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子どもの虫歯の原因は、親の虫歯菌?

 

この世に生まれ出た赤ちゃんは、お母さんのおっぱいやミルクを飲んですくすくと成長します。だんだん外の世界に興味を持ち始め、手当たり次第にいろんなものを口にするようになったら、そろそろ乳歯が出てくる合図。一般的には6カ月ころから、下の歯ぐきにかわいらしい白い歯が頭を出します。 乳歯は、赤ちゃんが「自分で食べる力」を養う、重要な役割を果たします。「乳歯はいずれ永久歯に生え替わるから」と、ケアを怠ってはたいへん。なぜなら乳歯は、子どもの噛む力や食べる力だけではなく、骨格や容貌、発音までをも左右するからです。

第3回目は、乳歯がいつ、どのように生えてくるのか、また、虫歯はどうして起こるのかについて学んでいきます。(歯科用ダイヤモンドバー)
 
●乳歯の生える時期とその仕組み
 
●赤ちゃんの虫歯の原因は、親の虫歯?
 
●乳歯の健康こそが、赤ちゃんの健やかな成長の鍵になる
 
乳歯の生える時期とその仕組み 
 
下の歯ぐきから、ちょこんとのぞいた小さな白い歯。1本、2本と、かわいらしい歯が生えてくるのを目の当たりにするのは、赤ちゃんの成長を実感でき、親にとっては何よりもうれしい経験。赤ちゃんの体の中で大切に育まれてきた歯の芽がいよいよ日の目を見て、お母さんのおっぱいやミルク以外のものを自分の力で食べるための合図となります。
 
乳歯は、胎生6週目にはその芽(歯胚)が赤ちゃんの体の中でつくられ始めます。10週目にはすべての乳歯のもとがつくられ、組織の分化によりエナメル質と象牙質ができあがります。胎生4~6カ月にはすでに歯の石灰化が始まり、前歯においては出生時には歯冠(目に見える白い「歯」の部分)の半分以上が出来上がっています。このように、赤ちゃんの歯は生まれるまでにすでに多くの部分がつくられており、赤ちゃんの健康で丈夫な歯のためには、いかにマタニティの食生活が重要であるかがわかります。
 
赤ちゃんのいちばん最初の歯が頭を出すのは、生後6カ月くらいからで、下の前歯から生え始めるのが一般的ですが、生え始める時期や箇所もそれぞれで、上の前歯からの子もいますし、9カ月ころになってようやく初めての歯が生える子もいます。人より遅い、下の前歯から順に生えないからといって、特に不安になる必要はありません。歯が生える順序や時期については、歯科学的にもそのメカニズムは解明されておらず、3~4カ月くらいのずれについてはまったく問題ありません。
 
歯の生え始め(萌出)の時期から、赤ちゃんのよだれの量が多くなります。生まれてすぐの赤ちゃんは、おっぱいやミルクが唯一のごはん。口いっぱいに乳首を含み、口を開けたままでお乳を飲み込みます。この時期の赤ちゃんは、基本的には鼻呼吸です。成長するにしたがって口も大きくなり、乳首以外のものも口に入れたがるようになります。
 
歯の萌出と時を同じくして、歯ぐきでものの感触を確かめ、自ずと口の使い方を練習するのです。いわゆる「歯ぐずり」が始まるのもこの時期で、同時に口呼吸ができるようになってきます。つまり、歯の萌出は離乳食開始のサインでもあるのです。しかし、その時期はまだ唇を閉じて唾液を飲み込む(嚥下)ができないため、よだれを口の外にたらしてしまいがち。食べる機能の発達とともに、唇を閉じて唾液を「ごっくん」できるようになるため、じきによだれの量は減ります。(ホワイトニング照射機器)
 
離乳食について詳しくは次回以降に譲りますが、1歳代になって離乳が完了期に入るころにはすべて、乳歯の前歯もだいたい生えそろい、奥歯(臼歯)が頭を出し始めます。
乳歯が生えそろうのは3歳ころ。上下10本ずつで、前歯は上下6本ずつ、奥歯は上下左右2本ずつで、計20本になります。
永久歯が生え始めるのは6歳くらいからで、12歳ごろで第2大臼歯が生えてすべての歯が入れ替わります。18歳くらいで第3大臼歯(親知らず)が生える人もいます。

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