ニンニク料理を食べた後や寝起き後など、口臭が気になるタイミングがあると思います。実はこれらの口臭は、それぞれ原因が違うのだとか。一体どういうことなのでしょうか?

■気になる口臭……なぜ口からニオイがするの?

餃子やラーメンなど、特に男子に人気のあるニンニクを使った料理。おいしい料理がたくさんありますが、食べた後は、口臭が気になることがありますよね。ニンニクを使ったほうが香りもよくなり、料理もおいしくなることがありますが、ニンニクのニオイは口の中にかなりしつこく残りますから、本当は食べたいのに、人に会うときはなるべく食べないようにしている人もいるかもしれません。

また、ニンニクを食べたとき以外に、コーヒーを飲んだときや朝起きたときなどにも口臭を感じることはありませんか? 口臭は、自分が「ちょっと臭うかも?」と思う程度でも、一緒にいる相手にはそれ以上に臭ってしまうこともありますから、自分で気づいたときには注意したいところ。

■ニンニクは口からじゃなく、体から臭ってる!?

ニンニクとコーヒー、寝起きのタイミングなど、口臭の元になっていそうなものは、だいたい検討がつきますが、実はこの2種類は全てニオイの原因となっているものが違うということをご存じですか?超音波クリーナー

例えばニンニクは、ニンニクに含まれているアリシンという成分が原因です。アリシンは胃の中で消化されますが、消化された後、血液にのって全身を循環し、皮膚や口から放出されます。つまり、口の中や胃にニオイ成分が残っていてそれが口臭になっているわけではなく、消化されたものが全身をめぐっているので、ブレスケアだけをしていてもなかなかニオイは防げないのです。ニンニクのニオイを予防するためには、ニンニクを食べた後に緑茶・紅茶・コーヒー・牛乳など脱臭効果がある飲料を飲む、またはリンゴや梨を食べることなどが役立つといわれています。

■コーヒーを飲んだ後と寝起きに口臭がするのはなぜ?

コーヒーを飲んだ後に口臭が気になるのは、コーヒーの微粒子が舌の表面に舌乳頭に付着しやすいから。さらにコーヒーを飲むと唾液の分泌量が減って口の中が酸化した状態になるため、口臭が起こりやすくなるのです。コーヒーを飲んだあとにすぐ水を飲んでコーヒーの微粒子が舌に付着したままにしないようにすると、口臭を防ぐことができます。

寝起きの口臭も、寝ている間に唾液の分泌量が減ることで口内の細菌の数が増えるのが原因。食べかすが残っていたりすると、口臭はよりひどくなってしまいます。寝起きの口臭を予防するためには、寝る前の歯磨きを丁寧にすることが重要です。フロスを使ったり、舌ブラシを使って汚れをきちんと落としてから寝るようにしましょう。

口臭を予防するのはもちろん、虫歯予防のためにも歯磨きはとても大切。歯科衛生士は、口内環境をよくして病気を予防するために、歯磨き指導を行っています。「口臭が気になるけど原因が分からない」、「誰にも相談できない」という患者さんのためにも、歯科衛生士は口臭予防や虫歯予防について勉強しているんですよ。