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第71回学童歯みがき大会、日本と世界8か国から約6万6千名の小学生が参加

ライオン、ライオン歯科衛生研究所、日本学校歯科医会、東京都学校保健会は、文部科学省などの後援を受け、「歯と口の健康週間(6月4日~10日)」に合わせて6月4日に、「第71回学童歯みがき大会」を開催した。東京都千代田区の歯科医師会館を配信会場とし、インターネットによるライブ中継を通じて日本全国と世界8つの国と地域から66,100名の小学生が参加。会場にも首都圏の小学校から約80名の児童が参加した。dentalzz ◆タイ、ベトナム、中国、香港、台湾、韓国、フィリピン、シンガポールからも参加 今年は、日本国内の1,146校にくわえ、初参加の台湾のほかタイ、ベトナム、中国、香港、韓国、フィリピン、シンガポールの海外8か国の16校を含む1,162校、66,100名の国内外の小学生が参加する、大規模な教育イベントとなった。 ◆歯ぐきの役割や大切さ、歯間清掃の重要性を理解 大会のメインコンテンツとなる「歯と口の健康教室」では、明海大学 学長 安井利一先生監修のもと「みるぞ!みがくぞ!つくるぞ元気!」をテーマに、歯ぐきの役割や大切さについて参加児童の興味をひきつつ、しっかり理解できるようなさまざまな工夫がされていた。カラダや歯と口の健康に関わる項目を自分で確認しながら進める「健康生活チェック」のコーナーや、オリジナルのうちわを使った歯ぐきに関するクイズなど、楽しみながら歯と口の健康について学習していた。「歯のみがき方ステップアップ講座」では、予防歯科のポイント「歯垢を残さず落とす」を実践するため、ハブラシに加えてデンタルフロスの使用講座も実施。参加児童たちはハブラシとデンタルフロスの使い方を学び、自分の健康は自分で守るという意識をもって熱心に取り組んでいた。なかなか知る機会の少ない「歯ぐき」のことや、毎日の歯みがきをしっかりできる方法などを楽しく学ぶことができ、貴重な経験となったのではないだろうか。 ◆健康な歯と歯ぐきで、よく噛んでおいしく食べて丈夫な身体を 今大会を終えて、ライオン歯科衛生研究所・口腔保健部部長の稲葉卓氏は「本年度は大会のメインコンテンツとなる『歯と口の健康教室』で、小学生にとって日頃気にとめることが少ない『歯ぐき』を取り上げました。『みるぞ!みがくぞ!つくるぞ元気!』をテーマに、歯ぐきの健康について理解を深め、健康な歯と歯ぐきを保つための歯みがきの方法やデンタルフロスの使い方を学んでもらいました。また、歯ぐきの観察実習等を通して、歯肉炎になりそうな時に出る歯ぐきからのサインにいち早く気付いてきちんと歯みがきをするなど、自らが行なう健康行動の大切さを伝えました。この歯みがき大会で学んだことを実行して、健康な歯と歯ぐきを守る習慣をつけていただき、よく噛んでおいしく食べて、丈夫な身体を創っていって欲しいと思います」と語った。 日本と世界8か国地域の小学生がインターネットで結ばれ、歯と口の健康について一緒に学んだ「第71回学童歯みがき大会」。大会は回を重ねるごとに参加国・参加学校が増えており、学校での健康教育行事として定着してきている。口腔衛生教育という世界共通の取り組みを、インターネットを介してグローバルに発信するという、この国際化社会において大変意義のある大会であったといえるだろう。 《リセマム 編集部》
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口角炎はうつる病気なので子供に注意して

日々の不摂生などがたたって口角炎になった時は、見た目も目立つし、ふとした瞬間に違和感があったので辛かったです。後は口さがない人から「カンジタ菌でなるんでしょう?」とにやにやしながら言われて腹が立ちました。確かに原因はカンジタ菌であるとお医者さんから言われましたが、性交渉などによるものではなく、免疫などのバランスが崩れて常在菌がおかしな働きをしたものだとも断言されています。 しかし、口角炎になった時に一番怖かったのがうつる病気だと言うことです。当時、三歳と六歳の子どもを抱えていたのですが、まだまだ母親に甘えたがりの時期で、うっかりと私の口に触れてうつるようなことがないか不安でした。マスクをして過ごしていたものの、小さな子どもですので、ふざけてむしり取ってしまうこともあり苦労したものです。 最終的には処方された塗り薬ですっかりなおったので良かったのですが、色々と気苦労が多い病気だったなと今では思います。ビタミン不足でも発症しやすいとお医者さんから言われたので、それからは気を付けています。 口角炎はうつることもある 私は幼少期にしばしば口角炎にかかっていました。しかしその症状は私にだけ表れ、家族にも親しく一緒に遊んでいた友人たちにもうつることはありませんでした。だから、これはうつる症状ではないとずっと思ってきました。 しかし口角炎にもいろいろあって、本人の体調や口の開け過ぎになどによって起こるものはうつらないが、ウィルス性のものならうつるということを最近知りました。私が子供の頃にかかっていたのは、私以外の周囲の人はだれもかかっていなかったのだから、ウィルス性ではなかったのでしょう。私は特に口元が乾燥しやすい体質だったのかもしれません。 成長するにつれて、口角炎にはならなくなりました。でも自分さえ気をつけていればいいというものでもなさそうです。乾燥に充分気を配っていたとしても、ウィルス性のが流行したらまたなってしまうかもしれません。その時のために、治す良い薬の目安などつけておいてはいますが、やはりかからないにこしたことはないので、注意深く暮らそうと思っています。 口角炎はうつるのではないかと不安に感じる時は 口の端が痛むので、鏡でチェックしました。すると、赤くただれていることを発見して驚きました。もしかしたら、他の人にうつるのではないかと不安になり、マスクを着用しました。けれど、ピリピリ痛むので、皮膚科で診察を受けることにしました。 ネットで診察を受けたところ、口角炎と診断されました。