Archives for 歯科健康 - Page 11

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病気が原因のドライマウスとは

1.医薬品の副作用ではありませんか? 花粉症に用いる抗アレルギー薬、高血圧の薬、さらには精神疾患の薬を服用しているなら、副作用を疑ってください。もし、医薬品の服用を開始して以降にドライマウスの症状が出たなら、医薬品の副作用である可能性が高いです。 この場合は主治医に事情を説明し、薬を変更するか、あるいは副作用を抑える何らかの方法を採るか相談すると良いでしょう。 2.放射線治療を受けたことはありませんか? 過去に悪性腫瘍などで放射線治療を受けたことがある場合は要注意。放射線治療がドライマウスの原因になることがあります。頭部・首の周辺に放射線治療をすると、放射線によって唾液腺が破壊されることがあるのです。 この場合も、医療機関に相談する必要があるでしょう。唾液腺を再生することは困難なので、人工唾液などを用いて対症療法的によるケアを行います。 3.何らかの全身疾患がありませんか? 糖尿病、腎不全そして自己免疫疾患のシェーングレン症候群などに罹患(りかん)していると、その症状として口が渇くことがあります。口内の乾燥以外に何か思い当たる症状がある場合は、早めに医療機関を受診したほうが良いでしょう。 原因疾患が見つかれば、原因となっている病気を治療することが先決。その上で、必要に応じて人工唾液などを用いた対症療法を行うことになります。いずれにせよ、原因となる病気の治療を早急に開始するべきでしょう。 もっと歯科機械に関する情報を知りたいなら、にいらっしゃ  
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歯の健康を保つ利点

1 虫歯・歯周病などのトラブルを防止する 歯磨きを怠っていたり、間違った方法で歯磨きをしたり、食生活が乱れてしまうと虫歯や歯周病で悩まされることになります。 ほとんどの人が虫歯・歯周病になってから歯医者に訪れるのです。それでは早期治療ができなくなり、ますます症状が悪化してしまうでしょう。 歯の健康を保つメリットは「虫歯・歯周病などのトラブルを防止する」点が挙げられますが、そのためには定期的な歯医者でのメンテナンスが必要です。 定期的にメンテナンスをすることで、なかなか気づきにくい初期症状の段階で治療が可能になります。 早期治療ができれば費用も抑えられますし、一石二鳥ではないのでしょうか。 虫歯・歯周病などのトラブル防止、早期治療のためにも歯医者に定期的に通ってくださいね。   2 自分のキレイな歯が維持できる シニア世代になるとほとんどの歯が失われ、すべてが入れ歯だという人も少なくありません。 入れ歯は慣れるまで大変ですし、定期的なお手入れも非常に面倒でしょう。 できれば、一生自分の歯で過ごしたいですよね。 歯の健康を保つメリットは「自分のキレイな歯が維持できる」ことが挙げられます。 入れ歯だと噛み合わせがうまくいかないこともあるでしょう。 しかし、自分の歯ならしっかり噛めますし、毎日の食事が楽しくなること間違いありません。 あちこち旅行に行って、美味しい料理も楽しめるはずです。 きちんと食事がとれれば健康も維持できます。栄養バランスが整った食事が毎日食べられれば、健康的な体が手に入れられ長生きできるでしょう。 歯の健康は体の健康にも大きな影響を及ぼすことを忘れないでください。 3 口の中がスッキリする 歯の健康を保つメリットはもうひとつ挙げられます。 それは「口の中がスッキリする」ことです。 虫歯や歯周病になると口の中がスッキリせず、どこか気持ち悪さを感じるでしょう。 毎朝起きた時、口の中がスッキリしなければなんとなく体調もスッキリしなくなりませんか? それが朝起きた時だけでなく、毎日常に感じると生活にも支障をきたしかねません。 しかし、歯の健康を保ち続けられれば口の中がスッキリし、気持ちのよい毎日が過ごせます。 口の中がスッキリすることはとても大切なことです。
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歯が痛い時に絶対やってはいけないこと

