未満の人を「レベル0」、10万個から50万個未満を「レベル1」、50万個から100万個未満を「レベル2」、100万個以上を「レベル3」と分けています。そして、レベル3の人はレベル0の人に比べて虫歯になるスピードが非常に速いです。 Q.毎食後、すぐ歯磨きをするべき? A よくされる質問ですが、これは個人個人の口内を調べてみなければわかりません。 ―なぜ? 食後に口内がすぐにアルカリ性に戻る人もいれば、酸性の状態が長く続く人もいるからです。すぐにアルカリ性に戻る人は、その時、再石灰化が行なわれ歯が硬くなろうとしているわけですから、その状態の時に研磨剤の入っている歯みがき粉で歯を磨くべきではありません。歯科診療ユニット 一方、長く酸性の状態が続く人は食後すぐに歯みがきをしてアルカリ性に戻すことが必要です。だから、自分の口内環境に合った歯みがきが大切です。ちなみに、口内細菌をよくコントロールしているフィンランドの人は1日の平均歯みがき回数が0.9回なんですよ。 ―自分の口内環境を知る方法なんてあるんですか? 唾液検査をすれば、自分の口内環境がわかります。唾液検査は保険は使えません(保険は治療にしか使えないので)。検査自体の費用は3千円から4千円程度です。唾液検査は、自分の口内環境を知る上で、とても大切な検査なので皆さんに受けていただきたいですね。 また、会社などで昼食後に歯を磨いている人には朝に使った歯ブラシを乾燥させずにケースに入れ、昼も使う人がいます。しかし、これだと朝、歯ブラシについた虫歯菌が昼までに繁殖し、その大量の虫歯菌をまた口の中に入れることになる。一度使った歯ブラシはきれいに洗い、必ず乾燥させてから使うようにしてください。 ◆この続きは、『週刊プレイボーイ』5号(1月18日発売)「今年こそ治すぞ!! 『歯医者』と『歯みがき』最前線」でお読みいただけます。
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歯科医が指摘!虫歯を「予防するどころか逆効果」なNG歯磨き法4つ

誰もが毎日行う習慣のひとつに“歯磨き”があります。歯磨きすると、口の中がスッキリして息も爽やかになりますよね。 でも、あなたの毎日の歯磨きは、どこか間違っていないでしょうか? そう聞かれると、「毎日磨いてるけど、ちゃん汚れを落として虫歯の予防になっているんだろうか……」と気になってきますよね。 そこで今回は、海外の医療・健康系誌『Prevention』の記事を参考に、歯科医が教える“NG歯磨き”パターンを5つご紹介しましょう! ■1:古い歯ブラシを長く使う 今使っている歯ブラシは、いつ使い始めたものでしょうか? 「ん~半年前かな?」なんて言ってたらダメ! 米国歯科学会によると、歯ブラシには1,000万個以上のばい菌が付いているとか。長く使いすぎると、汚れを落とすどころかばい菌を口に入れているようなものかも……! おまけに、長く使ってブラシが外側に反り始めると、磨く力が弱くなるそうです。 歯磨きをした後に歯ブラシをきちんとキレイにすることはもちろん、ブラシが外側に沿ってきた頃を目安に新しいものに取替えるようにしましょう。光照射器 歯科 ■2:夜寝る前に磨かない 歯科医によると、就寝中は歯を守る唾液の分泌が少なくなるそうです。ですから、歯磨きはできれば夜寝る直前にするほうが理想的だとか。 それに、夕食後の歯磨きのあと、また夜食をつまんだりお酒を飲んだりする可能性もありますよね。夕食後しか磨かないと、歯を含む口の中が汚れたまま寝ることになってしまいます。 ■3:ブラシが硬すぎる あなたが使っている歯ブラシのブラシは硬すぎませんか? 「柔らかいと磨いた気がしなくて……」と思うかもしれませんが、硬すぎるのはNGだそうです。歯科医によると、柔らかいブラシなら歯の表面を硬いブラシほど傷めず、歯茎の中や歯間にも入りやすいため、歯磨きの効果がより高いのだそうですよ! ■4:マウスウォッシュを使わない 歯磨きをしても、まだ取れていない汚れやばい菌が口の中にいるんです。 そこで歯科医が勧めるのは、歯を磨いた後のマウスウォッシュ。これで口の中をゆすぐと、しつこいばい菌も退治することができ、口臭にも効果を発揮します。 ■5:歯しか磨かない 歯ブラシで歯を磨いただけで満足していませんか? 歯科医によると、口中には歯だけでなく、歯間や舌にも食べかすやばい菌が存在します。 デンタルフロスを使って歯間をきれいにし、舌の汚れもきちんと落として、仕上げはマウスウォッシュで……これで完璧です! 以上、歯科医が指摘するNG歯磨き法についてご紹介しましたが、いかがでしたか? 「ヤダ、虫歯になるはずだわ……」という方は、今日から歯を含む口中のお手入れをしっかり行ってくださいね!