そこで、皮膚科医に口角炎はうつる可能性があるのかと質問しました。すると、細菌が原因で発症する口角炎は、ほかの人にうつる危険性があるので慎重に過ごすべきだと言われました。ならば、マスクを着用して正解だと思いました。 皮膚科では、免疫力が衰えていると発症しやすいので、体力をつけるようにとアドバイスを受けました。そこで、仕事量を減らして、プライベートタイムを充実させるように心がけました。内服薬を飲みながら、慎重に日常生活を送るようにしたら、ようやく治りましたから、本当に良かったです。念のために、完治するまではマスクを着用しました。 口角炎がうつるというのを知り対策するようになりました。 私は良く口角炎になっていたのですが、うつる事があるというのを知り驚きました。口角炎になる原因は色々ありますが、ウィルス性の場合うつる事があるようです。 我が家には小さな子供もいるので、うつってはいけないと思い、何か対策をしなければならないと感じるようになりました。直接口に触れるのが一番いけないようなので、私が口角炎になっている時は、なるべく子供との接触を避けるようにしています。特に食事の時は注意しています。 箸やスプーンを使い回したりしないようにして、うつるのを防いでいます。また口を良く手で触ってしまう事があるので、なるべく子供には触れないように気をつけます。こういった対策をしているおかげか、子供にうつった事はありません。また自分自身も、なるべく口のトラブルにならないように、食生活にも気をつけるようになりました。ビタミンが不足するとなりやすいので、野菜や果物は積極的に摂るようにしています。これだけでは大変なので、ビタミン系のサプリメントも飲むようになりました。 ウィルス性の口角炎の場合うつる事があると知りました 昔から口角炎にはなりやすく、悩まされる事が多かったです。そして、私の子供も口角炎になりやすかったので、体質が似たのかなと思っていました。しかし良く調べてみると、口角炎はうつる事があるというのを知りました。もしかしたら、子供にうつってるのではないかと心配になり、一度病院で見てもらうと確かにそうでした。 全部がうつるわけではないですが、ウィルス性の物の場合うつる事があるようです。なので、子供にうつらないように色々と対策をするようになりました。 直接口が触れるとうつってしまう危険があるの歯科機器通販で、口のトラブルになっている時は、なるべくお互い口が触れないように気をつけています。直接触れる事はないですが、食事中に間接的に接触してしまう場合もあります。なので箸などはしっかりと分けたり、同じものを食べたりしないようにします。さらに手で患部に触れないようにもしています。こういった対策をするようになって、お互い口のトラブルになる事も少なくなりました。
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いつから始める? 子どもの「ひとり歯みがき」

そろそろ「ひとりみがき」させようかしら……子どももひとりで歯みがきができる時期がやってきます。でもどう歯みがきを伝えたらいいのか、歯垢が残ったままにならないか、心配なこともありますよね。 今回は、子どもの「ひとり歯みがき」について、歯科医師に話を聞きました。 どのように歯みがきを教えたらいいですか? 個人差はありますが、乳歯が生えそろう頃には子どもの手指の能力はずいぶん発達しています。 スプーンをしっかり握れるようになり「お箸を使わせてみようかな」と思うのと同じころが、ひとり歯みがきを始めるタイミングと考えることがひとつの目安です。 まずはどんな磨き方でもOKです。ひとり歯みがきに慣れさせるため、はじめのうちは好きなように磨かせます。親が仕上げみがきをしましょう。(小学校低学年ぐらいまでは、仕上げが必要です。) 子どものひとりみがき、どうコミュニケーション取ったらいいですか? 歯ブラシの扱い方には、十分な配慮を行いましょう。 まずは「大人が見ているところで使おうね」と約束しましょう。転んで歯ブラシが刺さったという「歯ブラシ事故」が近年増えています。ストッパーがついた事故対策商品などもありますが、子どもの動きは予測不可能です。子どもが歯ブラシを口に入れている時には、大人は目を離さないようにしましょう。 子どもがひとり歯みがきをしたときは、きれいに磨けていることをほめてあげましょう。「バイキンマンがいなくなったか見てみようね」といった声がけをしながら、笑顔でお口をのぞき込むと子どももリラックスします。 ひとり歯みがきに戸惑っているなら、ぬいぐるみで歯みがきごっこをしながら歯ブラシの使い方を教えるのも有効です。 虫歯の絵本も、歯みがきの必要性を理解しながら興味を持たせるきっかけになると思います。 仕上げみがきのとき、親はどうしたらいいですか? 仕上げみがきは、子どもの後ろに親が立ち、歯ブラシを持っていない方の手で少し顎を上に向け、口を開いて行います。 のぞき込む姿勢がつらい場合は、親が床に足を開いて座り子どもを仰向けに寝かせた状態で行うのがいいですね。 ポイントは4つです。ポイントを押さえて仕上げましょう。 1.咬合面(歯の頭の上部分)と乳臼歯の頬側の溝は、虫歯になりやすいので注意してみがく 2.乳臼歯の後ろに、一段低くなった生えかけの6歳臼歯があれば、ほっぺたを軽く引っ張ってスペースを作り、咬合面の汚れを頬側に掻き出すようにブラシを動かしましょう。 3.上唇をめくると前歯の中心辺りから出ている膜(上唇小帯)があります。ここに歯ブラシが当たると子どもは痛がります。歯ブラシを持っていない方の人差指か中指で軽くガードをして磨くとスムーズに磨けます。 4.大人が磨く半分くらいの力で十分です。やさしく磨きましょう。 子どもの自分磨きは、1日何回から始めればいいいでしょうか? お食事が終わるごとにひとり磨きをさせて仕上げ磨き…となると、かなりプレッシャーを感じますよね。 おすすめは、1日1度夕食後に行うことです。 寝る前に歯垢をしっかり落とすことは、虫歯と歯肉炎(歯周炎)予防に大変効果的です。「夕食後はみんなで歯みがき」と決めて習慣化させるといいですね。超音波クリーナー 子どもの歯みがきについて、歯科医師に聞いてもいいですか? 歯科医院では、子どもの歯磨きアドバイス・チェックができます。困ったことがあれば相談してください。 また、自治体によっては、歯科医師や、歯科衛生士による子どもの歯の相談日を設けているところもあります。お住まいの自治体の情報をチェックして活用してくださいね。 最後に医師からアドバイス ぶくぶくうがいができるようになれば、お好みの香りや味の付いた歯磨き粉を使用してもいいですが、無理に使う必要はありません。 好きな歌が終わるまでに歯みがきを済ませる、歯みがきができたらカレンダーにシールを貼るなど、ゲーム感覚にすると歯みがき嫌いな子でもやる気が出ることがあります。…
