喫煙の習慣がある

タバコは口腔癌のリスクを高める代表的な習慣です。特にパイプ・葉巻など口腔喫煙する種類のタバコを好む場合、口腔癌リスクが増大しやすくなります。時折、「パイプ・葉巻は肺癌リスクがあまり上がらない」と吹聴している人がいますが、そのぶん、口腔癌リスクが跳ね上がるので注意しましょう。

飲酒の習慣がある

アルコールもまた、口腔癌リスクを高めるリスクファクターです。特にウイスキー・焼酎などアルコール度数の高いものを好む人は要注意です。度数の高いお酒ほど、口腔粘膜への刺激は強くなります。また、「お酒が入ると顔が赤くなりやすい人」「あまりお酒に強くない人」はアルコールの影響を受けやすいので、よりリスクが上がります。(ハンドピース

 

歯磨き・入れ歯洗浄を怠りがち

1日2回以上の歯磨きをしていない人、入れ歯をきちんと洗浄していない人も口腔癌リスクが上がりやすくなります。口腔内の衛生状態に問題があると、雑菌が繁殖して、炎症を起こしやすくなるからです。

口の中を頻繁に噛む 

口腔内の同じ場所を頻繁に噛む癖があったり、詰め物・尖った部位が同じ場所に引っかかったりする場合、口腔癌のリスクが増大します。同じ場所に慢性的な物理的刺激が加わっているからです。