禁煙・分煙はずいぶん一般的になってきましたが、外国と比べると日本人の喫煙率はまだまだ高くなっています。
煙草は口から吸うものですから、当然歯への影響もあります。
歯周病と喫煙には、どんな関係があるのでしょうか。

喫煙は歯周病の自覚を遅らせてしまう。
呆けた顔
煙草の煙の中には、ニコチンやタールを始めとして、約200種類もの有害物質が含まれています。
これらが歯に付着すると歯が茶色く染まってしまうのですが、実はその他にも怖い現象が起きています。何と、煙草の煙が歯茎の表面を硬くしてしまうのです。


これは、有害物質で傷ついた歯茎を守ろうとする体の反応が原因です。この時、既に腫れていた部分も一緒に硬く変化させてしまうので、本当は炎症を起こしているのに「痛くない」と思い込んでしまいます。
そして歯周病が進行しているにも関わらず気付くのが遅れ、歯科を受診したときには抜歯を考えなくてはならないほどひどい状態になっていた……というケースも珍しくありません。(歯科機器通販)

歯周病の進行のしかた

歯周病の他にも、煙草は身体の免疫力を下げてしまうため、さまざまな病気のリスクになるといわれています。
嗜好品であるだけに、いきなり止めるのは難しいですが、少しずつ減煙し、最終的に禁煙を目指してみてはいかがでしょうか。(口腔洗浄器)