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実は怖い歯周病5つの誤解とその正解 むし歯がなくても、小学生でもなるって本当?

歯周病は、中年以降の日本人では80%がかかっている病気だ。初期は目立った症状がなく、ゆっくり進行するため、「静かな病気(サイレント・ディジーズ)」とも呼ばれ、日本人が歯を失う最も大きな原因となっている。 しかし安心してほしい。歯周病は正しい知識さえあれば防ぐことができる病気なのだ。それなのに、世の中には歯周病の専門家から見て、首をかしげたくなるような不正確な情報が蔓延(まんえん)しているという。 そこで、歯周病の原因・治療・予防についての研究や歯科医師の教育を行っている日本歯周病学会と、日本臨床歯周病学会が全面的に協力し、歯周病に関する“正しい”知識の普及を目的とした初の書籍、『日本人はこうして歯を失っていく 専門医が教える歯周病の怖さと正しい治し方』(朝日新聞出版)を発売。本書から特別に、歯のケアに対する5つの誤解と正解を紹介する。 *  *  * 【誤解その1】「歯槽膿漏」と「歯周病」は違う病気だ <正解 歯槽膿漏=進行した歯周病> 高齢の方にはなじみのある「歯槽膿漏(しそうのうろう)」は、実は重度の歯周病のこと。歯周病は、歯を支える骨(歯槽骨/しそうこつ)や歯肉(歯ぐき)などの「歯周組織」が歯周病菌に侵される感染症です。 歯周病は、「歯肉炎」と、歯周組織まで進行した「歯周炎」の2段階に大きく分けられます。歯肉に炎症を起こす「歯肉炎」から始まり、「歯周炎」に進行すると歯肉(歯ぐき)がぷよぷよしたり、膿が出たりするようになります。さらに重症化すれば歯を支える歯槽骨も溶け、やがて歯は抜けてしまいます。進行した歯周病、つまり、歯周炎は、一昔前までは歯槽膿漏と呼ばれていましたが、今では「歯周病」という名称が一般的になっています。 【誤解その2】歯周病は歯肉から膿が出る病気だ <正解 自覚症状が出る頃には歯周病はかなり進行している> 歯周病はかつて歯槽膿漏と呼ばれていたせいか、漢字どおり「歯肉がぷよぷよして『膿』が出る」といった状態をイメージしている人が多いようです。膿が出るのは確かに歯周病の症状の一つです。ただ、このような症状に気づく頃には、歯周病はかなり進行してしまっています。 初期には、歯肉の腫れやむずがゆさ、歯を磨いたときの出血といった症状が現れますが、いずれも自分では気づきにくいもの。しかし、この段階で治療を始めれば歯を失うことはなく、早く良くなります。 歯周病初期はなかなか自分では気がつくことができないということを知っておきましょう。 【誤解その3】歯肉からの出血はよくあること。放っておけば治る <正解 歯肉の炎症が原因で歯周病の可能性大。すぐ歯科医院へ!> 「ブラッシングのたびに歯肉から出血するが、放っておけば治るから大丈夫」と軽視している人は多いのではないでしょうか? しかし歯肉からの出血は、歯周病の初期症状である可能性が高いのです。 初期には歯肉が少し腫れる、何となくむずがゆいといった症状が出ていることも多いのですが、出血のようにはっきりした症状ではないので、ほとんどの人は気づきません。歯周病は「サイレント・ディジーズ」と言われ、気づかないうちに歯肉の内側の見えないところで歯を支える骨などがジワジワと破壊される病気です。 患者さん自身が気がつきやすい歯肉からの出血は、歯周病を早期発見・治療するチャンスなのです。 【誤解その4】歯周病予防は中高年になってからやればいい <正解 小学生でも歯周病になる。早くから歯科医院に通いケアを> 歯周病はかつて歯槽膿漏と呼ばれていた頃のイメージで、「高齢者の病気」と捉えられることも多いようです。 しかし、若者が歯周病にならないわけではありません。厚生労働省が2011年におこなった「歯科疾患実態調査」によると、すでに歳で%、20代は約14%、30代になると5人に1人が歯周病になっています。また歯周病の中でもとくに重症化しやすいタイプの「侵襲性歯周炎」は「若年性歯周炎」ともいわれ、10代20代で発症します。 将来、歯がボロボロになって後悔しないように、若いうちからむし歯予防だけでなく歯周病予防も始めましょう。 【誤解その5】むし歯がないのに歯周病になるわけがない <正解 むし歯がなくても発症する。むしろむし歯がない人ほど注意を> 世の中には、むし歯がほとんどないという人がいます。Aさん(46歳)もその一人。昔からむし歯がないことが自慢でしたが、あるとき「下の前歯が1本、突然抜けてしまった」と、受診してきました。丈夫そうな歯が並び、一見問題なさそうなのですが、土台部分の骨はかなり溶けていて、抜けた原因が歯周病であることは明らかでした。むし歯も歯周病も、もともとの原因は細菌感染ですが、細菌の種類は異なるため、むし歯になりにくいからといって歯周病にもなりにくいなどということはありません。 若い頃からむし歯に悩む人は比較的自分の歯を気にかける傾向が高いため、歯科医院に定期的に通院し、意外と歯周病になりにくい場合が多いのです。
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あなたが痩せない理由は『歯』に関係あるかも!歯が悪いと太っていく!?