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虫歯に歯周病…口呼吸の弊害とその改善法は!?

■ 口呼吸はデメリットしかない!? 人は無意識に呼吸をしていますが、通常は鼻で空気を吸ったり吐いたりします。ところが、最近では口で呼吸をする口呼吸(こうこきゅう)の人が増えているようです。 口呼吸をしていると風邪をひきやすくなったり、いびきをかきやすくなったりするなどの悪影響がありますが、歯の問題まで引き起こす場合があることをご存じでしょうか。 ■ 唾液は口内トラブルの救世主!唾液の役割とは? 唾液は口の中で様々な役割を担っていますが、口で呼吸をしていると口の中が乾燥しやすくなり、その効果が減弱してしまいます。 唾液のおもな役割は以下の3点です。 [1]洗浄作用 唾液には虫歯や歯周病の原因菌を洗い流す作用があるので、口が乾燥するとこれらの細菌が増えやすくなります。 [2]中和作用 唾液には細菌が作り出す酸を中和する作用もあるので口の中が唾液で潤っていることは虫歯予防にとても大切です。 [3]抗菌作用 唾液の中には抗菌作用を持つ物質が含まれており、歯周病などの病原菌が増えないような仕組みがあります。口呼吸で口が乾燥すると、歯周病になりやすくなったり、口臭の原因となったりすることもあります。 そのほかにも ・口内炎ができやすくなる ・味覚が鈍感になる なども口腔乾燥の症状として出てきます。 ■ ショック!口呼吸を続けると出っ歯になる!? 口呼吸による悪影響は口の乾燥のほかに、歯並びにも及びます。 歯並びはその内側にある舌と外側の唇や頬からの力を受けて、力のバランスが取れた位置に並んでいます。 しかし、口呼吸をしていると常に口が開いた状態になり、外から歯を抑える力が弱くなってしまいます。そうすると舌が歯を押し出す力の方が大きくなるので、出っ歯やすきっ歯になることがあるのです。オイルレスエアーコンプレッサー ■ 口呼吸から鼻呼吸に変える方法は? さまざまな悪影響がある口呼吸を鼻呼吸に変えるには、以下の方法があります。 [STEP1] 鼻が詰まっていて鼻で息ができない場合、まず耳鼻科を受診する。 [STEP2] 鼻呼吸ができるのならば、意識的に口を閉じる。…
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甘いものが原因じゃない!歯科医が警告「虫歯を招く」NG食習慣3つ

毎日きちんと歯磨きしているのに、なぜかむし歯ができてしまった……という経験はないでしょうか? もちろん、歯磨きのやり方がまちがっていたせいとも考えられますが、実は日々の食習慣によってむし歯ができやすくなるおそれもあるようです。 そこで今回は、クラジ歯科医院院長・倉治ななえ先生監修の書籍『図解 むし歯 歯周病の最新知識と予防法』を参考に、歯にとってよくないNG食習慣3つをお届けしたいと思います。 ■NG1:食事と食事の間にお菓子をだらだら食べる “甘いものは歯によくない”といわれますが、砂糖などの甘いもの自体がむし歯の直接の原因になるわけではありません。 歯にとってもっともNGなのは、1日に何度も砂糖入りコーヒーやジュースを飲んだり、お菓子をちょこちょこ食べたりすること。 水やノンシュガーのお茶以外のものを口にすれば、多くの場合、口のなかは酸性に傾き、歯からミネラル分が溶け出す“脱灰(だっかい)”が始まります。 むし歯予防のためにはこの脱灰の時間をなるべく減らし、歯が修復する“再石灰化”の時間をまとめて長くとることが重要なのですが、“だらだら食い”の習慣があると口内がいつまでたっても酸性の状態で、むし歯のリスクが高くなってしまうのです。 甘いものやジュースなどは食後のデザートとして食事のあとに続けて食べて、そのあとにしっかり歯磨きするようにしましょう。