歯茎が腫れる
歯周病の初期には、歯茎の部分のみに炎症が起こります。そのため、歯茎が赤く腫れて見えることが特徴です。健康な状態の歯茎はピンク色をしており、はっきりとした三角形になっています。

歯茎から出血がある
初期の段階でも、歯磨きをしていると歯茎から血が出ることがあります。しかし、何もしないときに出血することはありません。歯周病がもう少し進むと、歯周病菌が活発に動き出し、毒素を発生するようになります。

口臭が強くなり歯がぐらつく
歯周病が中程度ぐらいになると、口臭に悩まされることが多いとされています。これは、歯周病菌が出すガスである「メチルメルカプタン」が原因となるものです。メチルメルカプタンは、硫黄化合物の一種で、口の中で細菌がタンパク質を分解するときに出されます。(超音波クリーナー

激しい歯のぐらつきや痛み
歯周病が中程度よりも進行すると、歯を支えている骨の多くが吸収されます。つまり、歯を支えることができなくなるため、激しく歯がぐらつくようになるのです。それと同時に、痛みも伴い、食事を摂ることも困難になることでしょう。歯の噛み合わせが上手く行かず、食べ物が歯と歯の間に詰まりやすくもなります。

知覚過敏や歯が抜ける
歯周病も末期になると、歯茎が下がり、歯根が露出して見えるようになります。そのため、知覚過敏を引き起こします。なぜなら、歯根には歯を守るエナメル質が存在しないからです。さらに、歯根には神経につながっている穴が数多くあるため、ちょっとした刺激でも敏感に感じやすくなるとされています。