1.痛い歯をいじる 歯の周りの汚れを取ることはいいのですが、歯を揺さぶったり、たたいたりしても痛みは変わりません。刺激が加わり痛みが強くなるだけなので、痛い歯は安静にしてください。 2.アルコールを飲む 中枢が麻痺し、一時的には痛みを忘れることができますが、血液の循環が良くなるために、その後強い痛みに襲われます。 3.熱い風呂に入ったり、激しい運動をする 血圧が上がるようなことは避けて下さい。血圧が上がると痛みがある歯の血液の循環が良くなり、血流で神経を圧迫し、痛みが強くなります。また、体を温めると同様に痛みが増します。
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歯間ブラシが歯茎の隙間に入らない3つの原因と対処法

1.歯間ブラシのサイズが大きすぎる 歯間ブラシは歯茎の隙間によってサイズを変える必要があります。大きすぎる歯間ブラシでは歯茎の隙間に入らず、無理に入れようとすると歯茎を傷つけてしまうこともあります。歯間ブラシの真ん中にある金属が歯と擦れるようであれば大きすぎる歯間ブラシです。歯間ブラシの大きさはSSS、SS、 M、L、LL、LLLなど多くの種類があります。また、メーカーによっても大きさが異なります。歯茎の隙間も場所によって大きさに違いがあります。 対処法 歯間ブラシの大きさの選択はとても重要です。大きすぎても歯茎の隙間に入らず、小さすぎても歯垢が取れずに効果が得られません。歯茎の場所や歯周病の治療前と後でも歯茎が引き締まって大きさが変わります。そのため歯間ブラシのサイズを合わせるには歯医者で担当の歯科衛生士に自分の歯の隙間にあった歯間ブラシを選んでもらうことが大切です。 2.歯間ブラシの入れる方向が間違っている 歯間ブラシは歯と歯の隙間に直角に入れないと奥まで入りません。歯間ブラシを横から入れたり、上から入れてしまうと歯や歯茎に当たり、入れることができません。無理に入れてしまうと歯や歯茎に傷がついてしまうことがあります。   対処法 始めは歯間ブラシの使い方を担当の歯科衛生士に教えてもらいます。前歯は比較的簡単に歯間ブラシを使うことができるのですが、奥歯は慣れるまで時間がかかる方もいます。また、間違った方向で歯間ブラシを入れてしまうと、歯間ブラシがすぐに折れてしまったり、歯と歯の間に挟まってしまうこともあります。自宅では鏡を見て、歯間ブラシの方向を確認しながら、使うようにしてください。 3.狭い隙間にはデンタルフロスを使う 歯と歯の間の隙間が狭い方は歯間ブラシではなくデンタルフロスを使うようにしてください。歯間ブラシは特に歯周病で歯と歯の隙間が広い方におすすめの清掃用具です。無理に歯間ブラシを使うと歯や歯茎にダメージが加わります。 対処法 歯と歯の間全てが同じように隙間があるわけではないので、重なったり、歯並びが悪いところはデンタルフロスで歯垢を取るようにしてください。  
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オールセラミックのメリット

