1.歯間ブラシのサイズが大きすぎる

歯間ブラシは歯茎の隙間によってサイズを変える必要があります。大きすぎる歯間ブラシでは歯茎の隙間に入らず、無理に入れようとすると歯茎を傷つけてしまうこともあります。歯間ブラシの真ん中にある金属が歯と擦れるようであれば大きすぎる歯間ブラシです。歯間ブラシの大きさはSSS、SS、 M、L、LL、LLLなど多くの種類があります。また、メーカーによっても大きさが異なります。歯茎の隙間も場所によって大きさに違いがあります。

対処法

歯間ブラシの大きさの選択はとても重要です。大きすぎても歯茎の隙間に入らず、小さすぎても歯垢が取れずに効果が得られません。歯茎の場所や歯周病の治療前と後でも歯茎が引き締まって大きさが変わります。そのため歯間ブラシのサイズを合わせるには歯医者で担当の歯科衛生士に自分の歯の隙間にあった歯間ブラシを選んでもらうことが大切です。

2.歯間ブラシの入れる方向が間違っている

歯間ブラシは歯と歯の隙間に直角に入れないと奥まで入りません。歯間ブラシを横から入れたり、上から入れてしまうと歯や歯茎に当たり、入れることができません。無理に入れてしまうと歯や歯茎に傷がついてしまうことがあります。

 

対処法

始めは歯間ブラシの使い方を担当の歯科衛生士に教えてもらいます。前歯は比較的簡単に歯間ブラシを使うことができるのですが、奥歯は慣れるまで時間がかかる方もいます。また、間違った方向で歯間ブラシを入れてしまうと、歯間ブラシがすぐに折れてしまったり、歯と歯の間に挟まってしまうこともあります。自宅では鏡を見て、歯間ブラシの方向を確認しながら、使うようにしてください。

3.狭い隙間にはデンタルフロスを使う

歯と歯の間の隙間が狭い方は歯間ブラシではなくデンタルフロスを使うようにしてください。歯間ブラシは特に歯周病で歯と歯の隙間が広い方におすすめの清掃用具です。無理に歯間ブラシを使うと歯や歯茎にダメージが加わります。

対処法

歯と歯の間全てが同じように隙間があるわけではないので、重なったり、歯並びが悪いところはデンタルフロスで歯垢を取るようにしてください。