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知らないと損をするセラミック治療の誤解

 セラミック治療って見た目を綺麗にする治療ですか?と聞かれると、答えはノーです。もちろん見た目を綺麗にするのも主な目的の一つですが、他に本当の目的があるのです。もし見た目だけの治療で私には関係ないと思われている患者様がおられましたら、虫歯の治療を受ける前にぜひ知っておいていただきたい。知らなければ患者様が損をしてしまうかもしれないからです。

 
銀歯が気になるので白くしたいという患者様の悩みを最近よく耳にします。
会話の最中に口元を手で隠される方がおられますが、よくよく見てみるとお口の中に銀歯が見えます。お口の中に銀歯があるので気になって大きく笑えない。笑顔に自信がない。これは切実な悩みです。歯科治療がそのような悩みを引き起こしてしまっているのは、残念でなりません。
 
そんな悩みを解決できる治療がセラミック治療です。セラミック治療とはお皿などに使われる陶材を歯科治療に使う被せ物や詰め物に応用したもので、歯に近い色や透明感を再現することができる治療です。
 
口元からこぼれる白い歯は、それだけで健康的に見え大変魅力的です。今まで銀歯が気になって大きく笑えなかった方が、輝く笑顔を取り戻すのは素晴らしいことです。自信を取り戻し、性格まで明るく活発になる方もいらっしゃいます。
 
しかし、セラミック治療といいますと、審美目的で費用が高額なイメージをもたれている方が多いと思います。実はそれは間違った認識です。
 
一般的に日本ではまだまだ認知されてないことなのですが、セラミック治療の最大のメリットは虫歯の再発が銀歯に比べ非常に少ないということです。銀歯がセラミックに置き換わっただけなのに、そんなことあるの?と思われるかもしれないですが、これは科学的根拠があり実証的なデータもある事実なのです。そこで今から科学的根拠のある事実だけをお伝えします。
 
 
虫歯の再発は通常、歯と詰め物の境目にプラーク(歯垢)が付着することにより進行します。プラークというのは細菌の塊で、1mg中におよそ10億個の細菌が生息していると言われています。爪楊枝の先でプラークを取ると、その中にはおそらく数百億の細菌が生息していることでしょう。この細菌が歯を溶かす酸を作り虫歯の原因になるのです。
つまり、虫歯治療に使う材料は境目が少なく、プラークが付着しないものが適した材料ということになります。
 
一般的に保険治療で使用されている銀歯はどうなのかといいますと、多くの方が受けられている治療なので非常に申しあげにくいことなのですが、虫歯治療に使うには適しているとは言えない材料です。
 
銀歯の治療に使われる金属は金銀パラジウム合金といいます。この金属は1960年の戦後まもない時期に、比較的安価に使用する目的で、日本が開発したものです。本来歯科治療に使う金属はお口の中で腐蝕せず、歯と似た硬さを持つ金合金(金含有率75%以上)であるべきなのですが、国の財政的な理由から金の含有率を12%まで落としたものを代用金属として使用しています。それが金銀パラジウム合金(銀合金)なのです。
 
この金属の約50%は銀でできています。銀は光に当たるだけでも錆びてくる位、不安定な金属です。歯科用合金は金や白金などの貴金属が75%以上含まれていないと化学的に安定せず、お口の中で金属が腐蝕して溶けだしてしまいます。銀自体は人体には問題は少ないのですが、パラジウムも一緒に溶けだしてしまうことが問題視されています。
 
パラジウムというのは金属アレルギーを起こしやすい人体に有害な金属です。ドイツなどの医療先進国では、パラジウムが体に与える悪影響を考慮して、パラジウムフリー(パラジウムを含まない、パラジウム0%)の金属を使うことを強く推奨しており、外国製の日本向けの歯科金属のパンフレットでも、「この金属はパラジウムを含みません」ということをわざわざ謳っているほど、パラジウムは身体に良くないと広く認識されています。
 
さらに、金属自体も腐食が原因で凹凸ができ、境目が広がり細菌の温床となってしまいます。細菌の温床になるということは、プラークが付着するのと同じ意味ですので虫歯再発の原因を作ってしまいます。
 
一方セラミックはどうなのかと言いますと、セラミックは虫歯治療に非常に優位性のある素材です。その理由は、表面が非常に滑沢で凹凸が少ないため、プラークが付着しにくいからです。さらに、化学的に非常に安定した素材ですので腐蝕することは一切ありませんので長期にわたり虫歯再発のリスクを抑えることができます。
 
もう一つの大きな特徴は、セラミックはレジンセメントという最新の接着剤と非常に相性がよく、接着した後は歯と強固に一体化して、長期間歯を守ってくれるということです。
 
従来型の接着剤では歯とは一体化せずに、摩擦力を利用して修復物を歯にくっつけるだけのものでしたが、レジンセメントの開発により歯と化学的に接着させることができるようになったのです。つまり、従来型では修復物を歯に留める働きしかしないのに対し、レジンセメントでセラミックを接着させると失われた歯を復元させるような働きをするのです。
その働きによって、残った歯の部分が割れたり、ひびがはいることを防いでくれます。
 