1.オールセラミックは白くてキレイで透きとおる オールセラミックは白くてきれいで、透明感もありそれがセラミックであることが分からないくらい進化しています。セラミック材料の進化によって金属を使わなくても精度、強度、審美性が向上したセラミックが開発され、今まではできなかった透明感が加わりキレイなセラミックで治療が出来るようになりました。 2.オールセラミックは虫歯になりにくい オールセラミックを入れてもまたすぐに虫歯になったらもったいないと思いませんか。オールセラミックはセラミックと歯の隙間から虫歯になりにくいのです。大人の虫歯の多くは歯と詰め物の隙間から起こります(2次う蝕)。それは歯の磨き方が悪いのではなく、詰め物の安定性に問題があります。お口の中は酸性、アルカリ性、熱い、冷たいと過酷な環境です。その中でオールセラミックは銀歯のように錆びたり、プラスチックのように劣化したりしないからです。 3.オールセラミックは体にやさしい 金属はお口の中に入ると味がします。それは唾液によって金属の成分がイオン化してお口の中に入っているからです。いつもお口の中に入っている銀歯は常にイオン化して成分を溶かし出しています。このイオン化した金属の成分に敏感な人は金属アレルギーとなるのです。セラミックは自然にある成分で作られていますし、お口の中に溶け出したりせず安定しています。体の中の人工関節などにもつかわれるようになりました。それだけ体にやさしい材料です。 4.オールセラミックは丈夫で長寿命 オールセラミックは茶碗みたいな陶器だから割れるの心配という方もいるかもしれません。実はセラミックが欠けるよりも残っている歯が欠けることが多いくらいです。多少の欠けたくらいなら、磨けば綺麗になりますし、大きく欠けても欠けた部分だけをセラミックで補うことができます。また、ブリッジなど長く折れやすい処置をする時でもジルコニアというセラミックを使えば折れる心配はありません。オールセラミックは金属やプラスチックのように劣化するものではないので全てをやり直す必要もなく、丈夫で長く使えるものです。(歯科ハンドピース) 5.オールセラミックは精度が高い 最近のオールセラミックはコンピュータで設計され、高い精度で作ります。保険の銀歯は今だに粘土で型をとり、手作業で歯科技工士の経験に依存したり、以前は中国で作られるようなものもありました。オールセラミックはCAD/CAM(コンピュータ上で設計し、そのままの形を削り出す)システムを使います。小さなセラミックであれば治療開始から一時間でセラミックの歯で噛めるようになります。これほど高い精度の治療が短時間で終了してしまうのがセラミックの治療です。
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差し歯の痛みの原因と治療法

1.差し歯の中で歯の神経が部分的に死んでしまうと強い痛みが出る 差し歯の神経が残っている場合、差し歯の中で虫歯が進行したり、深い虫歯の神経を残して治療したが、歯の神経が回復しないと、歯の神経が部分的に死んでしまうことがあります。差し歯がしみる感じやズキズキとした痛みが出ます。 治療法 歯の神経を抜く治療をします。差し歯を外し、差し歯の中の虫歯を全て取り、根の中に細菌が入り込まないようにしてから、歯の根の治療を行います。根の中がきれいになったら細菌が入り込まないように、薬を詰め、再度差し歯を作り直します。 2.差し歯の根の先に膿が溜まると腫れと痛みが出る 歯の神経が自然に死んでしまったり、歯の根の中に細菌が感染してしまうと、根の先の骨の中に膿が溜まる歯根嚢胞(しこんのうほう)が出来てしまいます。歯根嚢胞は症状がなく、大きくなり、急に歯茎の腫れや痛みが出ます。また、歯茎に白いおできのような膿の出口ができることもあります。(コントラアングル) 治療法 歯の根の根管治療を行います。歯の根の中の細菌を消毒し、根の先にある膿を出します。根の中の治療で治らない場合は外科的に根の先の膿の袋を取り除く歯根端切除術(しこんたんせつじょじゅつ)を行います。 3.差し歯の根が割れると歯茎が腫れる 金属の土台が入っていたり、歯の神経を抜いてから年月が経つと差し歯の根が割れてしまうことがあります。差し歯がグラグラしたり、歯茎が腫れて、痛みが出ることがあります。 治療法 歯の根の亀裂が浅いものであれば、亀裂部分を接着剤で固定します。亀裂が歯茎の上部にあれば、歯を部分的な矯正で引き上げて、亀裂部分を無くします。完全に根の先まで割れていれば抜歯をします。 4.差し歯の根の歯周病が進行するとグラグラする 差し歯の周りの歯茎の歯周病が進行すると、差し歯がグラグラしたり、歯茎が腫れたりします。特に奥歯が無かったり、奥歯に入れ歯が入っていると顎を奥歯で支えることが出来ず、前歯に負担がかかり、歯周病が進行しやすくなります。 治療法 奥歯にインプラントを入れるなどして噛み合わせ全体を改善する必要があります。歯周病の治療、噛み合わせのバランスを改善し、グラグラの前歯の負担を軽くします。その上で歯をつなぐなどして揺れを防ぎます。進行の状態によっては抜歯が必要になることもあります(電気的根管長測定器)。
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