1.医薬品の副作用ではありませんか?

花粉症に用いる抗アレルギー薬、高血圧の薬、さらには精神疾患の薬を服用しているなら、副作用を疑ってください。もし、医薬品の服用を開始して以降にドライマウスの症状が出たなら、医薬品の副作用である可能性が高いです。

この場合は主治医に事情を説明し、薬を変更するか、あるいは副作用を抑える何らかの方法を採るか相談すると良いでしょう。

2.放射線治療を受けたことはありませんか?

過去に悪性腫瘍などで放射線治療を受けたことがある場合は要注意。放射線治療がドライマウスの原因になることがあります。頭部・首の周辺に放射線治療をすると、放射線によって唾液腺が破壊されることがあるのです。

この場合も、医療機関に相談する必要があるでしょう。唾液腺を再生することは困難なので、人工唾液などを用いて対症療法的によるケアを行います。

3.何らかの全身疾患がありませんか?

糖尿病、腎不全そして自己免疫疾患のシェーングレン症候群などに罹患(りかん)していると、その症状として口が渇くことがあります。口内の乾燥以外に何か思い当たる症状がある場合は、早めに医療機関を受診したほうが良いでしょう。

原因疾患が見つかれば、原因となっている病気を治療することが先決。その上で、必要に応じて人工唾液などを用いた対症療法を行うことになります。いずれにせよ、原因となる病気の治療を早急に開始するべきでしょう。

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