超音波洗浄器 ■NG2:酸の強い飲み物をよく飲む 酸の強い飲み物とは、ビネガードリンク、コーラやクエン酸入りの清涼飲料水、スポーツドリンク、果実ジュース、果実酒など。 こうした飲み物をよく飲んでいると、酸によって歯が溶ける“酸蝕(さんしょく)”が起こって歯のエナメル質が薄くなり、歯がしみたり、むし歯になりやすくなったりするおそれがあるとのことです。 特に前項でもお伝えしたように、食事と食事の間にチビチビだらだら飲むのは歯にとってもっともよくありません。 酸の強いドリンク類は単独では飲まず、食事中に飲むようにしましょう。他の食品と一緒にとれば、酸が歯にダイレクトに作用しにくく、また唾液の力で酸が洗い流されるそうです。 ■NG3:よく噛まずに早食いする ランチの時間が十分にとれないときなどに、つい早食いしてしまう人も多いことでしょう。ところが、あまり噛まずにものを食べていると、むし歯や歯周病のリスクを高めてしまうおそれがあります。 というのも、食べ物を噛むことで分泌される唾液は、口のなかの健康を保つための重要な役割を担っているからです。むし歯菌や歯周病菌の繁殖を抑える作用や、食後に口の中の酸を中和する作用、再石灰化による歯の修復作用といった効果があるといいます。 しっかりと噛むことで満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防ぐこともできますし、健康のためにも美容のためにもできるだけひと口で30回噛むように心がけましょう。 以上、歯にとってよくないNG食習慣3つをお届けしましたがいかがでしたか? 食後にしっかり歯磨きするだけでなく、食習慣も改善することでむし歯をはじめとする口内トラブルを予防しましょう。
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口呼吸は虫歯と歯周病の原因になるのか?【歯科情報】

口呼吸だと口腔トラブルが起こりやすい 口呼吸よりも鼻呼吸の方が「歯を守る」という点で良いと言われている事を皆さんは知っていましたか? 何故「口呼吸」が良くないとされているのか?それは唾液の作用に大きく関係しています。 唾液は歯の再石灰化にも大きく関係してきますが、それだけでなく口腔内の汚れを流してくれるという自浄作用をしたり細菌を減らしてくれす効果までもあります。 今までも何度も書いてきましたが、唾液というのは「歯を守る」うえでとっても重要なんです。 そんな重要な唾液ですが、口呼吸だと乾燥してしまい唾液による自浄作用が低下して虫歯や歯周病になりやすくなってしまいます。それだけでなく唾液が乾燥すると口臭がきつくなってしまいますし、さらにはいつも口を開けている為に歯を唇で抑える筋肉まで衰えてしまいます。 鼻呼吸にすると風邪になりにくくなる? では口呼吸ではなく「鼻呼吸」に変えるだけで、何が変わるのでしょうか?まず、上記で述べたように口呼吸だと唾液が乾燥してしまうのですが鼻呼吸だと乾燥しません(当たり前ですが)。 充分に分泌されると再石灰化や細菌の活動などを抑制したりして大いに活躍してくれます。 それだけでなく、鼻は吸い込んだ空気を浄化するしくみが備わっているので細菌が扁桃腺に直接的に付着&繁殖し炎症するのを防ぎます歯科医療機器。 この「扁桃腺」は免疫に係わる重要な器官。炎症を起こして免疫力が衰えるとあらゆる病気にかかる可能性が出てきます。 息を吐く時には息が鼻腔を通る事によって鼻腔を適度に乾燥させて病原菌の繁殖を抑える事に繋がると言います。 これらの事を簡単にまとめると、口呼吸の人は鼻呼吸の人と比べて虫歯や歯周病になりやすく、口臭もきつくなって風邪にもひきやすくなるということです。口呼吸は悪い事ばかりのようですね。
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3人に1人「痛まなければ歯医者に行かない」、割合は日本も世界も似ている?