もう夏ですね!夏と言えば、海!! 彼に水着姿を見せるために、ジムに通ったりとダイエットに励んでいる方も多いと思います! ダイエットも大切ですが、もっと身近なことで、もっと大切なことを見落としでませんか? 【虫歯が多かったり、噛み合わせが悪いとブクブク太っていく??】 虫歯と噛み合わせと肥満には実は深い関係がありました! 早食いの人に肥満の人が多いのはよく知られています。 性格的にせっかちな人が早食いになるというイメージがありますが、実は早食いの原因には虫歯と噛み合わせがあるんです。本日は虫歯と噛み合わせと肥満についてまとめました。 虫歯と噛み合わせと肥満を紐解くカギは、「噛むこと」にある! 歯の最も基本的な役割は、噛むことにあります。 よく噛んで食べることは、ダイエットだけでなく健康のためにもよいとされています。 ところが、虫歯になったり、噛み合わせが悪かったりすると「噛む」という働きにさまざまな障害が起こってきます。 虫歯が進むと、冷たいものや熱いものなどが、しみるようになります。 さらに進行すると、痛みの頻度や感覚が長くなってきます。 徐々に痛みは増していき、歯と歯がぶつかるだけでも痛みが出るようになってきます。 このような不快な症状が起こると、人間はそれを避けるような行動をします。 つまり、噛みたくなくなるわけです。 噛むのは嫌だけれどお腹は空く、だからしっかりと食べ物を噛み砕いて飲み込むことをせず、ある程度噛んだら、飲み込んでしまったりします。 また、歯並びが悪く噛み合わせが悪いと、うまく噛むことができず、丸飲みする傾向があります。 特に前歯が噛んでいない人に多い傾向がみられます。 つまり、「噛む」という作業を飛び越えてしまうため必然的に早食いになってしまいます。 虫歯や噛み合わせが悪いことによる早食いが、肥満を引き起こします! ではなぜ早食いは肥満になりやすいのでしょう。 それは、脳の働きに関係しています。「噛む」という行動が脳に伝わると満腹中枢を刺激してお腹がいっぱいという感覚が起こります。つまり食べ過ぎを防止してくれるのです。 ところがあまり噛まずに食事をすると、満腹中枢が刺激されにくくなり、なかなか満腹感を感じないことがわかっています。 同じ食べ物で比較しても、よく噛む人と噛まない人では満腹になる量が異なるという報告されています。 ですから、あまり噛まずに飲み込む早食いの人は肥満になりやすいといえるのです。 また、早食いの人には胃腸障害がある人も少なくありません。 噛む回数を多くすればするほど唾液は多く出ます。昔の人は30回噛んでから飲み込みなさいと言っていました。これはとても理にかなっています。噛むことで唾液を多く出し、満腹中枢も刺激する。噛みながら唾液に含まれている消化酵素の働きで第一段階の消化を促す。 しかし、噛む回数が少ないとそれらの働きが十分にされず、胃に入ってくる食べ物が大きいまま、しかもほとんど消化されずに入ってくるため、胃は重労働を強いられることになります。 こうして消化不良などが起こり胃腸障害をおこしやすく、さらに便秘にもなりやすくなるという悪循環が始まるのです。口腔模型…
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歯周病は出産にも悪影響? 歯を失うだけじゃない、歯周病の怖さとは

歯周病は、中年以降の日本人では80%がかかっている病気です。初期は目立った症状がなく、ゆっくり進行するため、「静かな病気(サイレント・ディジーズ)」とも呼ばれ、日本人が歯を失う最も大きな原因となっています。 しかし安心してください。歯周病は正しい知識さえあれば防ぐことができる病気なのです。それなのに、世の中には歯周病の専門家から見て、首をかしげたくなるような不正確な情報が蔓延(まんえん)しているといいます。歯科ユニット そこで、歯周病の原因・治療・予防についての研究や歯科医師の教育を行っている日本歯周病学会と、日本臨床歯周病学会が全面的に協力し、歯周病に関する“正しい”知識の普及を目的とした初の書籍、『日本人はこうして歯を失っていく 専門医が教える歯周病の怖さと正しい治し方』(朝日新聞出版)を発売。今回は特別に本書から、近年、さまざまな研究結果から明らかになった、歯周病が全身に及ぼす影響について紹介します。 *  *  * 歯周病は、歯周病菌による感染症です。軽いうちであれば歯周病菌は歯肉の周辺にとどまっていますが、進行して深い歯周ポケットが形成されるようになると、その中で炎症を強めるタンパク質(サイトカイン)などがどんどん増え、歯肉の血管から血液中へと流れ出していきます。血流にのって臓器や血管壁にたどり着いた歯周病菌やサイトカインは、毒性を発揮し、糖尿病や心臓病を悪化させるなど全身にさまざまな悪影響を及ぼすのです。 また「気道」も、歯周病菌が体内に入り込む経路の一つ。口の中にいる歯周病菌が食べものや唾液に混ざり、誤って気道から肺へ流れ込むと、誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)などを引き起こします。 ■歯周病が引き起こす全身病 近年、さまざまな研究結果から、歯周病が全身にどのような影響を及ぼすのかが明らかになってきました。 【糖尿病】 糖尿病では、網膜症、腎症、神経障害、末梢血管障害、大血管障害といった合併症を引き起こしやすいことが知られています。