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放っておくと怖い「食いしばり、歯ぎしり」 日常生活で気をつけるポイント

歯のクリーニングに行ったら、歯科衛生士に「食いしばり癖がありませんか?」と尋ねられました。ドキッ。確かに、身に覚えがありました。
 
最初に気がついたのは18歳のとき。受験を前に、激しい頭痛が起こったのです。奥歯も痛く、親知らずかと思って歯医者に行くと、歯ぎしりをしていたのではと指摘されました。歯ぎしりをする人は、食いしばり癖があるといいます。過度の緊張(ストレス)により、知らず知らず“食いしばって”しまうのです。
 
 
その後、歯ぎしりは、時折人に指摘されていました。ひどいときには、「キリキリキリ…」と自分で聞こえて起きることも。
 
しばらくして、奥歯が虫歯になって歯医者へ。すると、長年の食いしばり癖のため、なんと奥歯が割れていたのです。そこからばい菌が入り、虫歯になったとのこと。結局その奥歯は抜きました。
 
実はそのとき、食いしばりを防ぐためのマウスピースを作ってもらったのですが、装着すると、それが気になって眠れなくなり、サボっていました。でもその後、無自覚のうちにやっていたのですね。前出・歯科衛生士が、筆者の歯茎が腫れていたために気がついたというわけです。
 
■どういう人がなるのか、原因は
 
食いしばり、歯ぎしりをする原因は、ストレスが大きいといわれます。また、緊張を強いられる職業の人(スポーツ選手など)にも多いそうです。
 
■問題なの?
 
食事の時と異なり、食いしばり、歯ぎしりは、体重の1.5から2倍の力がかかるといわれ、歯・歯肉、歯を支えている骨やその周辺の組織にさまざまな悪影響を及ぼします。
 
・歯に余計な力が加わることで歯や周囲組織を破壊するため、歯が割れたり折れたりする
・知覚過敏、歯周病
・顎関節症
・頭痛、眩暈、首や肩こり、腰痛
・顔面のゆがみ
 
など。
 
■こんな人は要注意
 
夜間または日中の無意識の食いしばりを自覚することが少なく、歯ぐきが炎症を起こしていたり、肩こりや頭痛がひどいという人は、いちど食いしばりを疑ってみましょう。こんな人は要注意!
 
・歯がすり減っている
・知覚過敏がある
・歯と歯肉の境目にくぼみがある
・被せ物がよくとれる
・舌や顎に、圧迫したような跡がある
・歯肉の骨が盛り上がっている
■対策は
 
昼間の歯ぎしり・食いしばり対策としては、まずは、「気づく」こと。(ウォーターピック)
仕事に夢中になっている時など、しっかりかみ締めていないかどうか、自分で意識してみましょう。もし気づいたら顎の力を抜いてストレッチ。
 
口は閉じていても、中の歯まできっちり閉じていなくてもいいのです。
筆者は、「口をダラーンとしておけばいいんですよ~」と医師にいわれました。以来、口のなかの歯を意識しています。「意識すること」が、改善の第一歩なのだそうです。
 
夜間の歯ぎしりには、リラックスし、「上下の歯と歯を合わせない」と自分に言い聞かせる、自己暗示をしてみること。
 
症状が強い場合には、歯科医院でマウスピースを作ってもらうのも1つの方法。筆者は改めてマウスピースを作ってもらうことにしました。というのも、以前に作ったものは、その後の食いしばり癖によって歯が動いているため、もう形が合わなくなっているからだそうです。そう聞くと、恐ろしくなりました。(口腔模型)
 
なるべく長い間健康な歯でいるためにも、これ以上歯茎が下がったり、歯がすり減ったりするのは防がなくては! 歯に気をつけるべきは、虫歯だけではなかったのです。噛み合わせや歯の状態をチェックしてもらうためにも、定期的に歯医者さんに通うことは、大切なのですね。

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