歯科医検索サイトの「エストドック」が日本の男性100人にウェブ上でアンケートしたところ、3人に1人は「痛まなければ歯医者に行かない」と考えていると分かった。 昨年12月に歯科治療が18歳以下だと無料となるノルウェーでも虫歯がなくなっていないと報告があったところ(歯科治療無料でも虫歯なくならず、ノルウェーでは18歳以下は無料でも問題ありを参照)。 歯医者から足が遠のく傾向は、世界を見渡しても似ているのかもしれない。 必ずしも後ろ向きではないが エストドックの調査によると、「すぐに行く」は35%、「余裕があれば行く」は29%と、歯科への受診に必ずしも後ろ向きというわけでもない。 とはいえ、3分の1近くが放置傾向にあるのは問題にはなり得る。「痛まなければ行かない」は27%、「行かない」は9%。合わせて3割強が消極的という結果。超音波洗浄器 軽い段階で歯科治療をすれば、深い虫歯の治療や抜歯までは回避できると見られる。 放置した虫歯が悪化して、ある日突然幅大きく欠けるといった事態はあり得る。そうなる前に歯については考えたい。
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子どもの胸焼け気にしたい、虫歯ではない「歯牙酸蝕症」と胃食道逆流に関係

子どもの胸焼けは歯にも影響するようだ。 虫歯ではない。子どもの「歯牙酸蝕症(しがさんしょくしょう)」と胃食道逆流に関連があると報告されている。 胃食道逆流の関係を調べる 米国のボストン小児病院を含む研究グループが、小児分野の胃腸関連専門誌であるジャーナル・オブ・ペディアトリック・ガストロエンテロロジー・アンド・ニュートリッション誌オンライン版で2015年7月29日に報告した。 虫歯がなくても、酸によって歯が溶けることがあり、専門的には歯牙酸蝕症と言われている。子どもの歯牙酸蝕症と胃食道逆流の関係についてこのたび検討している。歯科診療ユニット 対象は27人の子ども。胃食道逆流の症状と食事に関するアンケート調査を行った。 次に食道のpHを測った。酸性の度合いをカテーテルで測るというもの。さらに歯の検査を行った。 歯牙酸蝕症については程度を調べて、その状況と歯牙酸蝕症との関係を比べている。 歯牙酸蝕症が多くなる 全員に胃の中では酸性度が強くなっていた。10人(37%)の子どもに歯牙酸蝕症を確認。酸の逆流の経験があるほど、歯牙酸蝕症の歯は多くなった。さらに、酸の逆流が食道下部に認められた時間が長くても、酸の逆流の程度が強いほどに、同じように歯牙酸蝕症の歯は多くなっていた。統計学的に意味のある関係と判定された。 子どもでも胸焼けがある場合は意外とある。注意したい。
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半分以上の歯が虫歯に!? 更年期障害が引き起こす虫歯の恐怖

先日放送されたTBSのバラエティー番組『私の何がイケないの?』に、女優の大場久美子さんが出演されました。番組中で口腔内を調べると、なんと虫歯が17本もできていたのだとか。その数にもびっくりしますが、その原因は更年期障害だというからさらに驚きです。果たして予防法はあるのでしょうか? ホルモンの乱れがさまざまな不調を引き起こす 女性ホルモンの分泌は40歳を過ぎたころから減り始め、閉経時に急激に減少します。この閉経前後の数年間が「更年期」です。ホルモン分泌のバランスが乱れることにより、のぼせやほてり、動悸、倦怠感などの身体的症状や、イライラや強い不安感、不眠などの精神的症状が現われてきます。更年期の症状は個人差がありますが、症状が強く出て日常生活に支障が出る場合を更年期障害と呼びます。 更年期障害のひとつ、「唾液の分泌異常」 唾液の分泌は、性ホルモンに影響を受けます。更年期になると女性ホルモンが減少することで、減少もしくは過多など唾液分泌の異常が起こってしまうのです。