歯周病はこれらに続く「第6の合併症」といわれているほど、糖尿病と密接にかかわっています。 まず糖尿病になると、体を感染から守る免疫細胞の働きが落ち、歯周病などの感染症にかかりやすくなります。さらに糖尿病の人は、血糖値を下げる作用があるインスリンというホルモンの分泌が減少したり働きが低下したりすることによって血糖値が上がり、高血糖になっています。高血糖の影響で炎症が強まるために、歯周病の症状も悪化しやすくなるのです。 また、歯周病の炎症によって作り出される物質(サイトカイン)のいくつかには、インスリンの効きを阻む「インスリン抵抗性」があるために、歯周病患者は、血糖コントロールがしにくくなり、糖尿病を悪化させてしまいます。糖尿病は歯周病を悪化させ、歯周病も糖尿病を悪化させる――というように、双方向で悪影響を及ぼしているということです。 しかしこれを逆手にとって、歯周病をしっかり治療すれば、血糖コントロールを改善できますし、薬や食事、運動などで血糖値が安定すれば歯周病の症状も良くなります。 【循環器の病気】 これまで1000人以上を対象におこなわれた研究によって、歯周病が重症化した人はそうでない人に比べて脳卒中や狭心症・心筋梗塞などの循環器病の発生率が~倍も高いことが明らかになっています。さらに、循環器病の原因となっているアテローム性動脈硬化症(コレステロールなどの脂質が動脈内膜におかゆ状に沈着した動脈硬化)の程度が、歯周病と関連していることもわかってきました。「アテローム性動脈硬化を起こしている部分を手術したら、そこから歯周病菌が検出された」という報告もたくさんあります。 循環器病には歯周病菌が直接血管に障害を与えるだけでなく、炎症の起きた歯周組織で作られる「炎症性サイトカイン」が血流を通じて心臓や血管に移動することによって血管内皮細胞やアテローム性動脈硬化部分の免疫細胞が活性化され、心臓血管系の異常を引き起こすのではないかと考えられています。 また心臓の病気の一つ「感染性心内膜炎」の場合、口の中の歯周病菌が原因になっていることもあります。抜歯や出血をともなう歯肉の治療時に歯周病菌が血液中に入り込み、心臓の内壁を覆う「心内膜」に感染して炎症を起こし、心臓の働きが低下します。 とくに心臓病の手術や検査を受けるなどして感染症に対する抵抗力が落ちている人や、弁膜症など心臓の病気がある人は注意が必要です。 【骨粗しょう症】 骨量が減少して骨がスカスカでもろく折れやすくなった状態を「骨粗しょう症」といいます。加齢とともに誰でも骨量は減少するものですが、とくに閉経以降の女性は女性ホルモンの分泌が減少するとともに骨量もぐっと少なくなるので、骨粗しょう症が多く見られるようになります。また、歯周病に侵された歯肉の中で産生される炎症性サイトカインには、骨代謝に影響を及ぼすものがあるということもわかってきました。 逆に骨粗しょう症の人が歯周病になると、他の骨と同じように歯槽骨がもろくなり、吸収されるスピードも速まるので、歯周病が悪化しやすいといわれています。 【リウマチ】 関節リウマチは免疫の異常などが原因で、手や足の関節に痛みや腫れをともなう炎症が起きる病気です。関節リウマチと歯周病には同じ炎症性サイトカインが関連しているなど共通点も多く、関節リウマチの患者は歯周病にかかりやすいことがわかっています。とくに口の中を不潔にしていると、歯周病が重症化しやすくなります。関節リウマチの患者さんは手指の動きが悪いので、歯ブラシを思うように動かせないことも重症化の一因でしょう。 逆に歯周病があると関節リウマチの病状に影響を及ぼすなど、双方向で関連しています。 【誤嚥性肺炎】 歯周病菌が気道経由で感染を広げる病気の代表が、「誤嚥性肺炎」です。口の中の歯周病菌が唾液や食べ物に混じって気道に入り込み、肺に感染を起こします。通常は唾液や食べ物が気道側に入ることはありませんが、高齢者は飲みこむ力が弱く、さらに感染に対する抵抗力も低下しているために誤嚥性肺炎を起こしやすいのです。 肺炎は80歳以上の高齢者では死亡原因の3位であり、予防を心がけなければならない病気です。高齢者に口腔ケアをおこない、歯周病菌などの口内細菌が減少すると、肺炎の発症率を低下することが報告されています。 【早産・低体重児出産】 歯周病は、出産に悪影響を与えることもわかってきました。1996年に初めて「早産の危険因子の一つ」という研究報告が発表されて以降、各国でおこなわれてきた多くの研究を解析した結果、重い歯周病にかかった女性は早産や低体重児を産むリスクが、かかっていない人の倍になることが示されたのです。 早産や低体重児出産のリスクとして喫煙や高齢妊娠がよく知られていますが、細菌性膣炎などの細菌感染もリスクの一つ。歯周病も感染症なので、歯周病にかかった歯周組織が作り出す炎症物質が血液中に入り込み、子宮頸管を柔らかくし子宮を収縮させて早産しやすくさせると考えられています。また、歯周ポケットから血液中に入り込んだ歯周病菌の毒素が子宮などに流れ着き、直接悪さをしている可能性もあります。ただし、歯周病を治療すると早産や低体重児出産のリスクを減らすことができるかどうかは意見が分かれており、まだ明らかな結果が出ていません。…
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指しゃぶりは歯並びを悪くする?

