虫歯

虫歯になるとリンやミネラルが歯から抜けてしまうため、次第に黒くなってしまいます。もし、歯の黒ずみが小さくても、症状は進行している可能性があります。

 

歯周病

歯肉炎は軽度な歯周病とされていますが、突然、歯が黒ずむという症状を発症するケースもあります。これは、急性壊死性潰瘍性歯肉炎と言い、ストレスや体が弱っているとき発症しやすいのです。

症状は、口臭を伴うケースが多いとされています。ビタミンB、ビタミンCなどの栄養補給や歯磨きの方法を改善し、治療するのが基本です。(超音波スケーラー

 

喫煙・飲食物

紅茶やワイン、タバコのヤニが原因で、歯が黒ずんでしまうこともあります。色素が着色しているだけなので、歯の健康上は害がありません。

色がこびりついてしまうと普通の歯磨きでは落とせないので、ホワイトニングで色素を落とします。また、超音波振動を歯に当てて着色汚れを落とすことも可能です。

歯の神経の死滅

歯の神経が腐ると黒ずんでしまう可能性があります。歯の神経がなくなると、歯は水分がなくなり、次第に黒く変色するからです。セラミックや金属を被せ、見た目を損ねないようにします。

銀歯などの詰め物

銀歯の金属イオンが染み出し、歯や歯茎が黒くなることがあります。唾液が原因で銀はイオン化してしまい、流れ出して歯や歯茎を着色してしまうからです。

着色してしまった歯は一部を削り取り、セラミックなどの白い材料を被せて治療します。歯茎は銀が入ってしまった部分を切除し、必要に応じて歯茎の移植を行う治療法もあるようです。