大場さんの唾液の分泌量を測定すると、一般の平均分泌量のおよそ3分の1。その唾液を採って医療用顕微鏡で見ると、大量の細菌がいることがわかりました。正しい歯磨きができているにも関わらずたくさんの虫歯ができてしまうのには、更年期障害特有の“唾液の減少”が関与しているのです。唾液には口腔内の清潔さを保つ効果があり、分泌量が減ると虫歯菌が繁殖してしまいます。そのため、知らず知らずのうちに虫歯が増えてしまうのです。また、唾液が減ると、歯周病や口臭にもつながります。(コントラアングル) 唾液分泌の促進と歯科検診が予防の手立て 唾液の分泌腺をマッサージすることで、唾液の分泌を促せます。耳の前にある耳下腺を、円をかくようにマッサージすると、じんわり唾液が出てきます。話題の「舌回しエクササイズ」も有効です。口を閉じた状態で、歯茎をなぞるように舌を時計回り・反時計回りに各20回行います。1日3セットやるとほうれい線や二重あごにも効くと言われており、美容効果もあって一石二鳥です。また、ガムを噛むのも唾液を出すのに効果的。キシリトールなどの歯によいガム選んでみてください。(歯科診療ユニット) 日本人女性の平均閉経年齢はおおよそ50歳。この年代にさしかかったら、知らない間に虫歯になっている可能性があるかもしれません。今は痛くなくても、進行して神経に達すると急激に痛くなるのが虫歯の特徴です。何本も虫歯になると治療に時間も費用もかかりますから、定期的に歯科検診を受けることを心がけてみてください。
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虫歯に対して食べ物・飲み物で症状を改善する対処法

はじめに 著者は高校の頃に虫歯を治療して以来、再び歯医者に行くことがないように、食べ物や飲み物に気をつけています。今回はその方法をご紹介します。 どれぐらいの症状のときに実践したのか 一時期アメやガムを食べるのがクセになっていたことがありました。それを数日続けていたら、奥歯が少し痛み始めたので、すぐさま食べるのをやめ実践するようにしました。 行なうべきタイミング 一番は痛みを少しでも感じたときだと思います。そのまま続けていると、自分では対処できず、歯医者に行かなくてはならなくなるので、少しでも痛みを感じたら行いましょう。(オートクレーブ) 対処に必要なもの キシリトール入りのガム お茶(緑茶や麦茶など) 野菜(できれば温野菜) 具体的な対処法 ガムを噛む ついつい口寂しいと、甘いアメやガムを食べたくなるのですが、食べるならキシリトール入りのガムを食べましょう。キシリトールは虫歯菌を寄せ付けません。 お茶を飲む お茶は口の中の菌を殺菌してくれる効果があるので、食事の後にお茶を飲むようにします。また可能であれば、うがいや、口の中をすすぎましょう。ジュースやスポーツドリンクなどは糖分を多く含むので避けましょう。 野菜を食べる お腹が空くと、間食に甘い物が欲しくなりますが、もちろん虫歯の一番の原因になるので、著者は温野菜をタッパにあらかじめ詰めておき、お腹がすいたら、塩をかけて食べるようにしていました。 これは野菜を食べることを習慣にすることで、甘い物を食べる量を減らす目的です。また健康にも美容にもいいので一石二鳥です。 実践効果 まず野菜を多く食べることで甘い物の量が減ったので虫歯になりにくくなりました。もちろん全く食べないのはストレスになりますので、ある程度は食べていましたが、食べた後はすぐ歯を磨くように心がけました。 また以前は糖分の入ったアメやガムを食べていましたが、キシリトール入りのガムのみにしたら、歯が痛むことことがなくなりました。 おわりに いかがでしたか?歯医者にどうしても行きたくないという方は、この方法で改善してみましょう!
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