“指しゃぶりをすると歯並びが悪くなる”子育て中の方は、きっとこんなフレーズを耳にされたことがあるのではないでしょうか。現代では歯列矯正をする人も多く、お子さんの歯並びについて心配される方も少なくありません。赤ちゃんの時から始まる「指しゃぶり」。いつまで続け、卒業するのかは個人差があり、一人一人違います。一体、何歳ぐらいまでなら指しゃぶりを続けても良いのでしょうか?今回は、いつやめさせた方が良いのか、放って置いても良いのか悩んでしまう、「指しゃぶり」と“歯並び”の関係についてお話していきます。 指しゃぶりは何のため? そもそも、私達人間が赤ちゃんの頃から自然と「指しゃぶり」をするのは何故なのでしょうか? 赤ちゃんは、生後二~三カ月ごろから「指しゃぶり」(吸啜反射)を示します。お腹の中にいる時からしていることもあるそうです。これは本能的なもので、1~2歳くらいまではごく普通に見られます。 赤ちゃんの“唇に何かが触れると吸う”という本能的な行為は、おっぱいを吸うためであったり、何となく落ち着いたり安心したりするため、そして最も敏感な器官である口で色々なものを確認するため、だと言われています。確かに、赤ちゃんを見ていると指だけでなく足までしゃぶったり、掴んだものは何でも口に持っていったりしますよね。指しゃぶりも五感の発達の一過程で、ごく自然な現象です。ですから、この時期に指をしゃぶることについては、全く心配いらないでしょう。 指しゃぶりの原因 それでは、すくすくと成長し乳幼児から幼児になっても「指しゃぶり」をするのはなぜでしょうか。これに関しては、欲求不満、家庭環境、親子関係、単なる癖として残っているなど様々な説があります。その子によっても一人一人理由は違うでしょう。以下に、原因として考えられることをあげていきます。 ■ 指をしゃぶることが習慣になっている 昔からの習慣として残ってしまう場合があります。 ■ 指を吸うことで満足・安心する おっぱいを吸っていた時のような安心感が得られるため行う場合もあります。 ■ 子どもの生活環境 都市化・少子化・核家族化された環境により習癖化されてしまうこともあります。 ■反射行為 本能的な反射行為として口に入ってきたものを吸っていることも考えられます。 ■精神的に不安定なストレスがある 何かに不満・不安がある時、寂しさ◾愛情に飢えている時などに現れることがあります。 このように色々なものが考えられますが、取り除ける原因であれば、それを取り除くことで指しゃぶりが治まっていくこともあります。まずは原因となっていることがないか、お子さんをよく観察したり、今までのことを思い返したりしてみて下さい。 指しゃぶりの歯並びへの影響 指しゃぶりを続けていると、一体どんな歯並びになってしまうのでしょうか。一口に“歯並びが悪くなる”と言っても、その乱れ方は様々です。ここでは、指しゃぶりが原因と思われる歯並びの乱れ方について見ていきましょう。 ■開咬(かいこう):上下の前歯がかみ合わない状態 ■上顎前突(じょうがくぜんとつ):上の歯が前に出た(いわゆる出っ歯)状態 舌で前歯を押す癖によって起きる開咬や、出っ歯になると、上下の唇が閉じにくくなってしまいます。上手く口が閉じられなくなった締りのない口元は、だらしない印象を与えてしまうこともあります。 ■交叉咬合(こうさこうごう):上下の歯を噛み合わせた時に、上下の歯列が左右にずれている状態 交叉咬合になると、奥歯で物を強くかんだり、歯を食いしばったりすることができなくなってしまいます。 こうした歯並びの乱れは、見た目だけでなく、歯本来の“噛む” という役割にも影響を及ぼしてしまいます。一度乱れた歯並びを整えることは、時間も費用もかかりますし、決して簡単なことではありません。親心としては、防げるものは防いであげたいですよね。…
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ラバーダム防湿で根管治療をすると成功率が上がる5つの理由

今回は歯の根の治療のときに使うラバーダムについてお伝えします。ラバーダムとはラバーダム防湿といい、主に根管治療のときに使う道具です。実はラバーダム防湿をすると歯の根の治療中に、唾液の細菌が根の中に入るのを防ぐことができるのです。いい治療法ですよね。今回はラバーダム防湿を行うと根管治療の成功率が上がる5つの理由をお伝えします。ぜひ参考にしてください。 1.ラバーダム防湿とは 歯の治療をするとき、歯の周りにかけるゴムのシートのことをラバーダム防湿(ぼうしつ)といいます。口の中は唾液に含まれる細菌や水分があり、虫歯の治療や歯の根の治療の根管治療(こんかんちりょう)の妨げとなります。そのためラバーダム防湿で口の中から歯を隔離し、水分を防湿しながら清潔な状態で治療をおこなうことができます。 根管治療とは 根管治療は歯の神経が死んでしまったとき、歯の神経が入っていた歯の中の空洞を綺麗にし、細菌が感染しないように薬を詰めることです。根管治療は清潔な状態で行わないと、根の中に細菌が感染し、歯の根の先に膿が溜まる歯根嚢胞(しこんのうほう)ができることがあります。