しかし、セラミックのデメリットもあります。歯は強化されるのですがセラミック自体は過剰な力が掛かると欠けたり割れてしまうことがあります。そのため、まれにセラミックが適さない患者様もいらっしゃいます。その場合は、セラミックの裏打ちに白金加金合金を使ったメタルボンドという治療法を用いなければなりません。
 
これらの特性からセラミックは虫歯治療に非常に優位性のある素材だと言えます。従来、虫歯治療に最適なのは金合金と考えられてきましたが、セラミックの研究開発によりそれに近い虫歯再発予防効果が期待できるようになりました。ですので、虫歯の再発も防ぎたいが見た目も綺麗にしたいという患者様には最適な治療法です。
 
時代も変わり、現代では口元にも審美的欲求が高まっていますので、セラミックの持つ自然な見た目はその欲求を満たすものとなっています。通常、前歯を保険治療で被せる場合は、先ほどの金銀パラジウム合金にプラスチックを張り付けたものを使用します。しかし、プラスチックは透明感のない不自然な色で、さらにお口の中では安定しない素材ですので、半年から数年以内に変色してしまいます。それに比べセラミックは半永久的に色調は変化せず、何色もの陶材を層状に盛り上げ真空焼成することにより、天然歯の色調を再現することが出来るのが特徴です。(超音波クリーナー)
 
私は見た目も気にしないし、虫歯が再発してもやり直せばいいと思われる患者様もおられるかもしれません。しかし、その考えは非常に危険です。再治療の繰り返しは将来的に抜歯になるリスクが非常に高くなります。
 
その理由は、虫歯が再発すると歯そのもの自身がかなり崩れます。それだけでも恐ろしいことなのに、かなり多くの場合で虫歯が神経まで到達して神経も切除しなくてはならないのです。神経を切除すると歯がもろくなり将来的に歯が割れて抜歯になってしまうリスクが高くなります。
 
 
1本歯を失うと周囲の歯にも大きな影響を及ぼします。歯が失われた場合、一般的には両隣の歯を削って歯をつなげるブリッジ治療や両隣にバネをかける入れ歯治療を行います。
この治療は両隣の歯に負担を掛け、メインテナンスが行き届かないと歯を駄目にしてしまうことがあります。インプラント治療という人工の根を植えて両隣の歯に負担をかけない治療もありますが、費用や適応症の問題から全ての人に行えるわけではありません。
ですので、1本の歯を大切にするということはとても大事なことなのです。
 
さらに、再治療のリスクが少ない治療法を選択することで、再治療の費用や通院の時間を節約することができます。もちろん、再治療の不快な体験も回避することができます。これは想像していただくだけでも、相当なメリットだとお分かりになっていただけると思います。
 
 
そんな良い治療をなぜ今までおしえてくれなかったの?と思われるかもしれません。それは歯科医師側から費用やお金の話を切り出しにくいため、患者様にとって一番いいと思う治療法や材料があるのを知っていながら、不本意ながら保険の範囲内で金銀パラジウムを使用してしまう場合が多いからなのです。
 
 
金銀パラジウムを使った被せ物治療は、耐用年数(材料そのものの劣化が起こるまでの平均年数)2~5年。平均使用年数(何らかのトラブルが起こるまでの年数)7.1年(歯チャンネル調べ)です。
オールセラミッククラウン(セラミックだけを使用した被せ物)の5年生存率(5年間割れたりトラブルが出ない確率)は約95%です。(歯チャンネル調べ)
オールセラミックは比較的新しい技術ですので、長期にわたる統計がないのですが、5年生存率95%というデータから長期の使用年数が見込まれるでしょう。
 
保険の範囲内で費用の負担が少ないからといって、十分な説明もなく勝手に金銀パラジウムを入れるのは歯科医師の犯罪行為だといっても過言ではありません。
考えてみて下さい。例えば、医科で心臓の手術をするときに、最良の治療法を提示されず5年しかもたない材料を保険の範囲の治療だからと勝手に使用されたらどうですか?歯科では命にかかわる問題ではないからと、こんなことが平然と行われているのです。
しかし、本当は歯科医師が自分や、自分の家族にするのと同じ治療を提供したい。患者様が歯の健康と自信を取り戻すことこそが私達歯科医師の本当の願いなのです。
 
○○歯科ではできるだけ多くの人に良い治療を受けていただきたいという考えから、このセラミック治療を受けた歯に、もしトラブルが起きた場合は定期メインテナンスに来ていただいているという条件付きで5年以内であれば無償で治療のやり直しをいたします。つまり、先ほどの5年生存率95%の残り5%のリスクもこちらが負担するということですので安心して治療をお受けになって下さい。
 
もしこの治療に興味を持たれた方は、お気軽に担当の歯科医師やスタッフにご相談下さい。
○○歯科の3つのお約束
1、無理に勧めることは絶対にありません。
2、患者様に最善の治療方法を提案いたします。
3、専門的な知識を提供したうえで、患者様に治療法を決定していただきます。

 

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