そのためラバーダム防湿をし、歯の根の中に細菌が入らないようにして、治療を行います。詳しくは「歯の寿命はこれで決まる!歯の根の治療の根管治療と全情報を大公開」を参考にしてください。 2.ラバーダム防湿で根管治療をすると成功率が上がる5つの理由 2−1.唾液による感染を防ぐことができる ラバーダム防湿をすることによって歯の根の中に細菌が感染しないようにして、治療を行うことができます。歯の根の中は神経が死んでしまうと、自然に改善することができません。そのため根管治療をして、歯の根の中をきれいにする必要があります。ラバーダム防湿をせずに根管治療を行うといくら歯の根の中をきれいにしても、唾液によって再度感染してしまうために、根管治療の成功率が下がってしまいます。 2−2.治療部分を消毒できる 根管治療を行う部分は清潔な状態で行う必要があります。そのため治療する部分を消毒してから治療を行います。しかし、口の中は唾液があるため、消毒してもすぐに唾液によって流されてしまいます。ラバーダムを使うことによって、消毒剤が唾液に流されずに、きれいな状態で治療ができます。 2−3.水分を遮断できる 歯の根の治療を行った後、再度細菌が感染しなように薬を詰めます。薬を詰めるときには歯の根の中を乾燥させ、薬が歯に密着するようにします。口の中は湿度が高く、乾燥しにくい状態です。ラバーダムをつけることによって、呼吸中の水分を防ぐことができるために、歯の根の中にしっかり薬を入れることができます。 2−4.殺菌力の強い薬を使うことができる 歯の根の中を消毒するには殺菌力の強い消毒剤を使うことがあります。口の中に入ると苦かったり、熱い感じがすることがあります。ラバーダムをすることによって口の中に消毒剤が漏れ出すのを防ぐことができるために、殺菌力の強い消毒剤を使うことができます。 2−5.舌や頬を排除でき集中して治療ができる 奥歯の治療の際は舌や頬が邪魔になり、治療がしにくい場合があります。ラバーダムを使うことによって舌や頬の動きに規制されないために、正確な治療を行うことができます。 3.その他の理由 3−1.器具が口の中に落下するのを防ぐ ラバーダムは口の中に器具が落下することを防ぐことができます。根管治療の際には針金のような尖った器具を使います。ラバーダムがあることによって器具が口の中に落ちたり、間違って飲み込んでしまうことを防止することができます。 3−2.舌や頬を傷つけないようにできる 根管治療の尖った器具で舌や頬を傷つけることを防止することができます。舌などは治療中、無意識に動かしてしまうことがあります。ラバーダムがあれば急に舌を動かしたとしても、保護されているので傷つくことがありません。 3−3.水が喉に入らず苦しくない ラバーダムがあると水が喉に入りにくくなります。根管治療の際には歯の根の中を洗いながら治療を進めていきます。治療中はうがいができないため、水が多く入ってしまうと苦しくなってしまします。ラバーダムがあると喉に水が入りにくく、長時間口を開けていることができます。 4.ラバーダム以外の防湿方法 4−1.歯をストローで取り囲むZOO(ズー) ズーは治療する歯の周りをストローのようなもので取り囲み、唾液や湿気を取り除きながら治療する方法です。ラバーダムが苦手な人や、歯の根がほとんど残っていないためラバーダムがつけられないときに使います。 4−2.ロール状の綿で取り囲むロールワッテ 綿を丸めたロールワッテというもので唾液を吸わせながら治療する方法です。簡易的な方法です。唾液が多い人などは注意が必要です。 5.根管治療以外でラバーダムを使う治療 5−1.神経の保護…
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抜髄すると歯が脆くなり割れやすくなるのか?【歯科知識】

神経を取り除かれた歯は枯れ木のようになってしまう? 抜髄とは、歯の内部に存在する歯髄(俗に言う歯の神経)を取り除くことです。ちなみに歯髄のある歯牙のことを「生活歯」と言い、抜髄を行った歯牙のことを「失活歯」と言います。 この抜髄された失活歯ですが、神経を抜くことによって歯が欠けたり割れやすくなるという話は聞いたことがあるでしょうか?ネットで検索してみると、抜髄してしまうと歯が死んでしまい、歯質が脆くなるという情報が多く出てきます。 でも本当に歯は脆くなってしまうのでしょうか? 歯質は生活歯でも失活歯でもほとんど変わらない 抜髄していない生活歯と抜髄してしまった失活歯の歯質を調べてみると、なんと歯質自体の強度はほとんど変わらないようです。では何で抜髄すると歯が脆くなると言われているのでしょうか? 抜髄する際、歯の内部を削ったりするので当然歯質は薄くなり、薄くなるとどうしても強度は下がってします。それに、抜髄して根管治療した後に入れたメタルコアのポストが歯髄腔に入っている影響によって歯根破折する可能性が残念ながら高くなります。歯科用タービンハンドピース 抜髄したから脆くなったのではなく、おかれている状況が変化したために破折する可能性が高くなったというのが正しい表現だと思います。 ちなみに抜髄治療の成功率は90%で、どんなに丁寧な抜髄治療でも100%絶対に成功するわけではないようです。しかも成功か失敗かは数年経過してレントゲンでチェックしなきゃ分かりません。
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歯がしみてつらい…知覚過敏から解放される10の方法

暑い季節はアイスクリームや冷たいジュースで、寒い時期は歯磨きのたびに…と、なにかと頻繁にしみる知覚過敏。虫歯でないとは言ってもつらいものですよね。なんとかこの不愉快な症状から解放される手だてはないものでしょうか?ここでは知覚過敏に対する治療法、また、知覚過敏にならないため・悪化させないために気をつけるべきことについて、歯科医師・岸本 佐智先生による監修記事でご紹介していきます。 知覚過敏に対する治療法 1.知覚過敏用の歯磨き粉を使う よくテレビのコマーシャルなどで宣伝している知覚過敏用の歯磨き粉は、硝酸カリウムという成分により歯の神経を興奮しにくくさせて痛みを感じるのを抑えるという作用を利用しています。1~2週間ほどで症状が緩和される効果が期待できるようです。 2.しみている部分に薬を塗る 歯の神経の外側にある層、象牙質が露出するとしみる知覚過敏ですが、その露出した象牙質の表面に歯と同じような成分の結晶でできている薬を塗ると、痛みを感じる神経への刺激を遮断してくれ、知覚過敏を起こさないようにすることができます。歯科医院で塗ってもらう方法と、家庭でもできる歯磨き粉タイプのものがありますが、歯科医院で塗るタイプのものの方が当然効果は高く、即効性が期待できます。 3.しみている部分を材料でカバーする 歯根が出ていて知覚過敏を起こしている象牙質の表面に、接着剤で樹脂をコーティングします。または歯が大きく凹んでいたりくさび状に欠けていたりする場合、もともとの歯の形を想定して樹脂の材料を詰めます。そうすることで神経へ刺激が伝わることを防ぎます。ただ、この方法は毎日の食事や歯磨きではがれることがあり、はがれてしまうと効果はなくなりますのでやり直しが必要となります。 4.マウスピースをつける 歯ぎしりや食いしばりなど、過度にかみ合わせに力が入ることによって知覚過敏が起きることがあります。起きている時の食いしばりは、意識してやらないようにできますが、寝ている時の歯ぎしりはマウスピースをつけることにより過剰な負担が歯にかからないようにします。 5.歯周病の治療をする 歯周病によって歯茎が下がると歯根が露出してきて知覚過敏が出やすくなります。治療をしなければ歯茎はどんどん下がってきて、より一層知覚過敏が悪化してしまうことになりかねません。ただ、歯周病の治療である歯石除去をすることによって、それまで歯根をカバーしていたものが剥がれてしまうことになり知覚過敏が一時的に酷くなってしまうこともありますが、悪化を止めるには避けられない処置ですので、一時的な症状の悪化には塗り薬などを併用して治療をすすめていきます。 6.自然治癒を期待する 知覚過敏は起こってから1~3年ほどで自然に治ってしまうこともあります。これは象牙質の露出している部分で唾液の成分や歯磨き粉のフッ素などによって再石灰化がおこったり、神経の防御反応で神経の周りに壁を作ることによります。 7.神経を取ってしまう これは最後の手段です。知覚過敏が生活に支障をきたすレベルで耐えられない場合には痛みを感じる神経を取ってしまえばもちろんしみなくなります。ですが、この方法は安易に行うべきではありません。なぜならば歯は神経をとるともろくなってしまい、歯の寿命が短くなってしまうからです。 日常生活で気をつける3つのこと 加齢による歯茎の後退はある程度仕方のないことですが、自分でできる、なるべく知覚過敏の状態に陥らないようにするためのポイントを挙げます。 ■歯磨きは優しくおこなう 固い歯ブラシでゴシゴシと歯を磨いていませんか? 歯茎の後退を防ぐためには、柔らかめの歯ブラシで力を入れずに磨くのがポイントです。 ■歯周病の予防に努める 歯周病は、歯茎をどんどん後退させてしまう原因となります。 具体的には、歯垢をためないように歯磨きをする、定期的に歯科医院で歯石取りをしてもらうといった方法があります。 ■酸の多い食べ物、飲み物を摂りすぎない お酢や炭酸飲料など酸の多いものを食べたり飲んだりした後の歯は、エナメル質がやわらかく、傷つきやすくなっています。また、逆流性食道炎などで胃酸が上がってきた時も同様です。 すっぱいものを食べた後には、積極的に酸を中和する牛乳やチーズなどの乳製品を摂取すると良いでしょう。 知覚過敏は歯科矯正で予防しよう! 知覚過敏は、強い歯ぎしりが原因となることが少なくありません。そこで、予防のためにも矯正治療による正しいかみ合わせづくりをおすすめします。…
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